2009-05-26

魚肉ソーセージのうまい食べ方

 先日、「普通のカレー」を教えてもらって作った時(参照☛)に、思いがけず昭和の30年前後の古い商品ポスターなどをNetで目にし、当時私が育った実家の日常の風景というのが浮かんできました。と同時に、戦後わずか10年ほどで「ナショナル電気」と共に主婦の家事労働が一変して、どんどん新しい食材や料理方法が生まれ出した先駆けだったのだということを思い出していました(参照)。洋食といえばオムライスにカレーというような時代で、その辺から一緒にスタートした私達世代にとって、当時を思い出すというか今も尚食生活を支えている食材は、どのようなものだったかを思い出していました。

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 表面が真っ赤なウインナーソーセージや魚肉ソーセージ、インスタントラーメンなどがそうです。インスタントラーメンについては以前、極東ブログで取り上げていて(参照)懐かしかったです。私は、インスタントカレーの次に、魚肉ソーセージ(Wikipedia☛)の事を書きたいと思っていましたら、「魚肉ソーセージのうまい食べ方」☛で、美味しい食べ方を知ってしまったのです。ほう、食べてみようと、早速買い物に出ました。当時食べていた記憶で確か、「マルハのソーセージ」と呼んでいた、赤いセロハンの透明な包装に包まれていた丸に「は」の字のマークが入ったのを探したのです。が、あるわけ無いですよね。40年近く前の包装が今に至って同じなわけはないです。メーカーも定かではなく、結局戻って、家のPCで調べてみたら「マルハニチロ食品」が私が探しているソーセージのブランドのようです。今も健在のはずですが、長野県では少ないのか、諏訪のいろいろなお店に行って探しましたが、他の五社はあったのですが、「マルハニチロ」だけ見つからず仕舞いです。
 漁肉ソーセージと聞いて何がそんなに懐かしいかと、思うに正に私達の世代がインスタント食品の走りの時代で、家庭によっては、早く取り入れる家もあればそうでない家もあって、何となくお弁当のおかずがその家庭を物語っていたように思うのです。
 私の母は、インスタント食品はあまり買わない方で、ウインナーソーセージも色の付いていないのでしたし、大腸菌がいると言って、アイスクリームや駄菓子の類もご法度でした。私は、母がそう言うので、従順にそのまま素直従っていました。そもそも、今のようにいろいろなおかずの種類がなく、当時のお弁当なんて鮭、卵焼き、たらこ焼き等の焼き物に、金平牛蒡、昆布の佃煮、沢庵、ハムやソーセージ。野菜では、前夜の煮物や茹でたアスパラや人参などでした。今のように、冷凍食品等はない時代でした。
 中学のお弁当で、ある時友達のお弁当にいつも入っている、斜めに削ぎ切りにしたピンク色の物体が、周りが少し焦げているのが何枚か卵焼きの傍にいつも入っているのが美味しそうで、食べてみたくて一度もらったのだったかな。それがとても美味しく、母に私のお弁当にも入れてくれるように頼んで入れてもらったのです。他のものならそうでもなかったのに、このソーセージだけは割りとすんなり請合ってくれたのでした。これがね、油を引いたフライパンで軽く焼いたら、最後にお醤油をちょっと垂らしたのが美味しいのですよ。ソーセージといえばずっとこれでした。

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 で、先日

 私の場合。
 食べやすいサイズ(適当)にカットして、オリーブ油でコートして粗挽き黒胡椒をまぶして、レンジで少し温めて食べる(温めすぎると縮んじゃう)。            finalventの日記

と紹介してたのが、何てお洒落!とか思って、早速買い物に出たというわけです。残念ながらマルハは見つかりませんでしたが、替わりに老舗の「東洋水産:まるちゃん製」です。
P5250001  今日は、そのお勧めの美味しい食べ方に習ってみました。カリカリに焼くのもまたワインのお供に良いそうです。どうかなと思ったのですが、秋田の友人から頂いた取って置きの生酒があったので、これでちょっと頂いてみました。カリカリに焼いたのは、一回り縮んでいますが、あまりしわくちゃばーさんにはならずに美味しかったです。
 昔のあの物の少ない時代で、それよりももっと物がない時代に育った母達が、インスタントの食品に飛びついて、あれもこれもと 食べてみたくなるというのは今も同じで、分かる気がします。ただ、現代は品数が圧倒的に多いのと、売れないと廃れてそのうち姿を見なくなる食品が多いと思 います、戦後の高度成長期に親しまれた当時の物は、何故か今でも健在です。何となく、今の新しい食べ物には無い、先代には敬意を払うような、または愛着を感じます。
 魚肉ソーセージは、私達の健康を願って当時開発されたのは言うまでもありませんが、そういう愛情の賜物だったのですね。このエントリーを書くに当たっていろいろ調べるうちに、当時の商品開発には多くの苦労があったようで、今更ですがありがたい思いがこみ上げてきました。

材料

  • 漁肉ソーセージ・・3本
  • 粗引き黒胡椒・・適宜
  • オリーブオイル・・大さじ1

作り方

  1. ソーセージを一口大に細長く切って袋に入れ、オリーブオイルとひいた黒胡椒を混ぜ、半量をレンジ「強」で40秒温める。
  2. 残りのソーセージをフライパンで弱火にかけて、時々転がしながら色よくカリカリに焼く♪

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