2009-06-18

はじかみの甘酢漬け:品格ただよう畑に学ぶ:私はポスト団塊世代の後かぁ

P6170003  市内の友人から頂いた、愛知県稲沢産の生姜を甘酢漬けにしました。通称「はじかみ」と呼ばれて親しまれています。この名前の由来は、「端っこを噛む」からと聞いて、ずっとそう思っていましたが、いつだったか「端が赤い」からと知って疑問だったので調べてみたら

端が赤いことから「はし赤み」が転じて「はじかみ」になったといわれる。Wikipedia☛

やはり色の説みたいです。
 焼き魚などに添えて口直しのように齧るのが作法です。料理などで使う生姜のかたまりは、この軸の先端の部分で「ガリ」と呼ばれて、薄くスライスしたものを甘酢漬けにしてお寿司のお供にします。「ガリ」は、寿司屋さんの「店の味」として密かに楽しみな一品で、山葵(わさび)がつーんときた時食べると治まります。

P6170004 P6170005 Ei
湯通し】          【塩漬け】            【酢漬け

 さて、そのガリガリ君も、私は新生姜の時期には沢山作って冷蔵庫に保存している一品ですが(レシピ☛)、作り方は殆んど同じです。分量にもよりますが、一袋分(200g)くらいでしたら、熱湯を鍋で用意するほどでもなく、ボールで15秒ほど浸けてから直ぐに塩をまぶして、5分置く程度で冷めます。それから砂糖を溶かした酢に漬け込んでラップで落し蓋をして、一時間もつけると鮮やかな色が出て食べられますが、漬け込むほど真っ赤になります。

P6170014

 早速、真鰈(まがれい)の塩焼きに添えて頂きました。

はじかみの材料

  • 生姜・・軸を短く切って150g
  • 塩・・4.5g(生姜の3%)
  • 酢・・カップ1
  • 砂糖・・カップ1/2

作り方

  1. 軸を切り落として長さを10cm程に短くする。
  2. たわしで軽く先端を洗って、取れやすくなっている薄皮を軽く洗い流す。
  3. 生姜をボールに置いて熱湯を回し掛け、15秒ほどしたらバットの上で先端に塩をまぶして5分置く。
  4. 酢と砂糖を混ぜ合わせて、砂糖を溶かしておく。
  5. 3の水気を払って4の酢に漬け込んで、ラップで落とし蓋をして冷蔵庫で寝かす。

しらけ世代」の話へ続く。

***

P6170001 先日、いつもと違う道を探検がてらジョギングしていましたら、大変感動的な畑に遭遇しました。丹誠に作られた野菜もさることながら、天下の公道の側溝脇をこのように利用している優れた方がいるものだと、本当に感動して日中写真を撮ってきました。なんだか、どうしても誰かに見てほしくなったのでここで紹介します。
 畑を作るとわかることですが、畑にも「顔」というのがあって、使っている添え木や紐の素材やその結び方などに畑の主様のお人柄がうかがえます。私が見たところこの主様は、畑が好きで年季の入ったお婆様ではないかと想像していました。とても魅力を感じたので、いつかお話したいと思います。
 急な坂道なのでカーブが多く、車がやっと一台通れるほどの道幅で、苦労しながらデジカメを構えてうろついていましたら、お向かいのお宅のお婆様が帰宅されて、私に近づいて来られました。私がこの畑に感動した事を話すと、このお婆様も大変褒めていて、普段の畑の手入れの様子などがどんな風かを話してくれました。また、石垣の上のお宅の80歳後半のお婆様の畑だと教えてくれました。どのような方なのか、益々会ってみたくなりました。

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 最近のネットでも感じますが、コメントというと、何か一癖あるような言い方で「物申す」的なことばかりが目に付くことがあります。遠巻きで見ていると、博学多識でインテリで知性が漂うようなブログは、兎角妬まれたりすることが多く、匿名性の影から卑しさとして露わになることも多く、目にするだけで嫌な思いがするものです。関係ないようですが大いにあると思う部分は、人の歩いた後には必ず学ぶものがあると言うことです。畑から感動を得たということに「きれいごと」という実態は無くて、真にきれいなのです。それ自体が素敵なのです。どう表現しても、それは私の感覚的な言葉でしかありませんが、これがそのまま伝わるかどうか、他の人と共通の感性で一緒に喜べるかどうかだけの話なのかもしれません。

P6170007

                【側溝の際に生えた大根もつわもの
 どれ程素晴らしいかと、何かに感動することは本当に心豊かになります。人の事を喜んで嬉しいという気持ちは、自分をも励まし癒してくれるものです。私は、このお婆さんの畑に触れて、ますます自分の畑を可愛がりたくなりました。
 押し付けがましいのは承知で言わせてもらいますが、「自分の考えが一番、人の考えは聞く必要はない、爺、婆黙っていろ」と言うような横柄な態度の若い人達を見かけますが、それは非常に幼稚で、向上心も知性も磨けない子どもです。が、それは親の躾けの悪さを周囲に撒き散らして歩いている姿です。このような姿の若者を見かけたら、それは親としての恥なのだと、自分の襟を正すということしか今となっては出来ないのでしょうか。「人」から学ぶことは知識や学問では学べない、金(かね)では買えないものだということは、もう通じない「新人類」の世の中になりつつあるのですね。つまりこれを受け止めるという現実なのですね。
 今日は、「人」や「人生」を学ぶのは先人からだと伝えたくて書いた畑の話もなんとなく虚しくなります。こうなるから「しらけ世代」なのですよね。今日の「finalventの日記」を読んでつくづくそう感じました。昭和のあの時期、純粋な幼心には封建的で優劣の差別はきつかったし、嫌と言うほど薄汚い大人の遣り口を見てそうはなるまいと必死に自分を抑えてひたすら我慢した結果、しらけただけだったのか。魂までは腐ってはいないよと頑張るのもなんだかね。

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コメント

この感じだと、夏場は、朝か夕に、水をやりにきていますね。それも毎日。夏野菜が植わっているから、これは、毎年、場所をかえるようにしているか、土を入れ替えているかもしれませんね。そうしないと、ナスもトマトも実りません。土も、水も、重いですよ。

若い人たちも、そういう農業体験みたいなことをしたくて、ネットで絡んでいるんでしょうね。文章から学べることはわずかです。本当はネットなんてやめて、生身の人間と会うのが一番でしょう。それと、年配は、若い人に何を遠慮する必要がありますか。激怒すればいいだけの話です。何を怖がる必要がありますか。法を犯せば、警察に通報すればいいのだし、そうならないように、もっと前に、激怒すればいいんです。それと、絡まれたら、その人のプロフィールぐらいチェックしないと、人柄はわかりませんよ。面白いですよ。あと、敬老の精神というのは、今は、70歳以上ではありませんか。お互い、大人同士です。年功上列でもありません。

投稿: 農業ファン | 2009-06-18 15:38

農業ファンさん、こんにちは。

流石。夏野菜は同じ場所に連作はダメだと先日教えて頂いたばかりでしたね。そう、大変な労力だとおもいましたし、添え木に使っている竹の棒も、表面が白っぽく焼けて、先のほうは裂けていて年季物でしたよ。物を大切に使われているようです。

遠慮と言えるのかどうなのか、私の場合は最近特にどうせ言ってもみたいな諦めにも似たような感じです。それでも、私はここではまだ救われていると感じています。農業ファンさんのように率直なご意見を頂くような方々に恵まれていると感じています。「激怒」する心の深層部分にある「願い」についてはよく書いています。(時々怒りとしてもかな)なんだか励ましてもらったようです。
ありがとう。

投稿: ゴッドマー | 2009-06-18 16:23

昨日、テレビをみていたら。
はじかみの先に豚肉をまいて食べてました。
美味しそうでしたよ。
参考画像
http://www.mbs.jp/mahou/shop/index.shtml

投稿: あん | 2009-07-30 11:46

あんさん、う~ん、確かに

良くここを思い出しましたね。なんとなく生のはじかみのような感じも画像からは受けますけど、焼肉のときにやってみます。お手柄じゃ!

投稿: ゴッドマー | 2009-07-30 17:14

おはようございます。
うちの主人が、甘酢漬けというものが、大好きで。
ずっと、パックの生姜を買ってたのですが。
今年から、こちらを見て、生姜をつけました。
その時に、ここも見て、「おお!これは はじかみ というものなんだな」と知りました。
たまに見るけど、何と言うのか知らなかったので。
で。
私の中では「はじかみ」=このサイト という認識なんですね。

投稿: あん | 2009-07-31 09:06

あんさん、こんにちは。

ほ~、で、生姜の甘酢漬けは思ったようにできましたか?はじかみよりもそっちが気になりますが。

がり好きなら、がりの漬け汁で酢飯にしたり、がりを刻んで酢飯に混ぜたりしていろいろにできます。

実は昨日家の駐車場で炭を起こして焼肉をやったのですが、直前まで覚えていいたのに、アクシデントがあってはじかみのことがすっ飛んでしまいましたよ、ざーんねんなことに。またの機会でやってみます。

投稿: ゴッドマー | 2009-07-31 10:26

 まぁまぁ、上手くできました。
私は、何でも心持ち砂糖を少なくしてしてしまう傾向なのですが。きっとこれは、分量どおりが美味しいですね。
次回は、分量どおりでやります(汗)
 とりあえず、甘酢が大好きなので、甘酢 & 壜に入っためんつゆ & ラー油 を混ぜて、あげた野菜に浸して冷やして食べたりします。
 主人は何故だか、繊維に逆らって切った、少し辛いカンジが好きみたいで、全部そういう風につけてくれと言われましたが、お断りしました。
 食べ物って切り方によって、味が変わったりするのって、
面白いですよね。

 はじかみ、私もやってみます!
焼肉って外に食べに行くものだから、家で出来ていいですね。

投稿: あん | 2009-07-31 11:37

あんさん、こんにちは。

なるほど、まぁまぁでしたか。安心しました。

はじかみはまた来年ですね。時期がもうおしまいです。とはいえ、今は茗荷でも同じようにできますよ。生姜と同じようにピンク色に染まります。お好きならお試しください。

投稿: ゴッドマー | 2009-07-31 15:39

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