ペンネ・リガータの海老カレークリムソース:「転ばぬ先の杖」の世代格差
昨日、急用で買い物に行かれず、こういう時に助かるのが冷凍の海老です。冷凍庫に常にある食材の一つで、鮮度の良い状態で超低温急速冷凍されたという海老で、何かと重宝します。
海老と相性の良いカレーの風味をきかした牛乳ベースのソースを作り、ペンネ・リガータ(溝の有るパスタ)に絡めました。これだけだとちょと寂しいので、私のよくやる裏技で、卵の薄焼きを大きく丸く焼いてお皿にします。これにパスタをのせて一緒に食べる方法を取り入れました。急場しのぎにしては、かなりボリュームを感じる一品にでき上がりました。ペンネ・リガータなどのショートパスタは手軽に料理できるので幅広く応用が利くと思います。
作り方のポイントは、でき上がり時間です。海老のカレークリームソースを作る所要時間は約20分なので、パスタを茹でるためのお湯を沸かし、パスタが茹で上がる時間を加味して、同時に出来上がるのが理想です。パスタが早く茹で上がると、のびてしまって弾力のないパスタになりますし、そうかと言って、日本蕎麦やうどんのように水で締めるのは冷製スパゲティーの時だけにしてね、と。また、ソースが先にできてしまうと、海老が硬くなってしまいます。ですから、目標から逆に手順を追って行くと、頭の中に段取りができるハズです。私は、トマトを加えて煮つめるところで時間調整します。
大きな流れは、材料を切った時点あたりから鍋にパスタ用の水を沸かし始めます。トマトを加えて煮込む段階に入ったら、卵の薄焼きを同時に焼き始め、パスタの茹で時間とソースのでき上がりを見計らってトマト煮込みの火加減で時間調節します。海老を加えたらソースは完成ですから、パスタの茹で上がり直前に仕上げて混ぜ合せます。この辺がコツです。って、かなり長いコツですが、男子の厨房技を篤と拝見!
材料
- ペンネ・・200g
- むき海老・・150g
- 玉葱・・(小1個)150g
- 冷凍完熟トマト又は、缶詰・・200g
- カレー粉・・大さじ1.5
- 牛乳・・300cc
- 塩・・小さじ2
- 胡椒・・適宜
- 片栗粉・・小さじ1
- オリーブオイル・・大さじ1
パスタ用の卵のお皿
- 卵・・2個
- パルメザンチーズ・・大さじ1
- 刻みパセリ・・大さじ1
- 塩・・小さじ1/2
作り方
- 海老は殻を取り除き、背に包丁で切り目を入れて背わたを出し、腹に斜めに2~3本切込みを入れて一口大に切る。
- 玉葱は5mm幅櫛切りにする。
- パスタを茹でるお湯を沸かし始める。
- 冷凍トマトを水にしばらく浸けて表面の硬い皮を剥く。
- 卵のお皿用の材料を溶き混ぜ合せ、フライパンに均一に伸ばして焼く。
- 卵が焼けたら皿に移し、油を引いて玉葱を炒め始める。
- 玉葱が透き通ったらトマトを加え、トマトをつぶしながら炒める。
- 頃合を見てパスタを茹で始める。
- 7の水分が半分程度に減ったらカレー粉と海老に片栗粉をまぶして加える。
- 海老に火が通ったら(赤くなったら)牛乳を加えて一煮立ちさせる。
- 茹で上がったパスタの水気を切って10のソースに移し、ソースをよく絡めて卵の皿に盛りつけてでき上がり♪
【参考料理】
卵のお皿の応用➠韮卵レシピ
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な、なんかとっても驚きなことを知りました。先週のExciteニュースですが
「アキュフォーカスは、点眼麻酔で15分程度の手術で、目の中の手術は行いません。フェムトセカンドレーザーという特殊な機械で角膜の層間にポケットを作って、そこに黒いリングを置くだけなんですよ」
リングの厚さはコンタクトレンズの10分の1程度。大きさは直径3.8ミリほどで、中央に直径1.6ミリほどの穴があいたドーナツのようなかたちをしているそうで、「コンタクトのように表面にあるわけではないので、異物感などはありませんし、見た目にもまったくわかりません」とのこと。
ちなみに、遠くを見るには利き目のほうが良いことから、アキュフォーカスは、利き目じゃないほうの片目に入れるそうで、料金は30万円。
「眼内レンズ」のため、取り替える必要もなければ、ケアもいらない「一生近くが見える」方法として、検討してみる?
