鰆(さわら)の大根おろし煮
昨日まで微熱が続いていましたが、今朝はようやく下がり、少し頭痛が残っている程度になりました。風邪の症状らしきものは感じないのでとうとう体の調節機能がくたびれたかな。最近、寒暖の差が激しく、衣類も長いのや短いの、厚いのや薄いのと取替え引返して、体への負担を軽減できるかと取り組んでいましたが、あまり効果がないのかしら。
疲れかしらと思っても、しっかり寝込むとかするでもなく今日こそは買い物へいざ行かん。何となく疲れて気だるい感じで自分がお肉を食べたくないものですから、魚料理にしました。
鰆って魚偏に春と書くので、春を呼ぶ魚みたいに漢字を覚えるのはいいのですが、春が旬だと思い込んでいた頃があります。確かに冬から春にかけて脂が乗っている感じはしますが、魚屋さんでは一年中あります。
サバ科の魚というだけあって確かに似ています。味も鯖ほどではないにしろ身がむっちりとしていて、鱗もなく表面の皮はサバよりもしっかりしています。大きな鰆はそれなりに脂が乗って美味しいのですが、小麦粉をまぶして表面だけ軽く焼きます。さっぱりさせる為には焼くのが一番で、脂が落ち着いたらたっぷりの大根おろしで一煮立ちさせてからポン酢で頂きます。all-in-oneが信条の鍋ですから、他になにか旬の野菜でも加えると栄養満点で手早い料理です。
保存と使い勝手に適している方法として、人参は洗って丸ごと茹でます。完全に芯まで火を通して冷めたら冷蔵庫で保存します。こうすると使い忘れが無くなり、萎びて処分することも無く、冷蔵庫を開ける度に目に入るのでちょくちょく使う習慣がついてグーです。
大根おろしに適している部分は、葉の付け根から1/3の長さくらいまでですが、鍋料理で3人分くらいでしたら半分は卸します。春から夏にかけての大根は、水分は多いですが甘味が冬ほどは無く、時々辛いと感じる時もありますが、熱を入れると大根の当たり外れに関係ありませんし、第一、この鍋は大根おろしの煮物といった感じです。ポン酢がさっぱりしますのでかなり沢山食べてしまいますが、お腹が一杯になるのって幸せな気持ちになれますね。
気分の優れない時はブログをお休みするというのもありか、とかいろいろ思うことはあります。心に正直に書くと、気分が優れないのが理由というより、気分的に書きたくなかったら体調不良も理由になるのかもしれません。あと、内容があるとか無いとかが出てくる。多分それは、日頃はその都度何かに拘りを持って書いているということだと思います。しゃきっとするための箍(たが)が外れると、外れたことを自覚していても何となくその時の流れで書いてしまう時もあって、後で読み返すと「なんじゃこれ」とよく思うのです。そして、それを後で見て、戒めのように自分に返してしまうあたりは何て堅物と自己批判するのですが、だからと言って変えるつもりも無く、多分私はこれを私の性分として抱えて生きるのだろうと思っています。
いや、書かない理由が整然とない限りは書くのですけど、大して辛くもないので書くと、休んだら聞かれそうだと思って、ちょっと余計な事を考えてしまっただけの話です。
材料
- 鰆の切り身・・3枚(約500g)
- 大根・・1/2
- ブナシメジ・・1株(1袋)
- サヤエンドウ・・50g
- 茹でた人参・・50g※人参は常に4~5本まとめて茹でて冷蔵庫保存
- ポン酢
- 小麦粉・・少々
作り方
- 鰆は一口大に切り分けて両面に塩を軽く振って10分ほど臭み抜きしたらキッチンペーパーで水分を吸い取る。
- 大根をおろす。
- ブナシメジは小房に分ける。絹さやは両方の筋取りをする。
- 鰆に軽く小麦粉をまぶす。
- フライパンを中火にかけ、軽く油を引いて4の鰆に軽く焼き色をつけるように焼く。(完全に火を通さない状態の半焼きにする)
- 土鍋に大根おろし、5の鰆、ブナシメジ、絹さやエンドウ、茹でた人参の順に乗せて蓋をし、煮立ったら火から下ろしてテーブルへ直行♪
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コメント
最近毎朝お母さんのブログ見るの日課になってるよ☆
うちは2人でしばらくミネストローネの毎日になりそう…笑
体調悪そうだねぇ〜
デワデワ私は仕事行ってきます♪
投稿: Saki226 | 2009-05-01 07:04
あはは。
なんだぉ!早朝cookingでバッチリですね。弟君は正しい食生活で文句は無いでしょう。
今朝は体調が戻ったようです。ご心配なく。
おねいさん、お仕事ご苦労様です、行ってらっしゃい。
投稿: ゴッドマー | 2009-05-01 07:24