もやしとエノキダケの酢の物(ナムル):小沢さん「不起訴」。でも、白でもない。ぅーむ。
よくあるもやしの酢の物なのです。超簡単スピード料理なので驚くなかれ。ただし、もやしの根と芽を切らないで作ること禁止。
と、書くと引いてしまうでしょうね。もやしの根と芽を切るのは、もやしを食べるための仁義くらいに思えるようになったら、おいそれと粗末にできなくなります。なんせ、一本一本の作業ですから、それらが愛おしい存在になるのです。
▶お湯を沸かして沸騰したら、2%の塩を加えてもやしとエノキ茸を茹でます。▶沸騰したお湯も、冷たい野菜を加えると温度が急激に下がるので一旦静まります。▶再沸騰したら直ぐに笊に上げます(30秒から1分の間です)。▶粗熱が取れたら合わせ調味料で和えます。
たったのこれだけ。エノキ茸はなめこのように粘るので、合わせたタレもしゃきしゃきしたもやしによく絡んで美味しい一品になります。冷蔵庫に一日置くと味もしっかり染み込んでさらに美味しくなります。ただし、もやしの根と芽切りは、慣れている人で15分/1袋。もたつく人で約倍はかかります。「もやし」とは、こうして食べる野菜です。
韓国料理のナムルは、辛味がついたり韮が入っていたりといろいろです。もやしの基本形に二品足して、三種類くらいで和えると単品でも賑やかです。アレンジは豊富にできるので、味付けを覚えておくとよいです。
材料
- もやし・・1袋
- エノキ茸・・80g
合わせ調味料
- 酢・・大さじ2
- 淡口醤油・・大さじ1
- 塩・・小さじ1/2
- 胡椒・・適宜
- ごま油・・小さじ1
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小沢さんの政治資金規正法違反の容疑は「不起訴」になったと、やっと昨日のNHKニュース7で報じました。
「やっと」というのは、ネットを見回してみて、各紙の言及にばらつきがあるというのを知った時、NHKは沈黙状態だったのです。三日の深夜にTBSがネットで流した情報が一番早かったらしいのですが、その後、この件に関しての確実情報が掴めず、結局私の中で、NKHニュースがひとつの基準になっていました。このように、報道にばらつきがあると、内容の信憑性(しんぴょうせい)が薄いと判断せざるを得ないので、NHKが報じないというのは大きな引っ掛かりでした。
待っていましたとばかりにやっとNHKが報じたのは、「不起訴」でした。その時の私の気持ちはちょっと複雑でした。「起訴確定」を期待していたという意味ではなく、政治資金規正法には小沢さんは違反はないという判断ですから、当然小沢さんが何度も言っていたように「何らやましいことはない」に尽きるのでしょう。小沢さんが現金の収支に関わったという証拠がないことで不起訴は当然なのですが、真実はご本人にしかわからなことです。つまり、証拠がないのは「無罪」でもないということです。個人的には、できれば清廉潔白の「無罪」であって欲しいです。
もう一点は、政治資金規正法違反では問うことのできない政治資金の出所です。今回の小沢疑惑でメディアが取り上げていた視点は「原資」という点で、疑惑はゼネコンとの癒着問題や現金の流れ、収支のタイミングなど様々でした。秘書の逮捕から始まって小沢さんが関与した範囲に、違法性はなかったのか。私が気になるのは、宙に浮いているこの問題を今後どう扱われるのかという事です。
今の日本の政治は、実質的な決定力を持つ小沢さんにかかっているようなものですから、ここで逮捕という線は考えにくいことでした。私としては、政治資金規正法違反の枠内で検察が決着をつけたのは、逆に言えば、そこなら証拠不十分で実刑を免れる線だからとも思えてくるのです。第一回目の事情聴取は、市民団体から「共犯者」との告発により「被疑者聴取聴取」に切り替わったと、終了時点で報じられました。結局、裏を返せば、共犯者ではないという裏が取れれば容疑は固まらないという事です。
一端ここでこの件はピリオドをうたれたわけですが、大物政治家をこの時期にどうしようとしたのか、最初からシナリオでもあったのか。昨年末から今まで、この関連で報じない日は一度もなかったような気がします。勝手に騒いだと言えばそうですが、結末を見てなんだか腑に落ちません。この問題は。
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政治資金規正法とは➠Yahooみんなの政治
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