2010-02-20

ビーツと豆のヨーグルト和え:米公定歩合引き上げを受けて、どうする菅さん白川さん

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 ビーツは日本ではあまり親しみのない野菜かと思います。ここ諏訪でビーツを作っている人は、個人的に食べたいからという理由の方くらいで、市販で見つけるのは難しいです。たまたまだと思うのですが、茅野市の蓼科という高原で野菜を作り始めた若いグループから出荷されたというビーツを見つけて、思わず買い占めてしまおうかと思ったくらいでした。4~5年前なら一部の八百屋さんにあったのですが、頼むとなると10kg単位だというので売る気が全く無しなのだと了解しました。
 さて、私の知るサイズではもっとも大きいと思う特大のビーツを手に、にんまりとしてしまったのは何とも滑稽だったことでしょう。家に帰ってから直ぐに茹でて冷凍しておくことにしました。
 普通は大きくても8cm位ですから、皮を剥いたら丸ごと水に入れて、酢と塩を加えて茹でますが、今回のビーツは13cmもの直径ですから、縦に四等分して茹でました。茹で汁は真っ赤な鮮やかな色になるので、ビーツからすっかり色落ちしたのではないかと思う程ですが、全くヘコタレないビーツです。色はそのまま残って、何とも美しいワインカラーです。粗熱が取れたら2cm程の厚みにして袋に入れて冷凍保存します。

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 今日のサラダは、ギリシャやトルコなどの味付けでよくある組み合わせで、ヨーグルトににんにくの擂り下ろしとレモンを混ぜ合わせたソースで和えます。また、ヨーグルトはそのままだと水分が多過ぎるので、一時間ほど笊に取って水分(=ホエー)を抜きます。この時に使う濾過紙は、リードクッキングペーパーがお勧めです。今まで色々試したのですが、一番早く濾過できる上、水にも強く、後始末も楽です。キッチンペーパーは少し目が詰まりすぎていて、濾過するのに一昼夜かかってしまいます。
 さて、この味付けは独特ですが、豆などにとてもよく合います。因みに、きゅうりのみじん切りを加えるとそのままでも飲める、暑さに負けなない、元気になるドリンクに早変わりします。我が家では、これだけは不味いと言われますが。
 ビーツの色がヨーグルトと一緒になると、見事に鮮やかなピンク色に早変わりして、実際は何が和えてあるのか謎のサラダになります。息子は用心深いので恐る恐る近づくのですが、このサラダを痛く気に入っている様子で、お弁当にも入れて欲しいとリクエストがきた程です。ビーツが手に入ったら必ず一度は作るサラダです。

材料

  • 茹でたビーツ・・100g
  • ミックスビーンズ(ドライパック)・・240g
  • ツナ缶詰・・80g

ヨーグルトソース

  • プレーンヨーグルト・・200g
  • にんにく・・1片
  • 砂糖・・小さじ1
  • 塩・・小さじ1弱
  • レモン汁・・1/2個分
  • リードクッキングペーパー・・1枚

ビーツの茹で方

  1. 大きな鍋にたっぷりの水と、水に対して1%の塩と2%の酢を加え、皮を剥いたビーツを茹でる。
  2. 中心まで火が通ったら笊に引き上げて冷ます。

作り方

  1. 笊にリードクッキングペーパーをおいて、その上にヨーグルトを乗せ、約1時間、ホエー(ヨーグルトの水分)を濾過してヨーグルトをクリーム状にする。
  2. 茹でたビーツを2cmくらいの大きさに切りそろえる。
  3. 小ボールでヨーグルトソースの材料を混ぜ合せる。
  4. ボールに2のビーツと豆、油を切ったツナを混ぜ合せ、3のソースで和えたらでき上がり♪

【お弁当に】

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***
 日本にどう影響するのかな、と少し気になったニュースの話題です。
 米連邦準備理事会(FRB)が18日、公定歩合の引き上げを決めたと報じ(REUTERロイター2010年02月19日)、これによると、金融引き締めではないと強調しているそうですが、引き上げ率は、0.5%から0.75%です。
 これってどういう事かなという疑問の中に、日本がこのことをどう受け止め、日本の経済の動向はどうなるのかということが気になったのです。
 ぶっちゃけ、地方の実情から経済を語るのも何ですが、リーマンショック以来、生産が落ち込み、仕事がなく会社を転がすことに力尽きて廃業した会社も多く、銀行からお金を借りて操業する元気はもはや無い空気です。景気のよい時に、つまり緩やかなインフレ傾向なら、日銀が基準貸付利率(=公定歩合)を引き上げるというのは道理だと解釈していますが、今はデフレの状態で、物価は下がっても安定的な収入が見込めないため、財布の紐は緩くはないです。投資?そ、そんな余裕はございませんわ括弧泣。
 でも、金融引き締めじゃないと言っても、現実にはこれだけ引き上げられたらお金の出回りが悪くなるし、借りるのを控えるというのが道理です。日本だったら、政府が国債を発行して日銀に買ってもらい、尚且つ基準貸付率が低いというのが市場に活気をもたらし、景気が上向くのではないかと思います。
 先日も書きましたが、菅さんはインフレ率1%目標と宣言しています(菅さん、何か隠しているの?)。日銀総裁の白川さんの基本的な考え方はもっと引き上げるべきだとしているのに、この意見の食い違いにどのように折り合いをつけると言うのだろうか。イニシアティブを取れないのなら日銀総裁はヤメレという市民の声も聞きます。
 REUTERが伝える冒頭の情報を受けて、日銀総裁は、じゃー何としているかですが、

FRBが出口への歩みを始め、ドル/円での円高リスクが低下していくなら、日銀が「当面は現在の超低金利政策を維持し、これ以上の緩和強化には、距離を置くことになるのではないか」(国内市場関係者)との見方も市場に出てきた。

