2010-03-17

酢キャベツ(キャベツのための酢):上喜撰のカフェインが足りないだけかな?

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 今日は、超簡単なレシピです。生のキャベツによく合う「酢」と、「出汁」の混合比のレシピです。 因みに、画像は水じゃありません。

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 そもそもこの食べ方は、息子の知る居酒屋メニューなのです。また、聞くところによると、自家製の醸造酢だということなので、同じものは作れません。とは言え、酢をかけたキャベツは大変美味しいし、あのまろやなカドの取れた酢さえできれば、手軽に野菜に手が伸びるのではないかと思ったのです。
 実は、子ども達とここで食事をした時、我が家の定番メニューである豚肉とキャベツの塩胡椒炒めに酢と醤油をかけて食べるのが美味しい(レシピ☛)という話が飛び出し、あれこそ簡単に作れるのになあとぼやきつつ、なんとなく家に帰ったら「酢」の試作をしてみようとは思っていたのです。

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 使用した酢は、京都の斉藤造酢店の「玉姫酢」(参照☛) という、まろやかな酢で、ツンとした感じがない酢です。(だったら酢じゃないとか突っ込まない。)この酢は入手困難で、既に残り少なくなりました。身近にまろやかな酢があれば私にも是非教えて頂きたいくらい、今探しています。もし、このような酢がなかったら、ふつうの酢をしばらく沸騰させて、むせるような臭いを飛ばします。ここに、花かつおで取った出汁を同量加えます。この割合が微妙で、その上、酢を限定してしてしまうと味に違いが出て当然ですから、微調整は、出汁の分量で好みにするとよいです。
 次に、キャベツのことですが、最近色々出回っているので食べたことのない種類もありますが、間違いなく美味しく、癖のないのが「グリーンボール」です。細長く、くるみのような形をしていて、葉は肉厚です。

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材料

  • 酢・・50cc
  • 鰹出汁・・50cc

作り方

  1. 小鍋で酢を沸騰させ、同量の鰹出汁を加えて火を止めて冷ます。
  2. 適当な大きさにキャベツを切り、5分水に浸けてシャキッと締める。
  3. キャベツの水気を切り、1の酢をかけてでき上がり♪

***
 極東ブログでは、一昨日の紹介と同じ著者である心理学者、村上宣寛氏の話が続いています。注文した本が届いていないというのに、話の盛り上がりが面白く、未知の世界の魅力に引き込まれてしまいます。
 エントリーによると、村上氏は、企業の採用試験を批判しながら、なんと、採用試験に用いる試験材料の質の良し悪しよりも、採用する側がその判定にあたる資質を備えていないことが、本来の機能を生かしきれていない理由だと結んでいるのです。
 実は、私は、ある企業の代表者の秘書を務めるに当たって、適性検査を受けたことがあります。その時の話が笑えるのですが、約一時間ほど使ってその設問に回答し、その回答の傾向で、どういった人材かを診断するというものでした。私が採用された理由は、物事を判断する能力や、仕事をこなすための段取りなどの判断に私情を入れない男性的なタイプなのだそう。そのポイントが高かったそうです。あっさり見切りをつけてこの会社を辞めたのは、確かにそれが裏づけにもなるのですが、そのような試験を受けたからといって、診断された適性を生かすような仕事なり人事が成されているかというと、ありませんでした。部署に配属してしまえばそれで終りなのです。入社の前に、どういう人物かを単に見るというだけのものでした。適正を生かそうという上司もいなければ、そういう仕事が回ってくるということでも全くありませんでした。
エントリーの終りの部分に

 学問が遅れていて、学会関係者がツケを払うのは自業自得である。しかし、基礎研究を軽視するツケは大きい。基礎がなければ応用もない。現在、日本社会はそのために膨大なツケを払っている。そのコストは年数百億円だろうか。数千億円だろうか。そろそろ気づいてもよいのではないか。

 と、2005に出版された「「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た」の引用がありますが、当時の私の上司というと、戦争を跨いで活躍した年代ですから、大学卒業してキャリヤがあるというよりも、叩き上げの感じです。こう言っては何ですが、適性検査を採用試験にいれてるというだけで、その結果を分析して実際の職務に生かすなどというところまでは考え及んでいない様子でした。ですから、村上氏の話すことは納得できます。まあ、それは今に至っても同じなのだという想像もできます。
 村上氏の話が面白く感じたのは、そういう滑稽な日本社会を心理学の分野で分析して、それを皮肉るような筆致なのかもしれません。
 これに続いて、何ともスマートな皮肉を添えているのが、これ。

gをむき出しにした黒船が東西からやって来れば、あかんぜよ、となるかもしれない。あるいは、黒船はすでに着ていても、上喜撰のカフェインは足りないのかもしれない。

 抜群にスマートなこの皮肉を解釈するにも、幾つかの知識が整わないともったいなくスルーされちゃいます。うちの息子達にはきっと「無理」って言われそうなので、解説しちゃいます。 これは、龍馬が言ったのかもしれない台詞ですよぅ。
 まず、抜粋中の「黒船」や「上喜撰」から、"太平の眠りを覚ます上喜撰たった4杯で夜も眠れず"という言葉が浮かぶかが問われます。この言葉はペリーが残した有名な言葉です(後に詠まれた川柳ですね)。ペリーって誰?ペリーは、アメリカ海軍の軍人で、江戸時代に鎖国をしていた日本へ来航し、開国させた人です。
 彼は、4杯(4隻の船)の上喜撰(お茶=蒸気船)で、大平の眠り(鎖国)から目を覚ました(開国)と、かけて表現したのです。この上喜撰というお茶は上等の宇治茶ですが、このお茶のカフェインが足りない、つまり目が覚めないと言っているのです。で、一体誰の目が覚めないかはわかりますよね。イギリス的なジョークなのですけどね。

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コメント

はじめまして。
玉姫酢でヒットしたのでコメントを。。

私の住む亀戸にある佐野みそというお店で売っていまっすよ♪
電話注文も受けている(みたい)ですので、参考にしてみてください♪

投稿: | 2010-10-13 10:38

おお、ありがとうございます。喜び勇んで調べたのですが、珠姫酢は注文の欄にありませんでした。店舗の方だけかもしれませんね。実家の母なら買いにいけますので連絡してみます。

投稿: ゴッドマー | 2010-10-13 11:07

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