秋の会席おもてなし料理:閣僚と官僚の綱引きが始まった
秋の五連休というのは初めてだそうですね。自民党政権の恩恵で休日の高速道路の通行料がどこまで乗っても1000円となり、諏訪を通過する中央高速はお陰で大変混み合うようになりました。ここでやっとETCカードを車に導入した方は少なくないと思います。しかも、民主党政権でマニフェスト通りに事が運べば、次なる恩恵は無料化です。ETCの装置をここで慌てて取り付けることもないのではないか、と思案中の人もまだいますでしょうか。無料化に期待しているわけではありませんが。本当に民主党政権が存続して、そういう事を齎す日が来るのか半信半疑です。
さて、そういうわけで世間の多くの皆様は、家庭料理どころではないでしょうね。お彼岸も重なってお墓参りに出かけたり、行楽には秋晴れの天気にも恵まれそうですし、よろしいことです。私は逆に、ここで出迎える側になりましたし、料理を作る機会も多くなります。
実は昨日も来客があって、お昼ご飯を我が家で食べていただく運びになったのです。おもてなしに、早速私自身のレシピから全て拾いました。秋にちなんだ食材を意識して、山の幸や海の幸をいろいろ思ったのですが、特に連休だと魚も入りにくいそうで、あまり揃いませんでした。普通に地元で採れる旬の野菜を意識的に使いました。それと、柔らかいものしか食べられなという方のために、全体的に蒸し物が多いラインナップですが、味付けで目先を変えました。
最初の料理を作る間に、お酒を飲みながらつまんでいただく「突き出し」を五品、練り物、揚げ物、酢の物、和え物(洋風)、蒸し物を一口サイズで一枚のお皿で盛り合わせにしました。主菜を一品ずつ作りながら、時々私も席に着いていただきながら歓談し、料理に戻るという感じでした。前夜に仕込みもできていたので、人数は七名分とは言え、会席風に銘々に作ったにもかかわらず、割りとスムーズに運びました。
突き出し
塩漬け豆腐とオクラとトマトのサラダ(酢の物)参考レシピ☛
枝豆のクリームチーズ和え(和え物)レシピ☛
大和芋のげんこつ揚げ(揚げ物)レシピ☛
南瓜のワイン蒸し煮(煮物)レシピ☛
蟹むき身入り豆腐の焼き物(練り物)参考レシピ☛
肉料理 鶏ひき肉の鬼巻きす蒸し和風あんかけレシピ☛巻物:ほうれん草、にんじん、紅菊
箸休め 蛇腹きゅうりと大根のキムチ参考レシピ☛l
魚料理 切り身の赤カレイの中華風蒸し物レシピ☛
;
肉料理 ユー・リン・チー(油淋鶏)レシピ☛
ご飯 塩漬け紫蘇の実とご飯、味噌汁レシピ☛
デザート チーズケーキレシピ☛
スイートポテトの編み込みパイレシピ☛
***
最近のニュースはどのニュースをとっても嬉しく思えなくて。そう読んでしまう私は半信半疑な気持ちで民主党政権を見ているせいだとは思っています。そんな矢先、一昨日のニュースで
時事ドットコム:予算編成、財務省ペースに=国家戦略局、準備整わずと報じたのを読んで、「民主政権が一本取った!」と早飲み込み!ここのクリップ記事のコメントに、
ここで国家戦略局が潰れたと見ると、財務相のシナリオを読み間違え。
財務相の狙いは、国家戦略局を使い回して、他省の離れのすき焼きを召し上げること。(finalventの日記)
と、あるにもかかわらず、若干読み間違えしてしまったのです。表向きは民主党政権ありきのようにも読めるのですが、なにやらこの裏にはシナリオがあるらしい。その種明かしは➠【新・民主党解剖(5)】したたか財務省 さっそく小沢シフト
■官僚コントロール
■面従腹背?
