白身の魚と玉葱ソース(鰈:かれい):先生の仕事に余計なお世話かもだけど
突然、息子の高校の部活の顧問から電話がありました。学校名がこの春から変わったのも手伝って、先生からだと認識するまでに空白ができて焦りまくり。そもそも学校から電話があるということは、あまり良い知らせではない事が多いので、先生からだと認識した瞬間に背筋を伸ばし襟を正した態度に笑えたのですが、自分のスイッチが切り替わるのがおかしいくらいでした。学校から良い知らせなどあるわけ無いですからね。
電話の内容は、一昨日、息子が練習ゲーム中に全治二週間の怪我をしたため、その報告で一日遅れでわざわざ電話を頂いたのです。で、自分の高校時代との比較であり得ない事だと思い込んでいるせいか、私はこのような電話に驚きを覚えています。率直に言って、怪我如きで学校から家に連絡をもらうなどということは絶対にありませんでした。怪我というのは怪我なので、本人が帰宅して親に話せば済むことですし、幼稚園児じゃあるまいし、監督不行き届きなどといった責任追及などもこちらからはしていないことですから、電話の理由わかりません。先生としては丁寧な対応で、この件で先生個人をどうのこうの言っているのではありません。ただ、このような教師の対応は、元はといえば親である私達がそうせざるを得ないような状況にしてきたのだと推測します。
折に触れてここにも書いた事ですが、今の親は、お門違いな苦情などを学校へ言って行くものですし、学校の担任と相談するならまだしも、教育委員会へ直談判のようなことまでして教師に圧力をかけます。気に入らないと担任を辞めさせてほしいなどと言います。対話で解決を見ることもできるはずですが、根本に自分を省みず、端から原因は相手にあると決め付けてかかっているので、最初から対話にはなりません。まあ、これは最悪の例としてではありますが、教師が家に連絡を入れることに問題があるわけではありませんが、今回のような軽い怪我如きにそこまでの気遣いなど無用で、そんな事にエネルギーを費やしてもらわずともよろしいのにと、半分以上恐縮と気の毒な思いです。
気を使うあまり、神経をすり減らして学校へ通えなくなる教師の数は、長野県は全国でもトップクラスだったような記憶があります。何故長野県に多いのか、昔「教育県」などといわれた時代の名残でも根強くあるのか、人間が真面目過ぎて昨今の複雑化した人間関係に柔軟に対応し難い状況なのか。もう少し肩の力を抜いてやってもらったいいのにと感じます。
私に出来る事は、先生の話を受け止めて、逆に何でも相談して行くぐらいの関係を作ることでしょうか。
さて、今日は鰈(かれい)の玉葱ソースです。特にかれいを指定しているわけではなく、白身の魚に良く合う玉葱ソースの料理だと解釈してくださいね。玉葱は勿論新玉葱です。玉葱に火が通ると甘くなりますが、ここに酸味が効くと玉葱独特のインパクトが強くなって、淡白な白身の魚に旨味を添えるような感じのソースです。
玉葱をすって、白ワインと一緒にしばらく煮て火を通し、滑らかになったところでマヨネーズとレモン汁、塩、胡椒で味を整えます。マヨネーズのせいで乳白色になっています。自家製なので味はまろやかですから、分量の塩はあくまでも参考に味見をしながら整えるとよいです。ちょっとした事ですが、かれいの皮目に浅く隠し包丁を入れると、焼いている間に反り返ったりしないできれいに焼けます。
材料
- かれい・・3尾
- 小麦粉・・少々
- オリーブオイル・・カップ1/2
- 付け合せの野菜・・トマト、フライドポテト、アスパラガス
- 玉葱・・100g
- マヨネーズ・・大さじ2(あっさりしたマヨネーズレシピへ☛)
- 白ワイン・・大さじ3
- 塩・胡椒・・適宜
- レモン汁・・大さじ2
作り方
- かれいは鱗を卸して尻尾と頭を落として、塩を軽くふっておく。
- 付け合せのアスパラガスを茹でて、トマトを切って皿に盛り付ける。
- じゃが芋を5mmの棒状に切り揃え、水にさらして粉っぽさを流す。
- 玉葱をすり卸す。
- 1のかれいの水気をキッチンペーパーで吸い取り、表側の皮目に浅く隠し包丁を入れ、胡椒と小麦粉を軽くまぶす。
- フライパンに分量のオリーブオイルを引いて中火で熱し、5のかれいの表を下にソテーする。
- 皮目に軽く焼き色が付いたら裏返し中心まで火を通したら引き上げて油を切って皿に盛り付ける。(全体で約10分)
- 同じフライパンでじゃが芋を揚げ焼きし、2と一緒に皿に盛り付ける。
- 最後にフライパンに残った油を払って4の玉葱に白ワインを加えて中火で煮る。
