2010-02-14

里芋のスライスと凍み豆腐の炒め物:HNK朝ドラ「ゲゲゲの女房」は昭和風味がてんこ盛り?

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 これまた岐阜の友人作の里芋です。何故か、彼女から頂く里芋はガリガリした食感でキメが細かいので、煮ても煮崩れしません。これも好き好きがあって、ねっとりとした海老芋のようなのを好む人もいればと、いろいろですね。私は、硬いのも好き。
 里芋の炒め物というのはあまり聞かないかもしません。煮るものだと思っている人が多いかもしれませんが、 スライスして炒め物にすると早く味が染み込む上、粘りが味の絡みを良くするのでなかなか美味しいです。
 特に難しさはありませんが、煮物と違っていきなり皮を剥くことから始まるので、里芋自体の扱いが煮ものとはまったく違います。洗ってから直ぐに皮を剥いて水に浸します。そのまま放置すると里芋から水分が出て、その水分が粘ってきますので、直ぐに水に浸けられるようにボールに水を用意しておきます。炒める直前まで水に浸して置くとよいです。因みに煮ものにする場合は、皮の直ぐ内側のあくに旨味があるので、皮を剥かずにそのままたぎっているお湯で5分茹でて冷水にとって皮を剥く方法を使います。

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 作り方の流れは、戻すのに時間がかかる凍み豆腐が最初で、最低30分は熱湯を注いで蒸らし、戻し汁に同量の鰹出汁を加えて柔らかく煮ます。別のフライパンに油を引いて里芋のスライスを炒め、透き通ってきたら肉を加え、肉に火が通ったら他の材料を加えて炒め合わせます。
 里芋の粘りが適度に出て、全体に味がよく絡むのを助けてくれるので、美味しい炒め物になります。

材料

  • 里芋・・500g
  • 凍み豆腐8cm×8cm・・5枚
  • 豚バラ肉・・200g
  • 生椎茸・・100g
  • 細ねぎ・・適宜
  • 凍み豆腐の戻し汁・・100cc
  • 鰹出汁・・100cc
  • 酒・・大さじ3
  • 味醂・・大さじ2
  • 砂糖・・大さじ1
  • 濃口醤油・・大さじ1

作り方

  1. お湯を沸かし、沸騰したら200ccをボールで凍み豆腐に回し掛けて蓋をして30分蒸らして戻す。
  2. その間にボールに水を用意し、里芋の皮を剥いて浸ける。
  3. 豚バラ肉は3cmに切りそろえる。
  4. 椎茸は大きなものは指で裂いて「一口大にする。
  5. 1の凍み豆腐を軽く絞って、戻し汁100ccと同量の鰹出汁と一緒に煮汁がなくなるまで煮切る。
  6. 里芋の水気をふき取って5~6mmにスライスし、炒め油大さじ1でフライパンで炒める。
  7. 里芋が透き通ってきたら、豚肉を加え、色が変わったら椎茸と5の凍み豆腐を加えて炒め合わせる。
  8. 調味料を順に加えながら時々鍋を振って、汁気がなくなるまで炒め合わせる♪

***
 NHK朝の連続ドラマ小説を見るか見ないかなんてどうでもいいような事なのだけど、昨夕、三月から始まる「ゲゲゲの女房」の予告を気になって聞いていました。
 「ゲゲゲ」という三文字を聞くだけで「鬼太郎」と連想できる人は多いのではないかと思います。私が漫画家としての水木しげるを知ったのも「ゲゲゲの鬼太郎」で、四歳年下の弟が、夕方テレビを見ていたのを横目でちらっと見た、くらいな記憶です。私自身はアニメ自体にあまり興味がなく、少年ジャンプや少年キングを回し読みする同級生も多かったですが、私は小説ばかり読んでいました。
 で、最近のNHK連ドラでは、「つばさ」が存外に面白かったので、ちょっと期待してしまうのです。私が面白いとしているのは、つばさの両親やその祖母の間にあった「確執」が時代性をよくつかんで描き出され、それを自分の懐かしさとしてみる部分と、妙に納得できる安心感を得られるような感覚が心地良かったのです。ここでも書きましたが、「おもひでぽろぽろ」の原作者、岡本螢の持っている感覚がぴったり当てはまる内面も持っていて、この感覚を共有できるというのは嬉しさとしても感じます。
 最近、昭和の感覚的なことをしつこいくらいに書いているのは自覚していますが、それは、どうしてなのかなあと考えてみるに、そういう話自体をオープンにしないものと思い込んでいる嫌いがあり、この思いこそが、この生まれそのものなのかもしれないです。それを卑下したように話すことや思うことは、とても卑しいことだと思っているのは多分にあります。かと言って、気位が高いのとも違うのですが、私が自分の「品性」を問うているのかもしれません。今までこのことを追い込むような思考だったと思いますが、それは、自分の中でぐるぐる回るような思考でしかなかったからで、昔の事をいくら回想しても、良いとも悪いとも思うことでもないし、何だか詰め込んだままでした。
 最近は、その詰め込まれたものが出てこないように蓋をしていたことも暴露したし、蓋も開けちゃったしなぁ。ああ、軽くなった。と思っているので、あの暗さに少し明かりがさした感じがしています。
 何よりも、ブログの書き手として同年の存在があり、いろいろな考えや見ていることを共有できる今があるということは、生きる実感そのものでもあるのです。やっとそれが掴めたのです。そういう実感が欠落した時を今まで何年生きてきたか、という問に置き換えても良いほど、今までの人生全てが空虚なものだと感じます。やっと。やっとこんな風に言えるようになったのだと思います。それまで、自分自身を全否定するような客観視は辛すぎて、それを相殺してちゃらにできるような自分になれるように生きてきた気がします。そのためだけにと言っても言い過ぎじゃないくらいな。だから、他人には、努力家に見えたり、真面目で勤勉家のように映るのかも。実際は、そうしていないと、自分が自分を認めてあげられないから、という理由だっただけなのじゃないかな。
 こんなことをブッチャケ言えちゃうこの軽さが、前に進むステップを一層軽くしてくれるような感じがしています。
 で、NHKの連ドラの話ですが、やっと、私の両親の生きた頃のことや、その時代性の中のどのようなことが、影響して私達世代は育ったのかということをもっと知りたいと思うようになったのです。
 番組の予告を聞いてから少しネットで調べると、制作意図など書かれた文献を見つけ、丁度下調べになりました。実際、番組がどうかは別として、少し楽しみです。(➠制作発表資料

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コメント

ゴッドマーさん。
なんだか人に賞味期限だなんてよろしく無いですね。

誰かが誰かに何か特定のものを要求する時の偏った価値観が、人の賞味期限をいうようなものであって、どんな人であれ生まれてから星になるまで良くは分からぬまでも同じ意味をずっと抱きつつ生きているのだと思います。

ここ数日のお料理はレシピと写真を見ているだけでも胃と胸がホッとします。

投稿: ふ゛り | 2010-02-14 22:40

ぶりさん、嫌ですねぇ。人にじゃないですよ。そういうつもりではないのだけど、何処か表現がおかしかったかな?

昭和の時代性のことで、私が生きて見てきた昭和時代のいろいろなことを総じて言っているのです。その事は最近のエントリーでちょこちょこ書いてきていることを指しているつもりなのですが。

誤解をうむような表現を見直してみますね。
ご指摘ありがとう。

投稿: ゴッドマー | 2010-02-15 08:22

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