ということは、ドル高傾向になれば、現状維持ということになりますね。(間違えました。とても難しい日本語!)現状維持では厳しいとの見解ですね。どうも、その見解は正しいようで、そうなっちゃったみたいですよ。

 一方、ドル相場は対ユーロで9カ月ぶり高値、対円でも1カ月ぶり高値に上昇。金利先物は、FF金利が9月末までに引き上げられる可能性を約70%織り込む水準となった。これまでは、その可能性が54%だった。(REUTERロイター)2010年 02月 19日 

因みに今朝のロンドンでは、「ロンドン外為19日 円は対ドルで続落」(NIKKEI NET2/20 1:24)

19日のロンドン外国為替市場の円相場は続落。前日終値に比べ1円05銭円安・ドル高の1ドル=91円95銭~92円05銭で引けた。

 前日に米連邦準備理事会(FRB)が公定歩合の引き上げを発表したことを受けて、早期金融引き締めの観測が強まり、ドルが主要通貨に対して買われた。

さあ、そこで日本のトップはどうするかですが、菅さんは、インフレ率(物価上昇率)1%が目標だと断言していますし、日銀の金融政策について白川さんは、

金融政策については「金利は下げるところまで下げて、かつ、現在の低い金利情勢、極めて緩和的な金融情勢を粘り強く続けていくことを明確にしている」と強調した。(REUTERロイター)2010年 02月 16日 

としています。菅さんが脈絡のないようなトーク路線で、ころっと3%とかに変えちゃうのかな?また。 それか、白川さんが緊急対応でも考えるのでしょうか。
 そもそも菅さんに国際経済を読むセンスあまりないのじゃないかと、イギリス・ファイナンシャルタイムズからチックりされちゃっていますし、私もどうしても解せない菅さんの発言など、ここで取り上げるほど沢山ある経緯から、先のことが全く想像つきません。何を言い出すのやらとハラハラしています。
 決断力のある人にはその裏づけがイマイチ無い方や、しっかり考えがありそうなのに、決断力も発言力もないような方が日本経済を決定する最高責任者なのですから困りものです。
 故中川昭一さんがイタリアで泥酔状態での異常な会見をした時に、直ぐ隣の席で「ワシャ知らん」顔していたのは白川さんでしたね。アレはないでしょう。皆、中川さんに避難の目を向けていました。こういっては何ですが、私は、昭和な人なのでちょっと違います。あのような場を作る人としてお三方全員は同格扱いです。私があの時の白川さんに見たのは、白川さんの人柄です。日本の代表として、全世界に中継されていたあの会見の席上で、同士の異変を何らかの形で気遣うこともしないというは「我関せず焉」でしたね。
 今の日本経済を立て直す事をどうできようかと、期待なんて実は無いのが私の本心ですが、国を思う心まで荒んで欲しくないですね。

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コメント

はじめまして、こんにちは。
元々さほどお料理をしないほうだったのですが、こちらのブログに触発され、ときどきレシピを拝借して楽しく料理しています。

ちょうど先日NewYorkに旅行した際に、ビーツとヨーグルトのサラダを食べ、ボルシチ以外のビーツのおいしさにすっかり感動してしまったのですが、個人的にすごくぴったりのタイミングでビーツのレシピが掲載されたので、うれしくなって初コメントさせていただいています。

ちなみに、私の食べたサラダの組み合わせは、

ビーツ、ブラッドオレンジ、ピスタチオ、ホースラディッシュ With ヨーグルト

ヨーグルトの味付けは、やはりにんにく、レモン風味でした。より赤く見せるためか、全てをあえてしまってはおらず、少しだけホースラディッシュのすりおろしとともに別添えにしていました。

ビーツが手に入ったら、レシピにチャレンジしてみますね。ありがとうございました!!

投稿: ai | 2010-02-20 15:32

aiさん、はじめまして。

旅先で見たり食べたりしたものをいつかどこかで再現できたらと願ってやまなかった若い頃の念願をここで実現している私です。aiさんが、最近の旅行で食されたそのサラダのレシピが、身近に見つかった嬉しさというのは、旅の思いでがグッと深まるような気持ちなのでしょうね。よくわかります。

なんだかそういうお役立ちにもなるのだと改めて嬉しく思います。

ビーツは、今なら去年の収穫分として保存されたものが手に入ると思います。アルといいですね!もう一つ似た味付けで、蟹の剥き身を混ぜたのも美味しいです。参考までに。
http://godmothers.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_fa93.html

投稿: ゴッドマー | 2010-02-20 15:49

長野産のビーツが入手できたので、作ってみました。まないたがピンクに染まってしまいましたが、息子さんがお弁当にまでリクエストするのも納得!のおいしさでした。そして見た目も美しいのでパーティなんかにもいいですね~。
ビーツ自体はコーンの味と似ている気がしたので、より手軽に食べたい時はコーンで作っても良いかも?

まだ半分冷凍してあるので、前回ご紹介いただいた蟹のレシピも試してみようと思っています。

すてきなレシピ、ありがとうございました!

投稿: ai | 2010-02-27 15:05

aiさん、長野産のビーツが入手できたのは奇遇でしたね。お口にあって良かったです。

コーンとは思いつきませんでしたが、言われてみると確かに!なんとなく土臭いんですよね。クラブミートはこのサラダによく合うのでそちらもハズレないと思います。なんとなくマニヤックな味付けですが、サッパリ感と風味がビーツのインパクトと重なって華やかさが演出できるので、仰る通りパーティーでは話題に事欠かさないと思います。

投稿: ゴッドマー | 2010-02-27 15:30

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