2009-12-31

鶏の手羽中と蕪のミルク煮:作り置きのベシャメルソースの活用で短時間料理:大晦日を迎えて、私の破綻かしら

 早め、早めにと進めていたお正月のための準備も、予想は的中しました。自分の計画をびっしりと詰め込んだのは失敗でした。何か起きた時の余裕がないので、突発的に起こる諸々の所用が増えて、結局、今日のぎりぎりまでお煮しめなど作る破目となりました。実家の母から料理は全て作るように申し渡されていますので減らすわけにもいかず、今日は、目一杯料理の一日になりそうです。そして、これにて今年最後の日を無事に終わらせるというものです。
 この一年、私にとっては厳しいものもありましたが、後半で、心の支えとして大切にしたいことを見つけることもできました。そして、そのことを温めながら、いつか両輪の軌跡として振り返れる日々になることを願います。今日は、その「望年の日」として、一括りとします。
“I want you to always remember♪”

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 今日は、火の通りの速い蕪を煮崩れしないように透き通るほど柔らかく下茹でして、手羽中と一緒に薄いベシャメルソース仕立てのスープにしました。蕪の煮込みが根菜の中では一番速くできるので、手羽中を茹でている間に同時進行させて、調理時間を短縮します。
 手順としては、手羽中はいつものように弱火で煮立てないように静かに40分ほど下茹でして、煮汁は、アクを掬ってスープにします。
001その後バターで香ばしくソテーして、最後に蕪と一緒に煮込みます。
 べシャメルソースは、熱いスープにいきなり入れてしまうと、見事にお団子になってしまいます。ですから小鍋で少しずつスープを足して滑らかにのばしたペーストを作るのが先です。加える量は好みでよいと思いますが、今回のレシピは、割とサラッとした感じのスープにしたかったので、少なめにしてあります。また、アクセントに赤い色のピンクペッパーを少し加えて、胡椒の香りを強くしました。ペッパーという名前が付いていても香りだけを楽しむためで、辛くない香辛料です。

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 難しいことはありませんが、最初に手羽中を弱火で茹でることと、蕪はいつもはしない米の研ぎ汁で下茹でして、かなり柔らかくします。手羽中を焼き付けてからスープを加えて、別に作ったベシャメルソースを加えて調味します。 下茹でを丁寧にした蕪と手羽中なので、最後の調味は味が速く染み込み、結果、短時間の料理になります。

材料

  • 手羽中・・10本 P5120002
  • 蕪・・大6個
  • バター・・15g
  • 水・・1000cc
  • ローレル・・1枚
  • 塩・・小さじ2
  • 胡椒・・適宜
  • ピンクペッパー・・小さじ1
  • ベシャメルソース・・200g
  • 鶏スープ・・800cc

ベシャメルソースストックの材料(でき上がり約500cc)

  • 小麦粉・・60g
  • バター・・60g
  • 牛乳・・350cc

ベシャメルソースのストック➠材料と作り方レシピ

作り方

  1. 鍋に1000ccの水を入れ、流水で洗った鶏中火に掛け、鍋底から気泡が立ち上がり始めたら弱火にして40分茹でてスープを取る。(沸騰はさせずに80度くらいまでの温度をキープ)
  2. その間に蕪を3cmほど残して川を剥き、半分に割って茎の付け根の土を洗い流す。
  3. 米のとぎ汁と一緒に火に掛け、沸騰後5分茹でてからそのまま冷ます。
  4. 鶏肉を取り出して残ったスープを軽く沸騰させ、浮いたアクを取り除く。
  5. フライパンでバターを溶かし、手羽中の両面に焼き色が付くまで焼いて取り出し、スープを600ccとローレルとピンクペッパーを
  6. 加えて煮る。
  7. 残ったスープを使ってベシャメルソースを弱火でのばす。
  8. 5のスープに洗った蕪を加えてさらにひと煮立ちしたら6のベシャメルソースを加えて混ぜ合わせる。
  9. 塩と胡椒で味を調えて出来上がり♪

