2009-04-16

中華丼:「婚活とか愚考してみる」に愚考してみる

 今回はこのテーマですが、今回に限った事ではなく、常に「事実」に着眼点を持って、忠実にその本質を見極めるような力に引き込まれてしまうのです。極東ブログの「婚活とか愚考してみる」のエントリーでは、正にその力が活かされた結果だと感じます。
 「パラサイト・シングル」や「格差社会」という言葉の生みの親である山田昌弘先生が、今度は「婚活」(NHK金曜ドラマ「コンカツ・リカツ」の原作より)という言葉が誤解されて広まることに対しての懸念をエッセイに書かれたそうです。残念ですが私はまだ読んでいませんので、エントリーからその感じたままを率直に言いますと、finalventさんは、その懸念は的違いだと優しく指摘いるのです。
 このエッセイは、今月のVOICEに「婚活」というテーマで山田先生がこう書いていることに端を発しているようです。

 しかし、親と同居し、収入の高い人と結婚して専業主婦になる予定でキャリアを積まず、家事手伝いやアルバイトをしながら、親の年金に頼って生活している中年未婚女性の将来は暗い。

で、finalventさんの優しい突っ込みは、、

  だが、それは先の統計で男女半々とすると、その懸念に該当するのは、26万人くらいではないかな。社会動向として多いと言えるのだろうか。つまり、それは時代の趨勢というか変化のなかのライフスタイルの変化の許容のうちというだけといことはないのか。だとすると、そうした許容を社会不安にしないような社会設計(持ち家を担保にした年金とか)の問題ということではなのか、個人の婚活とかではなく。

と、括っている。
 私が、このエントリーをわざわざ取り上げたかった理由もこの下りにあります。自分を置き換えて語ることはできませんが、例えば私などです。結婚する予定もその気もなく、仕事が面白くて仕方がなかった頃、突然結婚に踏み切るにあたり、仕事が結婚にどう影響したかですが、全く別物でした。というか、今ほどキャリアーに拘るような時代でもなかったというか、個人的にそうだったということかもしれません。女性が自分のキャリアーで社会的に自立する問題と、結婚は本来は別だと、今は、切り離して考えられるようになったので、結婚が永久就職のようなことを言うのは、時代錯誤も甚だしいことです。山田先生の育った時代も私と同時代なので感じるのですが、元に結婚と社会設計をくっつけて言えるような時代でした。結婚=永久就職や、キャリアーを持つ=未婚、のようなことが平気で言えた時代です。今が違うのは、finalventさんが言うように、社会設計の問題が解決すると、人が生きるという問題が解決するので、結婚するかしないかの問題は別の事だとすっきり分けて考える事ができます。晩婚化、非婚化の直接の原因とは違います。と、私もそう思います。
 自分で生み出した言葉が、間違って広まる事を懸念するという一点にだけ言及するならば、偏ったところから分析して論理を発展されていること自体が、既に、自ら誤った広げ方を展開してしまうのではないかと心配申し上げます。「婚活」については、また別に思うところはありますが、その話題はまたの機会に。
 私は、このエントリーに触れて、世に名の通った方の書く物や語る事をどう読むかについて、警告のようなものを感じます。信じないで疑って、納得しないって、笑い話じゃなく、影響力のある人は、だからこそそれなりの自覚を持つべきというか。火の無い所に煙は立たないと言いますけど、かく言う私は、人のふり見て我ふり直せなのです。有名人でないだけに少し救われますけど。

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 昨日は、夕方近くにどたばたすることがあって、こういう時に打って付けの料理って「丼物」だと、誰かが言っていたのを思い出して、事もあろうか、作ったのが中華丼です。温かいご飯の上に海鮮八宝菜のような餡をタラーッとかけて頂くあれです。
作ってみたらとんでもない。品数そろえて準備してと、作業が膨大だという事が判明。冷凍の海老や烏賊を使用したのもその準備に入れてだと、一時間近く掛かったかもしれません。作業量の多い料理だったのですね。その分、大変美味しいというのも頷けます。
 料理店などでは、野菜は種別に切ってあって火力も強く、必要なもの全てが用意されているという前提で、手際よくできるのであって、家庭で作るとなるとそうは問屋が卸さないのです。ラーメンに似ていますね。スープから始まってチャーシュウに至るまでのようなものです。改めてお店のありがたさを感じます。

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 幸いにして、ガラスープ、冷凍の海老や烏賊があったのと、買い置きの野菜で間に合ったので、それらしくできたと言うものです。愚作かな。

材料(3人分)

  • 冷凍紋甲烏賊(モンゴウイカ)・・150g
  • 冷凍ブラックタイガー・・150g
  • 白菜・・3枚
  • 生椎茸・・3個
  • 玉葱・・1/2
  • ビーマン・・2個
  • 人参・・5cm(50g)
  • 生姜・・1片
  • ご飯・・適宜

合わせ調味料

  • 鶏がらスープ・・400cc
  • 塩・・小さじ1
  • 醤油・・大さじ1
  • 砂糖・・小さじ1
  • 片栗粉・・小さじ2(同量の水で溶いたもの)
  • 胡麻油・・小さじ1

作り方

  1. 冷凍の海老と烏賊を解凍して、海老は、背中に浅く包丁を入れて背腸を出しておく。
  2. 白菜は、白い部分は斜めに3cm幅にそぎ切りし、葉は3cm幅にざく切りする。
  3. 玉葱は、縦に4等分して櫛型に切り、生姜は千切りにする。
  4. 椎茸は薄めにスライスし、ピーマンは縦に一口大に切る。
  5. 解凍した烏賊は、3cm幅のそぎ切りにして、薄い部分に細かく切り込みを入れて味が絡むようにする。
  6. 人参は、縦に3等分し、薄くスライスする。
  7. 小さめのボールに胡麻油以外の調味料を混ぜ合わせてる。
  8. 大きめの鍋に炒め油大さじ1強(分量外)を熱し、海老と烏賊を最初に軽く炒め、7割方火を通したら一度取り出す。
  9. 残った油で強火で野菜を炒め、油が全体に絡んだら軽く塩・胡椒(分量外)し、野菜がしんなりしたら海老と烏賊を戻して一緒に炒め、最後に生姜を加える。
  10. 7の合わせ調味料を回しかけ、手早く混ぜ合わせたら2分ほど煮込んで、最後に胡麻油で香りをつけて出来上がり♪

最後に2分煮込むのがとろみを滑らかにするコツで、時間が経っても水っぽくなりません。

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