茄子(ナス)とピーマンの揚げ煮:信州味噌仕立て:テレビ三昧な雨の日曜日
日曜日の雨降りということもあって、何だかいつもに無くテレビを余計に見ちゃったのです。まあ、疲れました。九時からのNHK「日曜討論」と民放の「サンデープロジェクト」。お昼ごはんを挟んでチョッチ昼寝後、民放で「たかじん委員会」を一時間半です。トータルで政治系番組を四時間以上も見て、残った感想があまり無いのですね。どうしても番組に乗れないのです。かといって斜に構えているという事も無いつもりなのですけどね。
例えば、NHKの「日曜討論」ですが、はっきりいうと政治家の話が面白くないのです。番組の構成意図からなのか、やたらと政治家の政党の説明が多く、つまりどれ程の理想を掲げているかのような机上の話が多く、誘導されて最終的には「なるほどー」っとうっかり納得してしまいそうな感じになるのです。それはそれで政治を理解する上で良い事なのですが、物足りなさが残って、ぽっかり穴が空いた感じになるのです。心に響いてこないのです。この番組は時々見ますが、高校生向けくらいな感じがします。番組名は同じだったような気もしますが、昔、10時から同じような番組がありましたが、凄まじい人間ドラマのような展開や凄みのある興味深い話を、戦略的なことを含めて夢中になって話してくれたゲストが沢山いて、大変おもしろいと中学の時に既に見ていました。今はあのような番組はNHKでは扱わなくなりました。
「サンデープロジェクト」では、田原総一郎さんが政治家にどんどん切り込んでいきますが、その政治家が話がお上手で、昨日でしたら、国民の先行きの不安91%、政治が見えない91%という何かのアンケート結果に基づいて、相手は、自由民主党の町村信孝さんでしたが、「具体的な展望は何か?」の質問を投げていました。的確に回答を出さなかったのは言うまでもありませんが、他の政党代表者が同時に喋り捲るので、何を話しているのかさっぱり分かりません。途中で「お黙り!」って言いたくなります。でも、田原さんが切り込んでいる質問は、私も「それ知りたい」と思うような質問なので、つい時間を越えてみてしまった次第です。
「たかじん委員会」の司会役辛坊治郎君は、小中学校一緒でしたから、何となく懐かしくて時々見ています。この番組は、赤裸々に飛び出してくる話の面白さに遭遇する時もあるのですが、番組は、概ね個人的意見を放出させ、その意見に重なる人、反対の人の意見が飛び交い、時に聞き取れない事が多いです。討論までは行かない、けど割りと皆本音の部分を話している感じがします。そう言えば、大阪知事の橋下徹さんもこの番組に良く出ていましたね。
こうしてみると、どの番組も深く掘り下げるという事ではないですね。だから物足りなさが残ります。政治経済な面を細部に渡って説明なり解説なりをしてくれて、読み応えを感じ、大いに脳ミソをフル稼働させてくれるのが「池田信夫ブログ」です。また、こういった学者先生の書くような内容にもきっちりと切り込みを優しく入れて、解説もきちんとしてくれたりする、掘り下げ得意とする「極東ブログ」 この二本がセットされているだけで、かなり満足度アップします。満足と言うと語弊がありますか。満足というよりも、未消化が残る事が満足なのです。理解できない事や知力不足の為、当然ついて行かれない部分が多々あるから面白いのです。私のような凡人とは格段の差があるのでそこが救われているのですが。
ブログの存在も様々ですが、政治経済に関して「読む」という面白さの醍醐味を教えてくれるようなブログはそうはありません。個人のスタンスで書いている人が多いので、右だの左だの書きたいように書いたら良いのです。が、私は、どちらでもないので、むしろ実態や事実を知って、自分なりの見方や考え方の幅を広げて楽しむ方ですから、右や左の意見を解説してもらう方が面白いです。
とか、結局テレビでは飽き足らないのでここに戻ってくる、ということが分かった雨の日の過ごし方でした。
えと、茄子の料理が続きますが、茄子の揚げ煮です。炒め物の定番としてマッチするのが、ピーマンと鶏肉だと思うのです。この三つをセットして、信州味噌のの香ばしい香りで包んだ美味しい揚げ煮です。
最近長茄子が美味しいのに驚いていますが、茄子の皮を剥いて料理するというのはウー・ウェンさんに教えてもらったのですが、食感良し、喉越し良しの言う事なしです。また、少な目の油で揚げてはいますが、どちらかと言うと焼いているかんじです。最初に油を吸い込んでしまうのですが、火が通り始めるとまた戻ってくるのです。ここまで茄子を揚げてから一度引き上げます。この工程で充分茄子に甘味が乗ります。
削ぎ切りにした鶏の胸肉に軽く片栗粉を刷毛でまぶして、乱切りにしたピーマンと炒め合わせてから茄子を戻し入れ、あらかじめ合わせておいた調味料で一気に味付けします。鶏肉にまぶした片栗粉で適度にとろみがつきますので、調味料が良く絡んで食べやすいです。ご飯が進むおかずですよ。
材料
- 長茄子・・4本(400g)
- ピーマン・・3個
- 鶏胸肉・・150g
- 揚げ油・・鍋底が隠れるくらい
- 片栗粉・・大さじ1弱
合わせ調味料
- 酢・・大さじ1
- 酒・・大さじ2
- 信州味噌・・大さじ1強
- 塩・・一つまみ
- 砂糖(隠し味)・・小さじ1
作り方
- ピーマンは半分に切って種を出し、一口大に乱切りにする。
- 鶏の胸肉は縦長に切って一口大の削ぎ切りにし、軽く塩・胡椒(分量外)を振って、片栗粉を刷毛で薄くたたいておく。
- 合わせ調味料をボールに合わせて溶かし混ぜておく。
- あれば20cm位の直径の鍋を用意して、鍋底が隠れるくらいの油を注ぎ、180度まで温度を上げる。
- その間に、ピーラーで茄子の皮を剥き、一口大に乱切りにする。
- 油の温度が上がったら茄子を掲げる。(初めは油吸って、その後火が通ると油が戻るのでそこまで掲げる)
- 茄子を引き上げ、大さじ1の油を残して余分な油を払ったら胸肉を炒め、肉の色が変わってきたら続けてピーマンを加えて炒め合わせる。
- 引き続き茄子を戻して全体の温度を一定になるように炒め合せたら、合わせ調味料を加えて火を弱め、煮絡めて出来上がり♪
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