菜飯(大根葉・小女子・紫蘇の実の塩漬け入り):驚きの東京の野菜の高騰:「Back to the Future」
東京の娘からの情報で、野菜の高騰が激しいと聞いています。最近娘から、作ったお弁当の画像を携帯カメラからメールで送ってくるので、エキサイトの方に私のお弁当記録と一緒に公開しています(☛)。よく似ているものを作るものだと思って眺めては、ふんだんに野菜を使っているので、そんなことから野菜の高騰についてどれ程のものかを聞いた次第です。例えばこちらできゅうりが1本20円くらいだとすると、東京は3本で300円近いのだとか。驚くのですが、それで買えなくなるという気持ちもよくわかります。親馬鹿チャンリンシャンなのですが、こちらで朝取りの新鮮な野菜を数種類、一抱えの野菜を送ったばかりです。もちろん、そんなことで足りるはずもないし、少しの間の凌ぎのようなものですが、だから親馬鹿だっつ話です、ね。
さて、東京ではどうなのかな、葉付きの大根なんて売っていますか。温かい所で取れた大根なら、青々とした緑の葉がついて売っていてもよい時期です。葱も同様です。こちらでは夏大根に青々とした葉がついているとしたら、それは、かなりの量の農薬を使っている証拠です。また、秋口に葉がついていない大根だとしたら、育ちの問題で、あまりよい大根ではないです。野菜の葉というのは、その育ちを知るのに大切なバロメーターでもあります。よく観察してみるとよいです。
今日は、その青々とした大根の葉で菜飯にしました。我が家から紫蘇の実の塩漬け(レシピ☛)が方々に散らばって、嫁入り先でも今の所好評を得ています。ここのレシピがお役に立つとよいと思っています。
大根の葉は、青臭みをしっかり抜きます。下ごしらえで残っていると、ご飯に混ぜた時に美味しくないです。また、少し下味がついていると味噌とのなじみがよくなってごご飯ともしっくりしますので、1cmの小口に全部きったら、塩をまぶして青い汁を絞って抜きます。固く絞った葉は、そのままたっぷりの沸騰したお湯で色が変わるまで茹でて笊に上げます。塩で揉んでから茹でると、鮮やかな緑色いになって、その緑の深さにうっとりしてしまいます。ここで、もう一度硬く絞って水を抜いたら下準備の完了です。あとは、分量の調味を混ぜて味付けしてから炊けたご飯に混ぜ込みます。ご飯が温かいので直ぐに味が染み込みます。逆によく混ぜないと斑(むら)が出ますので、ご飯を潰さないようにふんわりと混ぜます。これで殆ど粗熱が取れますので、しばらく布巾を掛けて蒸らしたら出来上がりです。翌朝、お弁当の分などに残す場合は、布巾を掛けたまま涼しい場所においておきます。
残った本体である大根は、鰤大根や鮭の切り身と一緒に包み蒸しにしたり、手羽先と一緒に炒め煮などにすると、同時に進行しても慌てることなくスムーズにできると思います。
材料
- 菜飯(大根葉と小女子、紫蘇の実の塩漬け)
- ご飯・・4合
- 大根葉・・1本分
- 塩・・大さじ1.5
- 小女子・・大さじ3
- 紫蘇の実の塩漬け・・大さじ2
- 信州味噌・・大さじ3
- 味醂・・大さじ2
作り方
- ご飯を炊いている間に大根の葉は根元から切り取り、土などを綺麗に洗い流す。
- 1cmの小口に全て切り揃え、ボールで塩和えして10分ほど放置する。
- 調味料を合わせて、鍋にたっぷりのお湯を沸かす。
- 2の大根汁をよく絞り、3のお湯で一煮立ちせ、笊に上げる。
- 3の大根をよく絞って3の調味料と一緒に混ぜる。
- ご飯が炊けたら飯台(無ければボールなど)に移し、5の大根と小女子、紫蘇の実の塩漬けを混ぜ合わせ、布巾で蒸らしてでき上がり♪
【お弁当に】
昨日3個、今朝4個。これ、なーんの数だ?
***
オリオン座流星群がよく見えます。昨日の朝方、ジョギングの折り返し地点にしている立石公園の石の上で、腹筋を始めてから気づいたのが流れ星。最初は目の錯覚かと思ったのですが、疑っていても何なので、瞬き(まばたき)をしないように気をつけていますと、はっきりと一筋の白っぽい光がスッと音も無く光って消えました。家に着いた時にはすっかり忘れていたのですが、夕方になって急に思い出し、娘のところへも知らせましたら、ニュースで聞いて知っていると言われ、なんだか一人ではしゃいで馬鹿みたいでした。
流れ星をみるということは、私にとって宇宙の神秘に近づくような実感を得られるもので、普段自分自身の気づかないところで何かが起こっている、そのことに後で気づいたときにはなんともがっかりな思いをするものです。日食や流星など、届かない宇宙の出来事を地球から眺めるだけですが、この神秘との出会いをありがたく思うのです。生きていると、こういうこともあるのに。
小学二年から中学二年まで寄宿生活をした娘の話では、寮の仲間と寝袋でハレー彗星を見たそうです。そのことを直ぐに思い出した様子でしたが、私にはそんな経験は無いです。あるのは、中学の頃、男子数名と天体望遠鏡を持参して学校の校庭に夜中に集合したことです。どちらにしても、子ども時代に経験しておくと、大人になっても感激は一入(ひとしお)です。当時の感激がそのまま戻って、今見えているものを通して未来に戻る感じがします。「Back to the Future」という映画がありますが、面白い英語表現だと思っていましたが、正に昔の自分を想像してそこに戻るといった感覚です。
いくつかの流れ星に遭遇しただけでいろいろな思いにも遭遇するものです。
因みに、オリオン座流星群について、こちらに説明があります。➠ 国立天文台HP
23日まで見えるそうです。私の観測方法を例えで言うと、眼科の視野の検査のような感じです。一点を集中的に見うような目線で、空全体を視野に入れておくと、とどこかでスーッと光る筋が見えたら、ソレです。
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コメント
今日の和風もまた良いですね。
こういう食事は夜に摂りたいです。
野菜の件、きゅうり3本300円は高いですが、どこの都会の街でも必ず1軒くらいはある問屋系のような個人商店の八百屋さんなら、高騰とまではいかないのでは?
生活に余裕が出てきて、自転車や徒歩での「脚」で街探索ができるようになると、そいったお店が見つかりますよね。
例のレストランは、きっと想い出で私の記憶が色付けされているのでしょう。
ゴッドマーさんが訪問されても、おそらくどこにでもあるような郊外の普通のレストラン、といったところかと思いますので、そのままが宜しいかと(笑。
投稿: ふ゛り | 2009-10-21 23:09
ぶりさん、野菜の件は娘も心得ていて、蛙の子は蛙だなと思う節があります。おそらく時間を見つけては、おしゃれをしていない、畑からそのまま出てきたような野菜を売っている所でも探すと思います。安いというだけではなく。かといって有機栽培野菜がよいということでもないので、住む地域に密着しないと駄目ですね。
そういえば、自転車に乗っていると、警察の職務質問によく遭遇するそうです。それも面倒臭いとか・・・。東京も変わったのかなと思います。
レストランは、きっと友人と行くと思います。もうお・そ・いです(^^)v
投稿: ゴッドマー | 2009-10-22 07:17