塩丸いかとトマトのマリネサラダ:郷土の特産品:iphone、ipod touchも知っておかないとね。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますね。この言葉もたとえの話でしょうけど、九月のお彼岸まで諏訪の暑さは持ちません。高原地方独特だと言ったらいいのか、お盆を過ぎれると朝夕の気温差が大きくなり、夜は寒いくらいに感じます。日中の日照りも、日陰に入るとひんやりして気持ちのよい風が通ります。東京の暑さはもうしばらく続くのだと思いますが、息子の一年目の東京の夏も、何とかこの分だと乗り越えられそうです。
さて、夕涼みにぴったりのさっぱりと冷たいトマトのマリネサラダを作りました。信州名物「塩丸いか」とトマトの組み合わせです。 塩丸いかというのは、保存用にスルメ烏賊を塩漬けしたもので、道路事情が悪く鮮魚が入手困難な時代から作られてきた長野県の保存食です(Wikipedia☛)。理屈から言うと、産地で加工されたものがこの土地に入ってくるのが道理だと思うので、長野県産の表示が不思議だったのですが、時々富山県や福井県の加工会社の製造品も見かけます。そちらの方が歴史が古いのかもしれません。
私が諏訪に来た頃、塩漬けや味噌漬け、糟漬けの魚介類しか売っていない土地柄に大変不満でした。新鮮な魚介類がまったく食べられないというだけでストレスでしたから、塩丸いかの存在にも興味がなく、昔はあまり食べませんでしたが、ここ数年でようやく食べてみる気になったというものです。逆にこの美味しさには他所では出会えないのですから貴重ですね。
皮を剥いて茹でてから塩漬けしたものですから、味が凝縮されていて烏賊の旨味は抜群です。この辺の人は、キャベツと茗荷の塩もみなどと一緒に酢を利かせた和え物や、さっぱりとしたサラダ風に作るようです。
塩抜きの加減は料理にもよりますが、軽く塩抜きして塩分を多めに残し、野菜と和える方が烏賊の旨味を生かせると思います。今日のマリネではトマトの酸味と甘味だけですから烏賊の塩は少し強めに残しました。スライスして5分、たっぷりの水に浸して塩抜きをします。かなり塩分を感じましたが、トマトにはさんでマリネした後冷蔵庫で最低30分は冷やしますので、その間に塩分もトマトと馴染みます。
そうそう、この塩丸いかは足を胴体を差し込んで売っていますが、実は奥の方に小ぶりの烏賊が折り畳むようにして入っています。2個セットですが実際は大小で4個です。また、料理によりますが、使わなかった足やエンペラーのような部分は、野菜と一緒に和え物などに使います(レシピ☛)。
材料
- トマト・・大2個
- 塩丸いか・・1個
- 紫玉葱・・1/4個
- アスパラガス・・4本
- 黒オリーブ・・3粒
- オリーブオイル・・小さじ2
- ワインビネガー・・大さじ1
作り方
- 塩丸いかは胴体だけ薄くスライスしてたっぷりの水に5分浸して塩抜きをし、笊にあげて水気を切っておく。
- アスパラガスを好みの硬さに茹でて冷まし、半分に切っておく。
- 紫玉葱は薄くスライスしてみずに2~3分さらして笊にあげ、水気を切っておく。
- その間にトマトのヘタをくり抜き、7~8mmの輪切りを10枚切る。
- 4のトマト5枚を皿に並べて1の烏賊のスライスを敷き詰め、残りのトマトで蓋をする。
- 2のアスパラガスと3の紫玉葱を周囲に盛り合わせ、刻んだ黒オリーブとオリーブオイル、ワインビネガーを全体に垂らしてからラップをかける。
- 冷蔵庫で30分ほど冷やして出来上がり♪
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最近、iphone、ipod touchなどが反響を呼んでいます。実際に買うつもりがあるかどうかよりも、我々世代にとっては「これは何ですか?」から入らないとわけがわからん状態になり、もしかして、調べてみたら実際は「自分のライフスタイルにぴったり!」なのかもしれないわけです。警戒&敬遠していないで、積極的に調べてみようじゃないの。っつわけで、少しずつですが、暇に任せて情報を集め始めました。人様が書いた情報をコピペのようなものですが、最低限知っておきたいことかと思うので、良かった参考にしてください。
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