韓国風牛丼:暑くてくたくたな日に思いついた簡単な料理
このところすっきりとしない天気が続いています。
やはりまだ梅雨なのですね。曇ったり晴れ間が時々顔を出すような天気で、日差しは柔らかかったのでじゃが芋掘りをしました。
じゃが芋の収獲時期は、地面に近い茎や葉が朽ちたらゴーです。一週間ほど前からもう掘らなくてはと思っていましたが、雨降りの日が多く、掘り出した後の乾燥の点などを考えて機会を逸していました。4種類育てたうちのアンデスという表面の皮が赤く中が黄色いじゃが芋だけはまだ朽ちていません。男爵、北あかり、メイクインは全て掘り出しました。昨年よりは大きく育ちましたが、北あかりだけはなんとなく小振りで、ころころしています。そうは言ってもそこそこの量ですから、実家と娘と息子の暮らす先へも送ってあげられそうです。
午前中三時間ほどの畑作業でしたが、喉は渇くし冷たいものは食べたいしで、お昼は冷やし中華が嬉しかったです。夜はお肉でボリュームのあるご飯と思い、韓国風の牛丼にしてみました。そういったお料理は、勿論韓国にはないと思います。どこが韓国風なのかですが、韓国の味噌で甜麺醤に良く似た赤味噌のピリッと辛さの効いた調味料がありますが、それを思い出して実は切らしていたという。代用ですが、「桃屋のキムチの素」が大変活躍してくれました。甘味噌の味付けの牛肉も食べ応えが合って、疲れたからだが欲するというか、思いつきました。この韓国の味噌が手持ちにないので、甜麺醤に「桃屋のキムチの素」を少し加えて代用しましたが、ピリ辛の甘味噌と牛肉の組み合わせも、食が進んでなかなか美味しかったです。昼間の作業のせいか、部屋を涼しくしていただく夕食には癒されました。
味付けは八丁味噌で作った甜麺醤(レシピ☛)を酒でのばして胡麻油で風味をつけ、キムチの素でピリッとさせました。野菜と牛肉を炒め、合わせ調味料を加えて調味するだけのスピード料理です。特に難しいこともありません。時間が一番掛かるのはもやしの根きりです。これは必ずやるとよいです。もやしの美味しさを再確認できますよ。
牛肉は肩ロースの薄いスライスで、一口大にぶつ切りします。韮ともやしを油で炒め、油が回ったら牛肉をほぐしながら加えます。牛肉の色が九割方変わったところで合わせ調味料を加えます。味が絡むのと同時に火も通って、肉が硬くなる前にでき上がりです。
甜麺醤は八丁味噌で簡単に手作りできますが、作っていない人が多いと思いますので、レシピを書いておきます。
余談ですが、人が物を発明する一番の素質は、忙しくてものぐさか、面倒臭がりな性格かなと思います。そういうところから良いアイデアが生まれて天才的な発明となるのではないかな、と。簡単で美味しい食べ物のレシピというのは、有閑な暮らしからは生まれませんね。ああ、でも有閑な暮らしの人は料理もしないのかな。私、何をいっているんだろう。
材料
- 牛バラ切れ端・・200g
- 韮・・1束
- もやし・・1袋
合わせ調味料
- 八丁味噌・・大さじ1
- 紹興酒(なければ酒)・・大さじ1
- 砂糖・・大さじ1
- 桃屋のキムチの素・・小さじ2
- 胡麻油・・小さじ1
作り方
- もやしは根と芽を摘む。
- 韮は5cmの長さに切り揃える。
- 牛肉は広げて揃え、5cmにぶつ切りする。
- 合わせ調味料をボールで混ぜ合わせる。
- フライパンに油を引いて中火にかけ、もやしと韮に油が回るように炒め、牛肉をほぐして加える。
- 牛肉の色が変わって九割方火が通ったら合わせ調味料を加えて強火で手早く炒め合わせる。
- 器にご飯をよそって具を乗せてでき上がり♪
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