2010-01-20

旬の伊予柑とセロリのさっぱりイタリアンサラダ:“Honesty is such a lonely word”オイ、こら、歌っている場合じゃない!

Iphone_011

 「冬の果物であるみかんに飽きた」とも思わないうちに、伊予柑がお店に並んでいるのは決して早くはないようですね。栽培技術が進んで、もう季節の野菜だ果物だと言うことが意味をなさなくなってきたのに、私が言い続けるのは浮きますね。まあ、ボヤキついでにもうひとつ加えると、25年くらい前の伊予柑はもっと酸っぱくて甘くて濃い味がしました。今の伊予柑は味が薄くて甘いと感じます。でも、平均して当たり外れがなく美味しいと言える品質ですね。
 この伊予柑が出まわるとすぐに作るサラダがあります。時を同じくしてセロリの味が抜群に濃くて、しかもこの時期は農薬使用が、使ってあっても少ないです。濃い味のするセロリは冬が一番なので、この一番同士のサラダが今日のレシピです。以前にも紹介しましたが(レシピ☛)、レシピも古いので新しく作ってエントリーすることにします。
 ちょっと話が逸れますが、私のドレッシングの遍歴の話をちょっと。昔はピエトロのドレッシングが好きな時期があって、割と使っていたのですが、油が多いのがダメで、油を減らしてそっくりに似せた物を手作していたくらいです(レシピ☛)。が、年月と共に嗜好も変化し、どんどんシンプル且つ素材の味を楽しむようになってきたので、作るとしてもかなりさっぱりな味ですし、場合に寄っては野菜にオリーブオイルをコーティングして、表面に味付けする程度だったりします(レシピ☛)。また、木綿の豆腐を塩水に浸けて下味をつけた豆腐とトマトを混ぜただけのタイプなど(レシピ☛)、かなり変化してきました。 ドレッシングを買わなくなったのは確かで、作れるものは自分で作るという生活に変化したのです。
 さて、本題へ。作り方は簡単ですが、ドレッシングがポイントです。基本的にはイタリアンがよいと思います。伊予柑の酸味がやや足りないので、ほんのり林檎の香のするさっぱりしたリンゴ酢を使って、バジルとオレガノの香りにします。好みで潰したにんにくを入れるか、容器の表面ににんにくをこすりつけるかして、P4130001香りだけドレッシングに移します。塩加減は、私は少なめにしていますので、好みで加減するとよいです。
 セロリは、下茹でした方が食べやすく、香りもまろやかになります。また、伊予柑は、袋から身を取り出しやすいのではさみや包丁で綴じ目の部分を切り取って剥くか、反対側に包丁を入れて開いて取り出すなどの方法があります(参照☛)。

材料

  • セロリ・・茎2本
  • 伊予柑・・1個
  • カラーピーマン(赤)・・小1個

ドレッシング

  • リンゴ酢・・大さじ2
  • オリーブオイル・・大さじ1
  • 隠し味の砂糖・・小さじ1/2
  • 塩・・小さじ1/2
  • 黒胡椒・・少々
  • オレガノ・・指先でひとつまみ
  • バジル・・指先でひとつまみ

作り方

  1. セロリを茹でるお湯を沸かしている間にドレッシングをボールに作り、3と4を進める。
  2. セロリの下茹では「緑色の野菜の下茹で」godmotherのHint&Skill☛の茹で方で、1分茹で、すぐに冷水にとって色止めする。
  3. 伊予柑は小房から身を取り出す。
  4. カラーピーマンは短冊に細く切る。
  5. 2のセロリを斜め5mmのスライスに切りそろえる。
  6. 全ての材料をサラダボールで合わせ、食べる直前にドレッシングで和えてでき上がり♪

***
 気持ちに無理をしていると体が訴えを起こしてくると言うのはこういう事か、と、思い当たる節があって、気を付けたいと思うのは山々ですが、これってなかなか難しい。原因になっている事を何らかの形で解決して、無理をしている部分を根本から緩和しないと意味がないと思うのだけど、払拭するのは難しい。
 こういう時に、荷物の一時預かりのように、ちょっと棚の上に置いておくことを「棚上げする」という都合の良い方法もある。難解な問題にぶつかって解決に時間がかかりそうだと判断した時は、とりあえずその問題を後回しにして、できる問題から片付けて行くというのは試験の解答方法だった。いや、そんなふうに合理的に整理できない問題ってあるんですよ。
 昨日、小沢さんの土地購入資金疑惑問題で浮上した新たな疑問があることを極東ブログで知った(参照)。産経新聞が報じたのは、「小沢さんが箪笥にしまいこんでいた3億円が6年間そのまま残っていて、これが土地購入資金になったとは考えにくい」としている理由に、奥さん名義で3億5千万円の融資を受けていたそうな。
 これを受けて、小沢さんが党大会で力強く熱弁していた「法に触れるようなことはしていない」というのは、公然と嘘をついたというのか、党員全員で外向けに大芝居でもしたのか、一部の幹部の了解のものとに他の党員向けに偽りの説明をしたというのか。と、疑問を投げかけています。
 そんな馬鹿なと思いますが、現実問題、発覚した妻名義の借入金3億5千万円と箪笥貯金の3億円と、二重に資金の用意があったのは、以前秘書が供述していたこととは辻褄が合うわけです。
 昨日のNHKニュースで「検察の事情聴取の要請に応じる意向だ」というのを何度も聞いて、小沢さんの話は今更繕いようのないことではないかと思いましたが、どこかに帳尻の合うような新事実でも潜んでいるのでしょうか。
 ちょっと気持ちを書くと、同じ人間で、真実の自分自身を抱え、それに何とか誠実でありたいと思い悩むことがばかばかしいというか、やり場の無い気持ちになります。そうじゃない、言い方が変ですね。小沢さん、それ可笑しいですよ。それじゃぁダメでしょうとぶつけたくなりました。裏切られたような気持ちです。「こんな思いをするから人を信用したくない」というところへ逃げ込みたくなるのです。そうならないように、人を欺くよりは幸せな馬鹿者の私でいいじゃないかと自分に言い聞かせて生きてきて良かったとも、今はとても思えない。またか、という、そういう思いで、朝から凹みましたよ。
 誰だって大なり小なり問題を抱えて生きているのです。しかも、こんなに世知辛い世の中になってしまったのです。そこへきて大物政治家の裏切りに遭遇すれば、ますます世の中がおかしくなります。いつか「我慢して辛抱して生きてきて良かった」と言える日が本当に来るのでしょうか。
 私は、自分自身を過信していたのか、そこそこのことは味わってこれまで生きてきたと思っていたのに、自分に対してどうも私の見方は甘かった。自分のことは自分が一番良くわかっていないということをまた思い知ることになりました。
 最後は相手ではなく、「自分」ですね。

|

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 旬の伊予柑とセロリのさっぱりイタリアンサラダ:“Honesty is such a lonely word”オイ、こら、歌っている場合じゃない!: