2009-07-21

韓国風インゲンと豆腐の牛肉炒め:豆腐を香ばしく焼くのが美味しさのコツ

P7200002_2  野萱草の花が咲きました。この家の庭に野萱草が生えているのはずっと知っていて、春先には時々摘んでお浸しで食べているほど親しんでいます。でも、花を見たのは始めて。野萱草の花は寿命が短いので、気づかないうちに咲いていたのかもしれません。ちょっと感動的でした。学名もギリシャ語の悲しげな語源ですね。

学名 Hemerocallis longituba
Hemerocallis : ワスレグサ属
longituba : 長い管の
Hemerocallis(ヘメロカリス)は、ギリシャ語の
「hemera(一日)+ callos(美)」が語源。
美しい花が一日でしぼむところから。

 そうそう、霧が峰高原のニッコウキスゲが満開です(参照☛)。野萱草とそっくりで色はやはりオレンジ色のユリ科の花です。名前の通りの霧の名所で、夏場は雲の中ですから、ちょっと晴れ間がのぞいた時に運よく見られるといいです。家から車で20分くらいの場所ですが、下界が暑くてたまらない時に涼みに行くくらいで、長いことニッコウキスゲを見に行っていませんでした。

Gyuniku

 さて、隠元は今年は豊作?毎日山のように積んである諏訪の八百屋さんです。
 畑をちょっとだけやってみてつくづく思いますが、天候やその時の全ての環境に左右されるのが農業で、豊作の年もあればそうでない年もあったりいろいろで、自然との対話が難しいです。日照や雨量を感じて野菜に何が必要か必要でないかを考えながら育てるということは、ある意味緊張ですが、張り合いがあって楽しいことでもあります。そういうことを加味して店頭の野菜を見て、収量が多いような野菜ほど多目に買ってどんどん食べるようになりました。なんとなく心の中はそれが豊かに感じられます。
 暑くなりましたね。今日もその豊作らしいインゲンの炒め物です。暑くなったらピリ辛をいただきながらビールでもという感じでしょうか。個人的にはビールはコップ一杯で充分な私ですが、夏の夕涼みにぐびぐびっと喉で飲むビールは最高です。そのビールにぴったりのヘルシーな炒め物を作りました。
 私としては、韓国の味付けの料理は少ないです。イメージですが、にんにくとピリ辛が合体してそれが何にでも味付けとして平均化されている料理のような感じ。インド料理だったら多種多少のカレーしか食べなのと同じような。知ってます?インドではカレーが殆んどの料理と言ってもいいくらいなんです。韓国料理もそんな感じ。微妙に味の違う唐辛子味噌(コチュジャン=苦椒醤)等を使い分けています。

Gyuniku2

 今回は、あまり辛くすると息子などはシーシー言って食べ難そうにするので少しにしました。二年位寝かしたものですから味噌が真っ黒?です。その代わりにコクが付いて、大変香りもよく醗酵が進んでいます。この寝かしたコチュジャンと信州味噌を混ぜて合わせ調味料を作って一気に味付けします。
 炒め合せるだけですから簡単ですが、下準備として木綿豆腐を香ばしく両面焼くのに少し時間を要します。豆腐を焼きながらインゲンの下茹でしたり、牛肉を広げて一口大に切るなどの準備を整えます。出来上がりの色はかなり黒いですが、味はそれほど濃くなく、夏場のおかずとして丁度よい感じです。インゲンをシャキシャキ食べるのが食欲に勢いがつく感じで、ご飯が進みますよ!

材料

  • 牛肉(内ももスライス)・・150gKocyujyan
  • インゲン・・200g
  • 木綿豆腐・・450g
  • オリーブオイル・・大さじ1

合わせ調味料

  • コチュジャン・・大さじ1
  • 信州味噌・・大さじ1
  • 酒・・大さじ2
  • 味醂・・大さじ1

作り方

  1. 木綿豆腐は笊の上に置いて軽く重石をして10分程水切りをし、一口大に切る。
  2. フライパンにオリーブオイルを引いて1の豆腐を並べ、弱めの中火で気長に焼き色が付くまで両面焼く。
  3. その間に、インゲンを1%の塩を加えたお湯で茹でて、粗熱が取れたら5cmに切り揃える。
  4. 牛肉は広げて一口大に切る。
  5. 合わせ調味料をボールに作る。
  6. フライパンに油を少量引いて、インゲンと豆腐を最初に炒め、牛肉を加え、肉の色が変わったら合わせ調味料を一気に加えて炒め合わせる♪

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