2009-02-25

菜の花と鶏肉のスパニッシュオムレツ風:「性(しょう)」の強い菜の花にあやかって

Hi

 菜の花の蕾が沢山出回わり始め、なんだかつい買ってしまいます。ほうれん草や小松菜とは全く違った色で、春を充分に味わわせてくれる若草色に癒されるので、大好きなのです。蕾の無い茎だけの菜花と比べると、蕾の方がやや苦味があって、性が強く、長く冷蔵庫に忘れていても花が咲いてしまうほどです。「性がある」などという言葉は、年配の言葉でしょうか、根性があるという意味で使います。一年の内で今は、丁度庭にも花が無い時期ですから、房から1本拝借して一輪挿しにしておくと、直ぐに綺麗な黄色の花が咲き、しばらく楽しめます。
 世間のざわめきが気になってきたらしいく、昨日は、母から心配の電話がありました。お金で解決できる問題なら大した事ないし、大きくならないうちに片付けてしまうというわけです。
 昭和3年生まれですから、年金生活をしているにもかかわらず、一番恵まれて受給されている世代です。だから、お金持ち♪ここ5~6年、「お墓にお金を持っていっても使えるわけじゃないし、残しておいても半端な金額だから、使い切った方が良いと思って。」などと言います。だからと言って、私に甘いわけはなくて、むしろ私に対しては厳しい部分もありますし、そういう意味では、まだ子ども扱いされています。というか、いろいろ口出しして、気に入らない事があると何としてでもそれを捻じ曲げようとするあたりは、昔から変わりません。それが張り合いとして生きるエネルギーになっているようでもあります。ま、長生きしてよ、と私は折れています。
 今までにお金でお世話になったことは一度もありませんが、それでも心配は尽きない様子で、このご時勢ですから多分、何かと物入りの時期を迎えている孫達に、きちんと教育をしてやれているのかが一番気がかりなのでしょう。甘いのは孫に対してで、私にではなく、私は、強健な心身の持ち主だと思われているようです。内面を一切見せていないだけですけどね。もうその辺は、今更どうでもいいことですけど。
 仮に事態が悪化して、思いがけない事が起こったとしても、私はおそらく、オロオロするようなことは無いと思います。その辺は、昔苦労していた時代を思えば、あれ以下は無いと断言できるほどのどん底から気丈に這い上がってきましたから、いくらでも潰しが利きます。一番大事なことは、気持が卑しく荒まずに、人間としての尊厳を守れるかという事です。自分の価値を下げないという事です。一瞬にして奈落の底へ落ちて行った人達を沢山見てきましたが、これだけは守るという気持ちが、自分を支えてきた唯一の誇りでもあります。

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 さて、その強く逞しい、「性のある菜の花」と鶏肉を卵焼きにしました。スパニッシュオムレツと同じような作り方をします。この方法でいろいろアレンジできますのでバリエーションも豊富になりますし、大きな卵ケーキといった感じで食べ易く、お弁当などにも適当な大きさに切れば、用途は自由自在です。20070906051242 毎年、牡蠣のシーズンには必ず、菜の花やほうれん草と牡蠣で、和風にも作ります。
 鶏肉は、小さく切ってしまうので、どの部位で作ってもそれほど食感に影響なく、肉質が気になりません。今回は少しずつ残っているささ身ともも肉を混ぜました。片栗粉をまぶしてオリーブオイルで焼き色が付くまで焼いて火を通します。一度取り出して、溶き卵に菜の花と鶏肉を混ぜ合わせてからフライパンで焼きます。そう言えば、今 回のオムレツは、「ウー・ウェンパン」で焼いたのですが、Img_157640_4006659_0焼きむらが無くて均一に焼けているでしょう。このお鍋はとってもいいです。調べたら、4月で一年になりますが、テフロンの部分が全く変質しませんし、鍋が厚いせいか変形も全くありません。同じテフロンで「レミパン」を最初に買って試した後だったので、かなり買うのに躊躇したのですが、もう少しでテフロン鍋が嫌いになるところでした。
 卵を流し入れて、底の部分がしっかり焼けたら、周囲の卵が薄い部分を厚くするように鍋を廻して、卵を均一にならします。周囲がしっかりとした生地になったら、オムレツが乗るくらいの皿に滑らせて移し、そのまま鍋と皿を合体させるようにして卵を裏返します。周囲の形を整えてしばらく焼き、指で中央部分を押して弾力があれば出来上がりです。皿に移して、切り分けて頂きます。

材料

  • 卵・・大4個
  • 菜の花・・1束
  • 鶏肉・・200g
  • 塩・・小さじ半分
  • 砂糖・・小さじ1
  • パルメザンチーズ・・大さじ1
  • 片栗粉・・小さじ1

作り方

  1. 鶏肉を一口大に切って、塩・胡椒(分量外)を軽くまぶし、片栗粉を薄くまぶす。
  2. フライパンにオイルを塗り、中火で1の鶏肉を焼き色が付くまで両面を焼く。 あまりいじらずに、放って置く。
  3. 鶏肉を焼いている間に菜の花を硬めに塩茹でして、水気を絞っておく。
  4. ボールで卵を溶いて、塩、砂糖、パルメザンチーズを加えて混ぜ合わせておく。
  5. 2が焼けたら皿に移して粗熱を取ったら4の溶き卵に、3cmに切った菜の花と一緒に混ぜ合わせ、フライパンに流し入れて焼く。
  6. 最初は中火で、周囲が焼けてきたら少し火を弱くして鍋を廻して生の部分の卵を周囲に廻して厚みをつける。
  7. 具の周囲の卵に火が通り始めたら大きな皿に滑らせて一度取り出し、そのまま鍋と皿を合体するような動作で卵を鍋に戻す。
  8. 指で中央部分を押してみて、弾力があればok、皿に取って切り分けて頂く♪

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