豚挽肉と白菜の餡かけご飯:「もうひとつの諏訪」の楽しみ方:「ベルリンの壁崩壊の陰の三人から日本人が学ぶべきこと」について
昨日は、友人を誘って、市内の山の奥にある「蓼の海」というため池の畔で野外食をしてきました。昔は、天然のスケートリンクとして地元の子ども達が早朝練習に登ったそうですが、今では公園として整備されています。観光地である諏訪湖があるで、このため池にわざわざ登ってくる地元民も少ないようです。
景色のよい静かなため池が、家から車でわずか10分の山奥にあるのです。諏訪は東京から近いということもあってか、温泉地としても景色を楽しむ場としてもよいところだと思います。善光寺の御開帳に合わせて始まった水陸両用バスの運行や、湖畔の美術館などが建ち並び、高速道路の休日割引も手伝って、さらに観光客が多くなったかに感じます。
ため池では、鴨のファミリーがゆったりと泳いでいて、羽を繕う音や小さな泣き声までもが私達のところまで届くほど、あたりは静まり返っていました。カメラを向けて何を撮るにも、電線が一本もない場所です。こういうことに感激してしまうのです。紅葉がすっかり進んでいて、真っ赤な葉はもう既に落ち葉となっていました。信州の秋は短く、一瞬の隙に紅葉を楽しむと直ぐに冬の訪れです。短い秋ですが、だからこそ目に焼き付けておきたくなります。
諏訪の良いところは、繁華街の賑わいから急に静かな山の奥の景色のよい場所に移動できることでしょうか。この落差の大きいことが、山の楽しみをさらに充実感として満足させてくれるのかもしれません。
帰りは道を間違って隣の下諏訪町の外れに出てしまい(和田峠/中仙道)、それが幸いして、諏訪大社・秋宮の角にある和菓子の老舗「新鶴」で塩羊羹を買い求めることができました。わずか二、三時間のひと時でしたが、山の景色のよいところでの昼食と楽しいおしゃべりが心地よかったです。
さて、今日は秋に相応しく、旬の白菜と挽肉の餡かけご飯です。我が家では定番中の定番で、子ども達が中学の頃、お腹をすかして帰宅した夕方でもおやつ代わりになっていました。冷蔵庫に作り置いておくと電子レンジで温めてご飯に乗せるだけなので、いつの間にかなくなってしまうという手軽さもよいです。また、冷めて温め直すと、白菜はその特徴を発揮して水分が抜けてくたくたに柔らかく甘くなります。繰り返すほど美味しくなるというものです。毎年白菜の時期は良く作るのに、ここに公開していなかったようでした。
全て7~8mm角に切り揃えるので、白菜の外側のやや硬い葉の辺りがよいと思います。白くて硬い部分と葉の柔らかい部分を別々にして切り、白い部分を少し長めに炒めて後から葉を加え、時間差で炒めると全体に均一に火が通ります。白滝(しらたき)は、短く切って乾煎りしてから味付けするとしっかり味がしみ込みます。簡単ですが、このような部分に一手間かけることでぐっと美味しくなります。
材料(5~6人分)
- 白菜・・300g
- 白滝(しらたき)・・180g
- 生姜のみじん切り・・大さじ2
- 豚挽肉・・200g
- 片栗粉・・大さじ1(同量の鰹出汁)
合わせ調味料
- 鰹出汁・・300cc
- 淡口醤油・・大さじ2
- 塩・・小さじ1
- 砂糖・・小さじ1
- 酒・・大さじ2
作り方
- 白菜の葉と白い茎の部分を切り離し、それぞれを7~8mm角に切り揃える。
- 白滝は笊にとってはさみで食べやすいように短く切る。
- 生姜はみじん切りにする。
- 片栗粉以外の調味料を全てボールに合わせる。
- フライパンを中火にかけて2の白滝の水分が出なくなるまで乾煎りし、笊に取っておく。
- おなじフライパンに炒め油を少量落として挽肉を炒める。
- 肉の色が変わってきたら白菜の白い部分を加えてしんなりするまで炒める。
- 続けて葉を加えて炒める。調味料を全て加えて煮立て白滝と生姜を加えて2~3分炒める。
- 出汁で解いた片栗粉を加えて大きく混ぜ合わせ、2~3分煮込んだらでき上がり♪
【お弁当に】
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メモのようになってしまうかもしれませんが、是非とも書き留めたいので。
今年は、東西ドイツの国境としてのベルリンの壁が取り払われてから20年目に当たるという、もうそんなに昔のことになるのですね。一ヶ月ほど前にドイツ人の女性がこの歴史的事実をドイツ国民が忘れ去ることのないようにと、メッセージを寄せていたのを読んで、当時の報道や賞賛するドイツ国民の歓喜の報道を思い出していました。