***
 昨日は長男が東京から戻りました。当初は午前中に到着予定でしたが、始発に乗るために夜通し起きていようとしたら寝落ちたそうです。10時過ぎに連絡が入り、高尾駅から小淵沢行きを待っているというのを知って、鈍行で帰省をしているということがわかったのです。殊勝なことです。東京諏訪間の運賃で一番安価なのは新宿から高速バスですが、東京の今の住まいから新宿に出るくらいなら、JRで八王子から中央本線に乗り継ぐ方が節約になるのは確かです。しかし、鈍行だと乗り継ぎが悪いと6時間はかかるのです。案の定、午後三時近くに帰着というのは順当な時間で帰って来たというわけです。この節約はもちろん、本人が帰省のための運賃を自分のアルバイト代から出しているからなので、私は、息子が少し金銭感覚がわかってきているのだと理解した次第です。
 ところが、改札を出てから電話が入って、諏訪では使えないカードと知らずに東京からカードで乗車し、改札で精算ができないことが発覚したというのです。現金を全てそのカードに入れたため、要は無一文です。下車時点で、現金を取りに家に行ってから支払いに戻ってくる、と約束をつけて改札から出してもらったそうです。
 ここで私が理解しなくてはならないことは、長男の電車賃を支払うことと、無一文の彼の交友費などの必要なお金を私がカバーしなくてはならないということでした。
 帰宅後そのことを確認すると、「お年玉で返すから」だと。本当に現金をカード化したのは不可抗力だったのかと疑うのですが、なんだかこういうのは、親からお金をせしめる特技の持ち主なのか、考えの至らないアン・ポン・ターンなのか、紙一重な感じがしてなりません。そして、新たなる疑問が湧いたのは、来春は二十歳になるという息子に、お年玉をまだ考えなくてはならないのかということです。
 昔は、お供え物のお餅を「御歳神様の賜わりもの」として、皆で分け合ったことらお年玉が始まったわけですから、年齢には関係なく分け与えるのがその意味です。で、私がこの意味に納得してどうすんだっていう話になるのですが、御歳神様からお餅を賜らない年なんですね、今年の我が家は。
 長男の話でもう一つがっかりな話は、ここで私が扱う政治や経済の話が難しいのだそうです。それは、役立っていないということなのですが、そもそもニュースを聞かないし、それでは社会情勢に疎くもなるというものです。が、私もこれ以上噛み砕いて書くのは、NHKのこどもニュースレベル以下になると話すと、あのレベルが既に高いのだとか。そして、ここは母親のブログだから読むのであって、そうでもなかったら元々ブログなんか読みあさらないのだそうです。救いになるのは、親が書いているから読むというその一点だけです。その一点で十分なのですが、その一点をつなぎ止めるのは、年に一度のお年玉なんかであってはいけないのです。
 脳裏に鳩山さんの億単位の親からのお小遣いが浮かんで、金額こそは違えど、金銭にタイトに育てると、物欲を育ててしまうのでしょうか。それも疑問。
 桑原桑原。

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コメント

今年最後?のエントリーはやさしいく暖かなお味の料理でまとめられましたね。

いつも拝見しては「!」と思う料理の数々ですが、自分で再現をする時間はままならず、しかし脳内でのクッキングシミュレーションでも十分刺激を受けています。

最近、与える幸せについて述べられていらっしゃいましたが、私のようにこちらを読む事が何らかの幸せになっている者がいるわけですから、ゴッドマーさんが日々のエントリーを書く事が、ご自身の与える幸せの一つになっていれば良いな、と思いつつ、こうしてレスポンスし、また来年も楽しい料理のご紹介をいただければな、と思います。

投稿: ふ゛り | 2009-12-31 19:35

ぶりさん、おめでとうございます。

ありがとう。背伸びしたりするのは疲れるし、長続きしませんね。やっと最近そういうことがわかってきたのと、裏を返すと、自分のことしか考えていないというスパイラルですね。

シュミレーションは、とても大事だと思います。スポーツも、何かのデモなどもそうですが、イメージトレーニングを繰り返すということは、自分を暗示に掛けるのと同じですね。

当分の間こんな調子で進むと思いますが、なにかあればまた声をかけてくだね。

投稿: ゴッドマー | 2010-01-01 06:24

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