■小沢シフト
そして、
鳩山政権は、新設する首相直属の「国家戦略局」で予算の骨格を決める方針だが、予算編成権を手放したくない財務省は「骨抜き」に動く公算が大きい。財務省をどう手なずけ、政治主導を実現するのか。間合いを間違えば、「脱官僚」が看板倒れに終わりかねない。 =おわり
私自身が賛成できているわけではありませんでしたが、民主党政権が始まってしまった以上、何かよいことでもあればと、期待とも違う気持ちですが、応援する気持
ちはあります。このところ全く嬉しいニュースがないので、このニュースは、官僚政治を見直す手始めとしてはよいスタートなのかと思ってしまったのです。やれやれ。
ところで、浅はかな初歩の疑問ですが、民主党が叩いてきた「官僚政治」というのは、本当に国民のためになっていないのでしょうか?そこのところが最近よく分からなくなってきました。民主党にとっての都合というのは、国民の側に立っている訳ではないのでしょうか。政権が移って、今まで野党としてイデオロギー的には機能していた政党が、そのイデオロギーを以って日本を背負って立てるとは思えないのですが、そのギャップをどう埋めるのかが全く見えないです。政策を裏付ける数字と実行力がいま一つなのは、例の岡田さんが言い始めたとされる「国家戦略局」に関係する管さんを報じるニュースでも特に内容がなく、漠然としていますし。要するに、アレですか、無策?「無策の混乱かも」とあっさりと聞いてしまったけど、そう言われれば、そうかもと思ってしまうのも何ですけど。本当に見えてこないですね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
なんと世界旅行のような豪華な宴席ですこと。
お呼ばれしたいです(笑。
ところで先日の紅糟、これもそうでしょうか。
■あさりの酒粕炒め
http://www.chinatown.or.jp/magazine/receipi/vol14.html
紅糟とは紹興酒の糟?
投稿: ふ゛り | 2009-09-21 08:52
ぶりさん、私もさんざん調べたのですが、紅麹を使って「紅酒」を作る最後に残ったかすが本来の紅糟だと思います。(紹興酒ではないのかも) http://godmothers.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-4814.html
因みに、リンク先の紅糟の下欄に「慶福楼では福建産を直輸入して使用」とありますね。私が、今使用している瓶入りの前に使っていたのがペースト状の福建省産の紅糟で http://godmothers.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-27c5.html
で、慶福楼さんとなんとなく色も同じような気がします。
瓶入りの液体(ポタージュ状)は、色は牛肉の小豆色のようで、香りも味もペースト状のよりは薄いです。
実は、ペースト状の方が扱いやすいし、美味しいので私も欲しいところですが、この会社は倒産してしまって今はこの小袋入りは入手できないそうです。(もしかしたらお店の在庫などにあるかも)
投稿: ゴッドマー | 2009-09-21 10:43
プチ・シノワさんで聞きましたが、「紅酒」➠「紹興酒」という工程があるそうで、いわゆる甘酒のような段階で取った糟と、発酵が進んで紹興酒に近い状態の糟の分け方をするそうです。後者は、色は黒に近い色で、これも今では日本では輸入できてないそうです(売れないから)。前者は、瓶詰めの例のですが、ここだけの話、一般で買うと超高価だそうです。もし、買い求められるのでしたら、プチ・シノワでは業者価格にて扱っているので格安だそうです。
投稿: ゴッドマー | 2009-09-21 19:00
プチ・シノワさん、いつからかユーザー登録制になったのはあまりの格安だからなのでしょうか。
売れない食材といえば、床下に塩蛋が漬けてあるのを放置したままなのを思い出しました!
もちろんゴッドマーさんの以前の記事と中華街で食べる菓子から導かれ作ってみたものです。
2月頃に10個漬けて3個ほど食べて、忘れて数ヶ月、、。
糟は少し歩いて探してみます。
投稿: ふ゛り | 2009-09-22 08:33
ぶりさん、ユーザー登録は、あのHPができた当初からですよ。「HPができました」と連絡をもらって登録したのは、私が確か一番でした^^;
塩卵>げっ!2月ならまだイケるかも。私の最長は6か月でしたから^^;アレは、月餅に入れるらしいですが、茹でてお粥に黄身だけ乗せるのが一番シンプルで手っ取り早いと存じますが。
投稿: ゴッドマー | 2009-09-22 15:35