じゃが芋とそぼろ豆腐の和え物:人気上昇中のそぼろ豆腐
昨日は、関東に直撃型の台風接近の影響で、ここ諏訪でも終日どんよりとした曇り空でした。進路は千葉沖からでしたから、こういう時には漁にも出られず、太平洋側の漁場からは水揚げがなくなるので、台風が通り過ぎてからも市場が影響を受けるものです。ニュースを賑わしていたのは、民主党圧勝後のインタビューと台風速報という一日でした。選挙といえば、長野県には民主党以外の当選者はとうとうゼロという結果でした。何という偏りかと思います。これでは民主党だけの一党独裁政治じゃありませんか、長野県は。そして、もしかしたら、長野県民は、その傾向だからこのような結果となって表れたのでしょうか。笑ってはいけないと思いつつも、我慢すると泣けます(苦笑)。(よく考えたら、これって今回の選挙結果としては、全国的にそうだったのですね^^;)そして、いつもの事ながら私の票は死票として、海の藻屑となりました。
さて、今日は副菜として何か一品欲しいなという時に、これいいかもと思いついた簡単な和え物です。味付けの元は、先日ここで紹介しましたそぼろ豆腐です(参照☛)。このそぼろ豆腐には濃い目の味付けをして、そのままいただくのではなく、味付け用として多様な使いこなしを目的としています。
娘が今、静岡で取り組んでいるお弁当作りに役立つのではないかと思ったのですが、早速作ってご飯に載せてみたようです。自分ではつまみ食い程度しかしなかったというのですが、お弁当を食べた方々から「激ウマ」だと感想をもらって嬉しかったようです。今後に張り合いも出たのか、オムレツなどでまたアレンジを考えている様子です。
娘を横目に私はといいますと、軽く茹でたじゃが芋に絡めて、水気のない和え物にしてみました。じゃが芋と鰹の風味はお醤油とはとても相性がよく、これもまた白いご飯にはぴったりです。
じゃが芋の下茹での加減がちょっとうるさいのですが、丁寧にほどよい加減に食感を残すのがこの料理の信条です。沸騰しているお湯に2%の塩を加えて千切りに切りそろえたじゃが芋を一気に入れて約1分、じゃが芋がどんどん透き通ってきます。全体に白さがなくなって透き通ったら笊に上げます。そのままだとアクで色が悪くなりますから、水気を切っているときに空気に触れるように返します。じゃが芋が熱いうちに酢を回しかけて下味をつけます。ここまでがじゃが芋の下ごしらえです。おぼろ豆腐を出汁で伸ばしてとろみをつけ、じゃが芋に絡めて細葱を散らします。
この透き通ったじゃが芋の食感は、しゃきしゃきしていますが生ではなく、かといってすっかり火が通っているわけでもないという微妙な感じです。じゃが芋の新しい食感が楽しめる和え物です。
材料
作り方
- そぼろ豆腐を作る。
- じゃが芋は皮を剥いて2mmのスライスにし、横に倒して2mm幅で千切りにしたら直ぐに水に放って3分ほどで笊に上げる。
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、2%の塩(分量外)を加え、2のじゃが芋を入れて透き通るまで茹でる(2~3分)。
- 3のじゃが芋を笊に上げしっかり水気を切ったら酢で和える。
- 平鍋におぼろ豆腐の1/3と出汁を煮立て水溶き片栗粉でとろみをつけて2分ほど弱火で煮詰め4のじゃが芋を加えて絡めて火からおろす。
- 皿に盛り付け細葱を散らして出来上がり♪
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