白インゲンとたけのこキャベツのスープ
茅野の自由農園まで足を伸ばして買い物してきました。家から車で30分程の、蓼科山のふもとの空気の良いところです。道端に細長い平屋で、外には野菜や果物がずらっと並んでいるので直ぐにわかります。地場産の生産物が集められているようなお店で、野菜や果物はもとより、味噌、醤油、特産品、チーズ、燻製品などが所狭しと並んでいます。
今日の料理となった豆類は私の好きなコーナーで、地元の農家が天日干しで乾燥させて作った新しい豆なので気に入っています。新しい豆は直ぐに煮えて作りやすいということと風味や甘味が、古い豆とは全く違います。 今日の白いんげんは、甘い煮豆にしてもおいしいですが、料理にも合います。スープや炒め物などに加えても他のものの味の邪魔をすることなく、味を吸収して馴染むのが上手な豆です。相手を選ばないのでいつでも手軽に使えますから、多めに茹でて冷凍保存するのもよいと思います。
今日は、最近出回り始めた「たけのこキャベツ」と一緒のあっさりしたスープです。出汁は最初にベーコンとローリエを炒めてベーコンから脂を出し、ざく切りにしたキャベツの半量を加えてしんなりするまで炒めます。ここにふやかした豆と水を加えて蓋をし、20分程煮込みます。豆が柔らかくなったところで残りのキャベツを加えて塩・胡椒で調味して仕上げます。このたけのこキャベツがとても柔らかく甘いので、シャキシャキとした食感を楽しみながら時々豆を口に含むと嬉しくなるのはどうしてでしょう。インゲンは魅力ある豆です。
材料
- キャベツの葉・・7~8枚
- 白いんげん豆・・カップ1(150g)
- ベーコン・・60g
- ローリエ・・1枚
- 水・・800cc
- 塩・・小さじ2
- 胡椒・・適宜
作り方
- 豆は水に浸したままふっくらと戻す。※新しい豆は1~2時間、古い豆は一晩くらい。
- キャベツはたっぷりの水に10分程浸してしゃきっとさせ、笊に上げて水気を切る。
- ベーコンは細い短冊に切る。
- スープ鍋にベーコンとローリエを入れて弱火にかけ、ベーコンからゆっくり脂を出す。
- ざく切りにしたキャベツの半量を加えて中火で炒め、水と豆を加えて蓋をして20分ほど煮込んで豆を柔らかくする。
- 残りのキャベツを加えて火を通し、塩、胡椒を加えて味を整える♪
※ インゲン豆のこと
必ず100度で最低10分くらいの加熱をするということです。この温度よりも低い温度だと毒性が残り下痢や嘔吐の原因になるそうです。(スロークッカーでの調理例☛ひよこ豆のトマトスープ)
インゲン豆の系統はスロークッカーの弱が80℃だと毒性が残る可能性があり、100℃の10分の継続過熱が必要になります。
⇒厚生労働省:白インゲン豆の摂取による健康被害事例について(参照)
⇒Disadvantages : Slow cooker - Wikipedia, the free encyclopedia(参照)
⇒Slow cooking red kidney beans : Cooking safely with slow cookers and crock pots(参照)
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