2009-10-11

ノンドレッシングの中華風サラダ:畑の春菊、待っていた甲斐がありました

 連休で秋晴れの天気だというのに、高速道路の混み具合が激化した近頃、出かけるのが億劫になっています。市内の道路も、休みの日はめちゃくちゃ混み合うのでちょっとした買物も車では行きたくなくなります。かといって、私の住むこところは小高い丘にあるので自転車の帰路は悲惨なことになります。観光地に住むということは、いろいろそれなりの諸事情があるものです。

Pa100012

 畑の野菜をチェックしてから買物に行っても遅くはないと思い、あまり期待もしていなかったのですが、春菊が見事に生長して青々としています。もう間引き菜の段階から抜け出て、立派に大人の春菊です。ちょっと感激しました。昨年の春菊とは比べ物にならないくらい柔らかです。雨が多いからか寒暖の差が大きいからか、野菜の育ちは正直に自然を受け止めて育っているだけなのですね。
 永田農法の野菜は、味が濃く、毒(=あく)が無いのが特徴ですから、生で頂くのが最高に美味しいです。また、市販の春菊は2~3日冷蔵庫に置くだけで老化が進みますが、家で採れる野菜は寿命が長いですから、新鮮さが違うのは明白です。
 さて、昨日皮蛋(ピータン)の話も出たところで、色彩も鮮やかに春菊のサラダに早速加えてみました。ドレッシングは一切使っていませんが、トマト汁と塩水に浸けた豆腐の塩分、胡麻油、ピータンが混ざり合っただけでもう十分です。

Pa100009

 作り方は簡単ですが、順番を間違えると全く違った食感になってしまうので気をつけます。春菊と玉葱のスライスは最初にボールで胡麻油で和えて、油でコーティングします。あとから混ぜる豆腐の塩分やトマトの水分が染み込まずに、P5130002最後までしゃきしゃきとした食感が保たれます。豆腐は1cmほどの厚みにスライスしてから塩水に浸して、一時間もすると塩気を吸って程よい味が付きます(レシピ☛)。そのまま浸けっぱなしで4~5日しても腐ることは無く、塩を吸い込み過ぎるということも無く、最初に作った塩水よりやや薄味が付く程度だと覚えておくとよいと思います。

材料

  • 春菊・・100g
  • 皮蛋(ぴーたん)・・1個
  • 塩漬け豆腐・・70g
  • トマト・・160g
  • 玉葱・・1/4個
  • 胡麻油・・小さじ1
  • 胡椒・・少々

作り方

  1. 春菊は洗って水気を切ったら5cmほどのざく切りにする。
  2. 玉葱は薄くスライスして辛味が気になるようなら水にさらす。
  3. 塩漬け豆腐は1cmのサイコロ状に切る。
  4. トマトは湯剥きをして一口大に切る。
  5. ピータンは表面の泥を水で洗い流して皮を剥き、縦横に1cmくらいに切って、アンモニア臭が飛ぶまで置く。
  6. ボールで1、2を胡麻油で和えて、胡麻油をを全体に行き渡らせる。
  7. 3の豆腐と5のピータンを8の春菊と混ぜ合わせ、最後にトマトを手でつぶしてトマト果汁を回しかけ、トマトも一緒に和えてでき上がり♪

|

コメント

こんばんは。
生の春菊と胡麻油っておいしいですよね!
採れたての春菊、うらやましいです。
私はスーパーに春菊を探しに行ってきます(;_;)

投稿: もちょこ | 2009-10-12 18:57

もちょこさん、おはよう。

春菊は早めに水にさらしてあげるとしゃきっとして元気になりますね。お豆腐の甘さがとても組み合わせ的には合うので、生野菜として沢山食べられるのが嬉しいサラダです。

投稿: ゴッドマー | 2009-10-13 06:53

春菊で思い出しましたが、少し前に中華街で香菜「だけ」のサラダをいただいた事があります。
どんなに癖が強いのかと思いきや、鮮度が良かったからか、ドレッシングが良かったからか(おいしくて、解析する間も記憶もなし、笑)、同行者全員が美味い旨いとあっという間に無くなりました。

仰る通り、春菊はくたびれるのが早い野菜ですから、このお写真から感じられる鮮烈さは、私の近所のスーパーの棚からは得られないように思います。
あの香菜もゴッドマーさんの畑のような新鮮な特別品だったのかもしれません。

お豆腐はぜひ美味しいお塩で漬けたいですね。

投稿: ふ゛り | 2009-10-13 21:47

ぶりさん、シアンツァイは畑で栽培できると思います。多分虫がつかないのじゃないかしら。コリアンダーとは違うらしい、パクチーとか紛らわしいので、しっかり種を見極めないといけません。来春育ててみようかと思います。

塩はにがりが沢山残ったミネラルの多い塩ほどあまいですから、白米のおにぎりが一番のおご馳走ですね。

そろそろお腹が空いてきたのでこれにて、早速おにぎりでも・・・

投稿: ゴッドマー | 2009-10-14 06:57

ゴッドマーさん、おはようございます。

香菜はサカタのタネからも種が売られてらしく、Blog仲間が栽培に挑戦し始めました。
どうも寒くないとだめだとか、結構難しいようなことを聞きました。
確かに品種は幾つかあるかもしれません。
中華街の料理のトッピングでも香りに違いを感じますので。

@秋田駅のわっぱ弁当は美味しかったです。

投稿: ふ゛り | 2009-10-14 08:15

ぶりさん、情報をありがとう。
サカタのタネで調べたら「中国野菜」のタグにコリアンダーとあります。違うらしいと言及したばかりなのに・・・でも、「独特のにおいからか虫はあまりつきませんが、カメムシがつくことがあります。農薬を使用する際は、ラベルをよく読み、間違いのないようにします。」とありますから、やはり虫がつきにくいですね。でも、カメムシだけはやめて欲しかったな。アレだけはっ!

投稿: ゴッドマー | 2009-10-14 09:54

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ノンドレッシングの中華風サラダ:畑の春菊、待っていた甲斐がありました: