我が家のサンドイッチ
昨日の東京はとても暑く、信州暮らしの私にとっては少し動くと汗が噴出すと言っても言い過ぎではない日で、ハンカチが手放せない暑さでした。と、一度書いてみたかったのが現実になりました。
というのも、娘と息子が四月に引っ越した新しいマンションを始めて訪ねて参りました。時折電話で、兄弟喧嘩寸前のようなところから両方の言い分を聞くようなこともあったり、和解の喜びを伝えてくるような弾む声を聞いたりと、毎日の暮らしでは空気のうごめきのようなものも感じていました。それは、元気で生きている知らせといいますか、親としてはそれでいいんだよと言ってやれるような、いい方向へ向かっているからこそ今がそうなのよと、安心してみていられました。
娘が苦労して見つけたマンションでしたので、選んだ理由には全て娘の思いいれがあり、それが、「我が家」を自分で築いたという自信にも繋がっているように感じました。私が、何かを褒めると、そこには満足できていないだとか、ちょっとした不具合を言うと、それを如何に快適な使用感にしているかなどの苦労話を聞けたりと、それは全て自分が選んだマンションへの愛着なのだと感じましたし、大人に成長したものだと嬉しくも思いました。
娘と息子が楽しみにしていたのが、私の焼いたパンで作るサンドイッチでした。酵母を使って焼くパンは(参照☛)、パンの香ばしさがそれだけでイーストと違うというのもあるのですが、なんだか懐かしそうにするのです。そのパンに挟んだ具も、毎回同じということでもないのですがなんとなく我が家の味に感じるのでしょう。とても楽しみにしているのが分かるので、前夜にはポークカツサンドの下準備を済ませ、冷まして挟みたいゆで卵などの準備は、早朝から取り掛かっていました。気忙しい中にも、楽しみで弾むような、作る喜びのようなものを感じます。
今日は、子ども達に食べさせたい「母のサンドイッチ」としての紹介です。以前、我が家のサンドイッチが知りたいと言うので、「妥協の無いビーフカツサンド」(レシピ☛)のレシピをお見せしましたが、その続編のような感じになりますね。
大体サンドイッチは三種類が基本で、分類するとハムやチーズの加工品と野菜の組み合わせや、卵を茹でたり炒めたりした卵サンド。少しボリュームをつけた豚や牛肉のカツサンドに、野菜中心のものなどです。ここからバランスを考えて三種類くらい組み合わせます。
手順は、揚げ物や茹でるような冷まして挟むものを先に作ります。次に、野菜のスライスやレタスなどの葉物を大体の目安でバットなどに並べます。このような物は、少し多いかと思うくらい用意して、残っても冷蔵庫で保存できるので、あまり分量には拘らずに準備します。チーズやハムなどは、作る個数に切ります。
ここまでの準備が整ったら、作業は単一化した方がスムーズに運びますので、まず全てのパンに薄くバターやマーガリンを塗ります。次に、一種類ごとにその作る枚数を全部並べて、流れ作業のように順番に具を乗せ、最後にパンでサンドします。
作り方は、今日は特記しませんが、材料はこんな風に組み合わせました。
材料(ビーフカツサンドのレシピ☛)
ポークカツサンド
- 豚ロース(トンカツ用)・・3枚
- キューリのピクルス・・1個
- 玉葱(くし切り)・・5mm
- マスタード・・適宜
- 塩・胡椒・・適宜
- キャベツの葉又はレタス・・2~3枚
- 小麦粉・・大さじ1
- 溶き卵・・大さじ1.5と同量の水
- パン粉・・カップ2/3
※ キャベツは電子レンジで軽く加熱するとサンドしやすく、切らずに葉のまま挟みます。
卵サンド
野菜サンド
- レタス・・適宜
- キューリ・・1本
- トマト・・小3個
- マヨネーズ・・適宜
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