そして、昨夜公開された極東ブログで、これに纏わる欧州諸国の外交的な秘話と、そのことを日本人が学んだら良いこととして示唆されています。そう、あくまでも「示唆」なのです。大きなヒントも添えてありますが。
この文書のなかに、横路議長が心に留めておくとよい話がある。文中のアタリ氏はミッテラン氏の特別補佐官である。(横路さん➠民主党の衆議院議長)
弁ちゃん、よくぞここで言い留まってくれましたね。弁ちゃんが横路さんに留めて欲しい事が書かれているのは
同じく英国の高級紙タイムズ紙に9月11日付けでMichael Binyon氏による記事「Thatcher told Gorbachev Britain did not want German reunification」(参照)
です。ここの文脈を読むしかないのです。それが、今の日本の政治を知る意味で、どんなに苦労しても自分で読解する必要があると思います。
英文であるため、まずは日本語に訳す必要があります。その上で、文脈を読むのですから、大学の政治学並みのお勉強をするつもりになるしかありません。特に今の若い人達にそう思います。何故かというと、政治に関しては私も疎いのですが、だから言えるのは、自分の頭で歴史を考察し政治や文学からそういうことを学ばなかった付が回ってきているのです。政治を読むということは、政治には多くの秘話があって、後から知ると、その政治家の本性のようなものも見えてきてなかなか面白いものです。でも、その裏側の動きがリアルタイムに掴めたり、駆け引きの中身をいくらかでも現時点で推測できるとしたら、それは、日本の政治への関心が深まり、自ら知ろうという気持ちにもなることです。そして、自分の住む国がどうしたらよくなるのか、そのためにどの政治家に託したらよいのかなど、選挙への参加姿勢も違ってくることだと思います。勉強とか学習というのは、苦労して、試行錯誤しながら何かが見えてくるまで調べ尽くすことだと思います。
私はリンク先のタイムズ紙の文脈が知りたく、何ども読み返しているのですが、少し届かない場所にまだいます。これから少し取り組みます。
これでまた、今読んでいる本が積読になっちゃいますが・・・。
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コメント
見せて頂いた写真。
アルプスを望むようなお決まりの信州の景色ではないここは、ゴッドマーさんの大切なお庭なのでしょうか。
何度か訪れたことのある記憶を辿ると、駅前から高校のある急坂を上り仕事の場に行ったこと。
プライベートで訪れた際に期待せずに入った湖畔のレストランがとてもおいしかったこと。(調べて見たところドゥ・アルブルというお店がそれだった気がします)
今日のお題。
料亭のまかないのような。
鶏でも良いでしょうね。
少し汁気を多め濃めにして玉子でとじてもおいしそう。
中高生は学校の帰りにコンビニや脂ぎったラーメンではなく、こういうものを食べなければ。
投稿: ふ゛り | 2009-10-17 22:54
ぶりさん、坂の途中の高校を通り過ぎてもっと、もーっと(約5分)登ると蓼の海への分かれ道に行き当たります。そこが私の庭ですよ。
レストランは今でも存在しています。実は、私は全く期待していないので、入ったことがありません。フレンチの名前でパスタのメニューがHPにはあります(謎)。でも、せっかくですから今度行ってみましょうか。
投稿: ゴッドマー | 2009-10-18 03:29
いつもごちそうさまです。
ナシゴレン、ご馳走様。半熟両焼き目玉焼き、弁当に応用させてもらってます。
白菜あんかけゴハン、グーです。
葉っぱの方が多い感じになりましたが、いやあ、いいお味でした。
全記事フォローというわけには行きませんが、いつも愛読させてもらっています。
Power to the Godmother,Ride on.
投稿: ulala | 2009-10-30 19:01
ulalaさん、Oh、Yes!I got some power from you,daddy.
拝見しましたけど、陳列されているお料理は、いつも温かいスポットを感じます。それって採光の種類なの?とか不思議です。美味しそうに見えて実は美味しいというフェイントもありですね。
ところで、古典落語の三遊亭円楽さん、亡くなりましたね。好きだったのに、、。昨日はPCのトラブルで困ったちゃんでしたけど、ほぼ復帰しました。またよろしく、ね!
投稿: ゴッドマー | 2009-10-30 19:28