ですって。
アメリカで開発され、昨年の12月に日本でも導入が始まっているそうです。
知らなかった。
老眼と老眼鏡の話しが少しあるにはあるのですが、どちらかと言うと、そんなことその時に考えればよいとか後回しにしていたのです。 私自身は老眼はまだ必要ないのですが、光に弱く、例えばPCの画面に明るい色を沢山使ったような画面を長く見ていられなくなります。優しく淡い色合いなら良いのですが、そうですね、例えば切込隊長さんBlogの緑色。アレはダメです。長く見ていると陰影が残って、別のページでキリスト像が見えてきちゃいます。 はっきり言って、あの色やめたら良いのにとずっと思っていますが、あまり長居をするなという警告でも発しているのでしょうか。
その話はさておき。
これも光に対して瞳孔の調節が鈍くなってきたのかな、とか思いますが、眼科的な治療は必要ないみたいです。
兎に角、いつかはその日が訪れるでしょう私にも。老眼鏡。で、思い出すのは、私の母の自慢の老眼鏡です。ドイツ製のひどく高価な超軽量のメガネフレームに、度の強い老眼用レンズをハメています。 歴代から数えると、四代か五代目が現在のです。これらをずっと保管しているので、必要になったらあげると言っています。特に拒否はしていませんが、なんとなくデザインが今風じゃないのと、レンズが大きくフレームも大きいので邪魔な感じがします。
でも、あげると言って聞かないのです。
昔の人というのは物持ちがよいので、捨てるということをしません。特に母の時代は、「時代遅れ」という感覚があまりないのです。
で、この画期的な治療法が飛び込んでいろいろ思っています。
文面に寄ると
老眼の程度や感じ方、進み具合に個人差はあるものの、水晶体は加齢で変化し、次第に硬くなっていくもので、実際には40代半ばで100%の人が老眼になるという。
40代半ばで100%ですって!
自覚できるほどは進んでいなくても、内部的には加齢とともに老化が進行しているということです。 理屈はわかっていても、この歳になると老いへの恐怖ってあるのです。自分設定の「老い度表」をもっていて、そこよりも上か下かみたいな見方をしています。 この歳で、字が小さいiphoneを見ることができるので安心とか、新聞はまだ普通の距離で読めるとか、あまりマイナス要素は蓄積しないように何処かでオミットしています。
そ、都合の悪いことはできるだけ見ないようにするとかね。
ところがどうも、こういう不安みたいなことは思わなくてもいいような気がしてきました。今度はipadというiphoneを大型化したようなものが出ました。これって画期的だなと思います。さるところの話では、主婦層がキッチンで使うメモ帳替わりにしたいと、早くも要望が高まっているのだとか(Twitterで教えてもらった)。
このようにバリヤーがどんどんなくなってきてフリーの状況が増え、「老い度表」で引っ掛かったらガジェット(gadget)を手にいれれば問題解決?という単純な考え方にもなりやすいです。
そう言えば、歯の治療で埋め込むタイプのインプラントがありますね。
私は、歯も全部自分の歯なので入れ歯の心配は当分なしだと思っていますが、あれって、数本まとめると割安になるそうです。因みに、3本で100万円と知人の歯医者さんから聞きました。 今は技術者の養成が追いつかず、特に地方ともなるとこの治療ができる歯医者が少ないそうですが、これからは伸びることでしょう。とは言え、私の世代はお金に余裕のない世代ですが・・・。
もともと不安をかかえるというのは性分のようなもので、昭和の感覚なのですよ。転ばぬ先の杖とかなんていう言葉も、もう死語になってくる時代ですね。今の若い人達は、何か障害が起こると、それをクリヤーできるようなガジェットを直ぐに見つけ出したり作ったりして補ってしまうのです。
今の政治や経済に対しても、不安を持つよりも、駄目なら誰かと交代すればよろしいくらいの軽い感覚なのかな。私世代が上の世代を不安げに見ているように、下の世代は私世代をそうは見ていないと思います。
昭和風味の賞味期限がそろそろ切れると、そんな感じがしてきました。
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