エノキ茸と葱の和風豚肉巻き:ひどい政党だと思いますよ「生方氏解任―幹事長室に風は通らない」
何を巻いてもそれなりの美味しさが得られるので、豚肉巻きというのは取り掛かりやすい料理だと思います。巻き込む素材によっては下茹でする必要もありますが、エノキ茸や長葱は生のまま巻き込んで、肉の間で蒸し焼き状態になった方が風味豊かだと思います。鍋物などでは当たり前のように食べているエノキ茸も、その風味に感動すら覚えます。
また、作るときのポイントとして、薄目のスライスでふっくらとした食感にしたいので、巻き込むときはきっちり巻かずに緩めにします。焼くと肉が縮みますので、その事も計算に入れます。
使用した肉は豚肩のスライスで、部位としては筋が多く、肉の繊維の方向もバラバラですから、カレーライスや小さく切って炒め物等に使うことが多いです。ですから、なるべく薄いスライスを買い置くと多用に活用しやすいです。
今回の味付けは、エノキ茸と長葱に合うように、醤油と味醂、砂糖をバランスよく混合した手製の割り下(レシピ☛)と鰹出汁を同量合わせて、丁度すき焼きの割り下と同じ味付けにしました。甘辛いタレが、豚肉の表面にまぶした片栗粉に絡んでいるだけで全体的に丁度良い味付けになります。
また、お弁当には、焼くだけの状態でラップをし、翌朝同じように焼いて詰めます。時間が経つと味が薄くなりがちですが、表面の片栗粉のお陰で、味付けが持続します。☆➠
お弁当に
材料
- 豚肩スライス・・4枚(200g)
- 長葱・・1本
- えのき茸・・1/2パック
- 片栗粉・・小さじ2
- 割り下・・大さじ2
- 鰹出汁・・大さじ2
作り方
- えのき茸は4等分し、長葱の長さも揃えて4本に切る。
- 豚肉を広げ、1のえのき茸と長ネギを端から巻き込む。
- 表面に片栗粉をまぶし、余分な粉は叩き落す。
- フライパンに薄く油を引き、肉の綴じ目を下に弱中火で焼きつける(蓋はしない)。
- 綴じ目が焼けたら転がして場所を変えながら、全体に焼き色をつける。
- 小ボールに割り下と鰹出汁を合わせる。
- 肉が一回り小さくなり、丸まったら合わせ調味料を流し入れて転がしながら2~3分弱火で味付けする♪
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3月18日、生方幸夫副幹事長は自らの発言問題で解任されましたが、この解任が、物議を醸し出しているようです。いまさら批判でもありませんが、今の政権を選んだのは私達国民ですから、何か物申すとしたら、それは全て自分に返ってくることです。だから何も言わないということではなく、今の政権で起こる物議をしっかり捉えておくという視点で抑えることは、選挙に参加する上で大切だと思います。
生方氏の発言がクローズアップされた時、すぐに持ち上がったのが、鳩山さんの2010年3月3日の予算委員会で、改革クラブの大江康弘氏の質問に対して「民主党の運営をめぐり、犯罪よりも反党行為により重い処分を下すのは当然」と、答弁したことです。
大江氏は、2008年に反党行為で自らが民主党から除籍処分となったことに触れた上で、政治資金規正法違反罪で逮捕・起訴された民主党の石川知裕衆院議員が同党から「何も問われていない」と首相にただした。これに対し、首相は「党にとっては反党行為が一番厳しく罰せられなくてはならない」と答弁した。(犯罪より反党行為に 厳しく=鳩山首相:時事ドットコム)
問題になった生方氏の発言は、小沢氏の政治資金の問題について
「しかるべき場所できちんと説明するのが第一。それで国民の納得が得られなければ自ら進退を考えるしかない」(生方氏解任―幹事長室に風は通らない:朝日コム)
というもので、これは批判というよりも、事実と対応に関しての見解を述べている程度のことだと思います。ここで私が問題だと思うのは、このような発言を容認できないという民主党の器の大きさだと思います。先に抜粋した鳩山さんの発言からうかがい知るのは、ご自身が政権を独裁的立場で扱っているという考え方が根底にある点です。これは、民主党の器を限定的にするもので、これによって党のやり方に反対するものは斬るという事です。
これでは、沖縄基地移転問題で反対する市長や県民をどう見ているかということにも及んで、疑心暗鬼が生じます。
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