2010-02-02

青首大根の切り干しの煮物:NHKでも報じる貴乃花の理事当選で、ちょっと思うこと

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 つい一昨日のNHKおはよう日本だったか、切干大根を青首大根で作って販売する取り組みをしている農家の紹介を聞いたばかりでした。そして、同日茅野市の自由農園で目に入ったのがこれです。NHKで取り上げていた大根がどのような色や形だったのかは、ラジオから音声だけで知ったので見てはいません。ですから大変謎だったのですが、店頭で最初に見た時は、周囲にカビが生えているのかと思ったのです。脳裏になんとなく青首大根のことが残っていたので、もしやと思って手にして見たらご覧のとおりの緑色の乾燥した大根でした。
 放送では、何年も試行錯誤を重ねて出来上がったと話していましたが、なんとなく身近に普通に売っているとなるとどうななんでしょう。商品価値など気になりながら一袋買ってみました。
 私も大根を畑で育てていますから少しわかっていることは、日本の大根の90%以上は「耐病総太り青首大根」という品種で、兎に角薹が立ちにくく、環境さえ良ければいくらでも大きく育つと言われています。大根は地中と地上に両方向へ伸びるようです。そして、地上に伸びた部分は太陽に当たって光合成をするので緑色に色が変ります。このような大根を「青首大根」と呼びます。また、この部分は若干身が締まっていて、摺り下ろすと、白い部分よりも水分が少ないのがわかります。ですから、煮物料理では、この部分は味が染み込みにくいので使いません。

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 さて、きょうの切干大根はビタミン大根と表示がありました。この大根は、辛味はなく、甘みと香りが強く、割と短いずんぐりしたスタイルです。この大根を輪切りにして、天日乾燥させた素朴な干し大根は、目の詰まったほくほくした食感ではないかと思うと、早く味見をしたいと楽しみでした。
 想像していたとおりの食感で、水で戻す時、緑色がどんどん鮮やかになっていくのが分かりました。せっかくの綺麗な色なので、色の薄い淡口醤油を使って味付けしました。また、同じ場所で買った乾燥の凍み豆腐も戻して加え、豆腐同士でアレですが、浮かし揚げという油揚げを加えて煮ました。
 何だか田舎で手に入るものというのは見た目にも素朴で、素材の味だけで充分美味しいく、いくら食べてもちっとも飽きませんから沢山食べてしまいます。
 この辺のお宅の庭先で天日で干され、それが食卓に並ぶということがより食材を身近に感じさせます。地産地消を理屈抜きで味わった一品でした。

材料

  • 切干大根・・80g
  • 高野豆腐・・50g
  • 浮かし揚げ(油揚げ)・・1枚
  • 鰹出汁・・200cc
  • 高野豆腐の戻し汁・・200cc
  • 薄口醤油・・大さじ3
  • 酒・・大さじ3
  • 味醂・・大さじ3
  • 塩・・加減用

作り方

  1. ボールに高野豆腐を置いて熱湯を300cc回し掛け、蓋をして冷めるまで戻す(最低30分)。
  2. 切干大根はたっぷりの水に浸して硬い芯がなくなるまで戻す。
  3. ボールで油揚げに熱湯をかけ、油抜きしたら5~6mmの短冊に切る。
  4. 高野豆腐の水を切って油揚げと同じ大きさに揃えて切る。
  5. 2の大根は水を切って、軽く絞る。
  6. 鍋に鰹出汁と高野豆腐の戻し汁をそれぞれ200ccずつ、合計400ccで高野豆腐を柔らかくなるまで煮る(15分ほど)。
  7. 次に5の大根を加えて、大根が煮崩れしないように様子を見ながら油揚げを加え、煮立ったら酒、味醂、醤油の順に加える。
  8. 煮汁が底に少し残る適度まで煮詰め、味見をして足りない場合は塩か醤油を足して味を整えてでき上がり♪

