鮪(まぐろ)のカマの塩焼き
土曜日の魚屋さんはいつもメチャ混み。駐車場に直ぐに入れない時もあって、これが難点。そう思う自分も混雑の一因になっているわけで、自分の都合でしか世界を見ていないいつもの私です。
店内に入るといつものお兄ちゃんと目が合ってしまって「らっしゃい!鮪の解体やっていますよ」と、早速そっちに行けと促されるままに流れていったら、やってます。あの威勢のいいのは、祭り好きの血が騒ぐのと同じような感じで、やっている本人が興奮状態的で、陶酔しているのだと思いました。それを見た私は興醒めな感じ。なんだろ、これって諏訪の御柱祭りを冷めてみている私と同じな感じなのです。他の人が興味津々に見ているようにちっとも興奮しないのです。捌いているおにいちゃんは、なんだか単純だなとか思いましたよ。あれは一種のショーなんですね。そう思って見たら違ったかもしれません。なんだかちょっと怖い感じがしました。大きな鉈のような刃物で鮪を捌く姿は、優美よりも殺気に満ちたような怖さを感じました。おぉ、怖。
そうは思っても、鮪のカマと切り身を買っちゃいました。昔、冷凍のカマを買ったことがあって、生臭かった記憶がトラウマのようになっていたのですが、今日の鮪は一応本鮪の生なので、臭みの点は大丈夫でしょう。但し、鮪の脂の多いところを沢山食べると胸焼けがして、しばらく鮪を食べたくなくなりますから程々にします。30cm位の長さの一本を3~4人でつつけば充分です。
粗塩を振って10分程すると水分が出てきます。この水分が魚の臭みの元ですからキッチンペーパーなどで吸い取ってからもう一度塩を振って、230度のオーブンで15分焼きます。オーブンのタイプにもよりますが、途中で位置を変えなくても全体が焼ける仕組みのオーブンの場合は、天板の上にオーブンシートを敷いて網を置き、その上で焼くときれいに焼けます。
カボスやレモンの絞り汁を回しかけたり、大根おろしなどで頂くとさっぱりして美味しいです。
材料
- 鮪カマ・・1本
- 塩
- カボス・・1個
作り方
- 全体に満遍なく塩を振って10分程置く。
- にじみ出た水分をキッチンペーパーで吸い取り、もう一度塩を振る。
- オーブンを230度に予熱したら15分焼く。
- カボスなどを添えてでき上がり♪
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