大根と手羽先の早煮:烏賊・油揚げ・豚肉と変化を楽しむ大根料理
最近の金曜日はというと、友人宅でお弁当を持ち込んでのお昼ご飯という流れになっています。昨日もおしゃべりをしながらゆっくり昼食をとって、楽しいひと時でした。帰宅して直ぐに眠くなるのは、家事を拒否する潜在意識でもあるのでしょうか。目覚しのコーヒーまで入れてもらって帰宅なのにです。私には週末という感覚はないのですが、最近は人並みに日曜日をお休みの日にしたいと、時々思います。逆の発想をすれば、毎日が休日といえばそうですが、友人は、娘さん達がそれぞれの進路で家を離れてから、金曜日は外食の日にしたそうです。何と呼んでいたか忘れましたが、ウイークエンドは欧米の習慣を真似て、日本でも外食をしたり飲み歩く楽しみな日という感覚で、働く人が癒しを求めてきたのですね。
だからといって手抜きをしたわけではないのですが、早煮です。でも見た目、全く早煮には見えないでしょ。大根は、その透けた琥珀色から味のしみ込み加減を想像しても、一時間は煮た感じがしませんか。実際はその半分です。煮ている時間は15分で、準備と手羽先を焼く時間が15分といったところです。
長話は禁物で、その秘訣をばらしちゃいますと、①、大根は厚みを均一に切って、周囲から熱を吸収しやすく火の通りをよくする。②、味付けをする前に大根が透き通るまで強火で油炒めする。③、調味料を加えたら蓋をして蒸し煮する。④、味がついたら強火で水分を飛ばす。以上です。
手羽先は、早煮の場合は、最初に香ばしく焼き色が付くまで両面を焼いて一度取り出します。②の段階の最後に戻しいれてから、大根と一緒に味付けをして仕上げます。手羽先に変わる材料としては、ヤリイカ(レシピ☛)、油揚げ(レシピ☛)、豚肉(レシピ☛)などで、味付けの変化としては、味噌やオイスターソースなどです。
これから大根の甘味が乗ってくる季節の到来ですから、思い切って大きな大根を一本買いして、材料の組み合わせや味付けを変化させて楽しんでみてはどうでしょう。夏野菜は高騰してしまって、台所事情も何かと大変だったと思いますが、秋野菜、冬野菜には期待したいですね。どうも、この長雨が気にな
る我が家の畑ではありますが。大根さん大丈夫かなぁ。
材料
作り方
- フライパンに油を引いて手羽先の外側の厚い皮目を下に全体に並べて中火にかける。
- 大根は皮を剥いて3~4cmの輪切りにし、繊維に沿って7~8mm幅のスライスに切り、角度を変えて同じように切って長い棒状に切る。
- 頃合をみて手羽先を裏返し、両面に焼き色がついたら一度引き上げる。
- フライパンの油を払って炒め油を引いたら強火で2の大根が透き通るまで炒める。
- 3の手羽先を戻しいれて炒め合せ、鰹出汁、醤油、酒を全て加えて蓋をして7~8分蒸し煮する。
- 大根に味がしみたら蓋をはずして強火で煮詰め、時々鍋を振って蒸気を飛ばしたらでき上がり♪
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