自生の三つ葉で白和えと卵の海苔巻き:最近の鳥の囀り(さえずり)
朝四時にはもう空が薄ら白んできます。ジョギングは暗いうちに家を出て、約50分後の日の出前の少し明るくなった頃には帰宅します。折り返し地点の立石公園で、諏訪湖を中心に広がるネオンの町を展望しながら、10分程ストレッチと軽い筋トレをします。この時の静けさというのがまた格別で、誰もいない見晴らし台で、火照った体にひんやりとつめたい夜風を受けながらいると、暗い空が少しずつ青くなってきます。すると小さな鳥だと思います、甲高い澄んだ鳴き声が聞こえたかと思うと、それがまるで起床の合図かのようにあっちでもこっちでも鳥が囀り(さえずり)出します。
昔から鳴き声でなまえが判別できない鳥が一種類あって謎だったのですが、先日Youtubeで探して、その鳥はクロツグミかもしれないというところまで漕ぎ着けました。一定の鳴き方をしないので、特定できないのは今でも同じですが、大変似ています。ついでに、ジョギングの途中の鳥のさえずりを探しましたので、今日は鳥の囀りオンパレードです。(拝借してきました。)
朝のこの時間が一日のスタートとして欠かせなくなったのもさることながら、こうして自分のブログから、近くで聞こえる鳥の囀りが飛び出してくるなんて、一昔前なら想像もできなかったことです。(録音が皆さんとても上手です)
ホオジロ
クロツグミ
オオルリ
ヒガラ
アカハラ
シジュウカラ
二日前に降った雨が齎してくれた潤いに期待して、朝のうちに畑に行ってみました。三つ葉はかなり伸びて育っていました。地面からまず一本生えて、少し後にその生え際を割り開くように内側から新しい葉が生えます。この最初に生えた、少し大きめの方を先に摘むと、後から生えてきた新芽が次から次にまた生えてきます。この様に増えたからと言って根元に何本も出てくるわけではなく、切ったら生えるという風で、切らなかったら二本で終わるのです。これは、草花のバランスという事なのでしょうか、私にとっては不思議なのです。
しっかり伸びた三つ葉の根元から摘んできたので、白和えと、薄焼き卵と焼き海苔で海苔巻きをつくりました。この時期だけの贅沢だと思って思いっきり三つ葉を使い切りました。
白和えは、甘くないと味がボケますから、お砂糖は大目ですが、今回は茶色の「玉砂糖」を使っています。黒砂糖にかなり近いので、コクがあって甘味も強く感じます(入手先☛)。白和えなのに生地が少し茶色くなったのは、このお砂糖の色のせいです。サッと茹でた三つ葉と、下煮をした人参とこんにゃくだけの素朴な素材だけですが、三つ葉の香りがかえって引き立って美味しくできました。
◆ 海苔巻きはレシピ☛こちら
◆ 人参の間引き菜の白和えのレシピは☛こちら
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白和えの材料
- 豆腐・・1丁(450g)
- こんにゃく・・1丁
- 人参・・5cm×2
- 三つ葉・・100g
下煮調味料
- 鰹出汁・・50cc
- 淡口醤油・・大さじ1
- 味醂・・大さじ1
白和え調味料
- 白炒り胡麻・・大さじ3
- 玉砂糖・・大さじ2
- 信州味噌・・大さじ1.5
作り方
- 鍋にお湯を沸かし、豆腐を下茹でしたら笊で水気を切っておく。
- 同じお湯に少量の塩を加えて三つ葉を1分茹でる。
- 同じお湯でこんにゃくを下茹でする(灰汁抜きの為)。
- 短冊に切った人参とこんにゃくは下煮の調味料で煮切る。
- 擂鉢で形がなくなるまで炒りゴマをする。
- 5に調味料を加えて良く混ぜ合わせ、豆腐を加えて肌理が滑らかないなるまで良く擦る。
- 最後に短く切った三つ葉、こんにゃく、人参を和えて出来上がり♪
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