***
 相撲界のことに関しては、無知であまり関心もない私は、相撲は国技であるということくらいしか知らないのですが、10代にあの鼻筋のすっと通った横綱大鵬や、最高位は大関でしたが粘り強い相撲で人気だった故貴ノ花(花田 満)の相撲の一番は楽しみに見ていた記憶があります。
 その程度の私ですが、故貴ノ花の息子の貴乃花(花田光司)が、理事に立候補したことになんとなく興味がありました。昨日、彼が当選したことはNHKの速報で流れる程のニュースだというわけです。へーという驚きは、協会の現状に不満を抱く親方がいて、正直に投票したと解したからです。このことは相撲界がぐらっと揺れるほどの一大事のようですが、その事よりも、彼の幼い頃を知る私にとっては、彼の成長を思いました。
 彼がお父さんと楽しそうに遊ぶ姿や、故三波伸介がNHKの番組で進行していた確か「満点パパ」に出演したのだったか(?)、父貴ノ花関の日常の様子を窺えたのが嬉しかった記憶があります。それって、私はもしかしたら大ファンだったのかもしれません。それ自体も忘れてしまっていました。
 その光司君が力士として活躍するのを時々見ていた頃は、人の成長記録として楽しんでいたようなものでした。その彼が、ここで親方として、また大人としてしっかりした態度で話をする様子をTVで見て、表情にブレがなく、その目からは真っ直ぐな気持ちが伝わってきます。さらに、ここで大人に成長したと思ったのは、余計な事を言わないことです。言葉をしっかり選んでしゃべっているというのが伝わってきて、その態度が大人を感じさせます。 
 インタビューで聞きかじっただけですが、彼の理事としての抱負は、古い相撲界のしきたりの在り方を改善して、子ども達の相撲への興味を拡大し、もっと身近なスポーツとなるような改善をしたい、という主旨だったと思います。また、このことは理事になったとしても直ぐに着手出来る問題ではなく、理事になることは僅かな一歩にすぎない、として非常に冷静なコメントを残しています。
 この会見を聞いたときは、肝っ玉の座った大物かなという期待さえもってしまったのです。何だか最近の角界にない若き血潮と表現したら、これは過言かな。見えないところにそういう血が流れているかのような、お父さんの血を引いたかなと思います。お父さんは、土俵際で足の指先一本でも残すといった力を、相撲取りには珍しく贅肉のない筋張った肉体から感じたものです。
 何だろう、不覚にも気持ちが彼を応援している私みたいです。
今年始まったNHK大河ドラマ「龍馬伝」を楽しく見ていますが、坂本龍馬は31歳という短命でこの世を去った人ですが、既に日本を変えてしまうほどの力を持つ素晴らしい人物だったのだと思います。貴乃花は現在37歳ですが、その印象が龍馬と少しダブったのか、何だか期待してしまいます。
 古い歴史の中でも相撲界ではいろいろな改革が行われてきたと聞きます。が、その道はなかなか険しく、一筋縄ではいかない事でしょう。団塊世代に近づくこともなかなか容易ではないと、あの世代にしてやられた「しらけ世代」の私だからか、雪辱をはらして欲しいとは言わないまでも、屈せずに真っ直ぐに進んで欲しいと願います。そして、これを羽切に、政界にも誰かが現れないだろうかと思いました。坂本龍馬のような人物はいませんかね。

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コメント

誰かがやらないといけない 
「やらないといけない」ではなく「やりたい」んだと
思いますが、大変なことだと想像します
命を削る思いで取り組んでおられるんでしょうね
削るんではなく 磨くんだとは思っていても
自分がその誰かになるのはヤだな~と(^^ヾ
来年、自治会の役員に当たるだけでもイヤなのに
小さい私でごめんなさい
私も彼を応援してます^^
 

投稿: ちいこ | 2010-02-03 11:20

ちいこさん、問題はそこでしたか!「自治会役員」。若い時の苦労は、かって出るものですよ。頑張ってね!

投稿: ゴッドマー | 2010-02-03 15:18

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