- 水分が半分位まで煮詰めたら火を止め、予熱でマヨネーズを混ぜ合わせ最後にレモン汁を加えて塩、胡椒で味を整える。
- かれいにソースをかけて召し上がれ♪
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コメント
>さて、今日は鰈(かれい)の玉葱ソースです。特にかれい>を指定しているわけではなく、白身の魚に良く合う玉葱ソ>ースの料理だと解釈してくださいね
は~い!(笑)
ところで、先日、実家に帰った時に。「母の日にスロークッカーをプレゼントしようと思っている」 と言ったら
「お母さん、活力鍋の方がいい!」と無邪気に言われてしまいました。
私としては、スロークッカーの便利さを共感してもらいたかったのですが、本人が欲しいと言っているものをプレゼントするのが何よりだと思い、活力鍋をプレゼントする事にしました。
でも、実家のPCのお気に入りに、しっかりこのHPを追加してきたので、そのうち欲しがってくれるかなぁと期待しています。
投稿: あん | 2009-04-30 13:30
あはは。あんさん、こんにちは。
先日誰か様が、鯵がなくて鯛を買って普通に煮付けたと知って、こりゃ対応上書いておく方がよいとおもったものですから。そゆわけで、このお料理は鱈でも良いですよ。
プレゼント>ご本人が望むものをと・・・いいなぁ。きっと母上、喜ばれますよ。そうそう、先日娘のところで、ポークビーンやチャーシュウなど作ったと聞きました。何でも柔らかくふっくらと仕上がるので美味しい感激していました。本当に便利ですよね♪
投稿: ゴッドマー | 2009-04-30 14:12
豚、煮たらおいしいんだろうなぁ、と思いつつ。
うちは主人が豚が苦手なので、豚レシピは、涎を垂らしながらみているだけなんです。
自分の為だけに、何かを作るという事をあまりしないのですが、スロークッカーなら楽だし、GWのお昼ゴハンにチャーシュウでも作ってみようかなぁ。という気になってきました。 仕事は今日で終わり。明日から6連休なんです☆
投稿: あん | 2009-04-30 15:25
また笑わせてくれますね。
豚が苦手>インフルエンザの話かと・・・^^;
冗談はさて置き、ここではスロークッカーと、蒸篭蒸しのレシピの両方があります。スロークッカーの方は優しい味付けなので、スライスしてお弁当(は、持って行かないのかな?)にそのままでも良いですし、炒飯の味付けには欠かせない「出汁」が残りますし、ラーメンの味付けにこの出汁と塩などを少々、鶏がらスープで作って御覧なさい。とても自家製とは思えないスープができますよ。豚肉を食べなくても、豚肉のエキスはバッチリですから、ご主人を騙すとか・・(ry
投稿: ゴッドマー | 2009-04-30 15:35
たま~に騙してます。
鶏ミンチに豚ミンチ混ぜたりして、そ知らぬ顔をして出してます。合挽きミンチに牛を多めに足したりもしてますね~。
全然、ばれません(笑)
ここで、「何かおかしい」となれば、「おおっ!すごい。そんなに味わってくれているのか。」と感激するのですが。
チャーシュウ。アドバイスありがとうございます。
会社に弁当は持って来ていないのですが、連休中に高野山に行くので、その時に、お弁当に入れて持っていきまっす。
出汁で炊き込みご飯、とかありですかね~。
投稿: あん | 2009-04-30 15:57
出汁で炊き込みご飯はありありです。というか、出汁を使って味付けするのなら、中華おこわができますね。私は蓮の葉に巻いたのを作りますが、ここまで本格的にやるともう最高!でもそのちょっとしたのrankなら、薄味に炊きおこわを作って炊き上がったらチャーシュウや煮た椎茸や筍を混ぜるだけでも中華なご飯になります。
中華粽は: http://godmothers.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_86ae.html
ワラビの炊きおこわ: http://godmothers.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_ea3d.html
こんな感じです。参考までに。
投稿: ゴッドマー | 2009-04-30 16:08
実家に帰った時にタケノコをもらったので、やってみますね。
ありがとうございます。
おいしく出来るといいな。楽しみです♪
投稿: あん | 2009-04-30 17:17