鱈の黒酢ソテーとポークビーンズ添え:スロークッカー編
ものすごく暖かくなってしまって、日中のポカポカ陽気は、もうすっかり春ですよ。日が暮れる時間がもう少し遅かったら、そう5時くらいには、前の山から蕗の薹やカンゾウを摘んで夕ご飯の材料にしているような、二ヶ月以上も先のことを妄想をしてしまいました。冗談ではなく、今年は気をつけていないと、蕗の薹やツクシをうっかり見逃してしまいそうです。
こういうことで思い出すのが、昨年の春先に、Twitterで野山の草花の話が沢山できたことです。画像も沢山取りました。それを見ながら、話がいろいろに展開するのがとても楽しかったのを思い出します。話したからと言って、何かが変わる訳でもないのですが、取り留めの無い話でも、相手の反応によってはいろいろな方向へ展開しますし、そういう相手には自分を預けられるので、気軽に話が投げかけられます。そういう楽しさがない今年は、ちょっと寂しいかな。なんか、感慨にひたったりして、年寄りくさくなっていますね。数さえ数えなければ、気持ちは30歳代くらいなのですが。
今日のレシピは、真鱈のソテーとポークビーンズです。最初からこの二つを組み合わせるつもりではなかったのですが、鱈のソテーのソースを何にしようかと考えている最中に、朝から仕込んだポークビーンズのいい香りがしてきたので思い付きです。にもかかわらず、大変美味しい組み合わせでした。ポークビーンズでなかったら、淡白で大味な真鱈には何かコクのあるソースが合うように思います。
真鱈は、今が旬ですね。新潟の沖合いで獲れたそうです。大きいので半身だけにしたのですが、白子がついていたので、湯引きをしたあとオリーブオイルでソテーして、柚子胡椒でお酒のお供に頂きました。
真鱈は、脂分が少なくコレステロールの代謝を促進するタウリンを多く含んでいると言われています。淡白なので、ソテーに合わせるソースによっては、いろいろ楽しめます。言い方を変えると、淡白なものには他の味が馴染み易いので、腕の振るい方如何で、如何様にも楽しめます。
今日は、鱈に塩をして臭みを消し、黒酢を少しまぶして胡椒をしてからソテーしました。身崩れを防ぐために小麦粉を少しパラパラ振っておきます。こうすると、ソースの絡みも良くなります。
ここまでが下準備で、あとは香ばしくソテーして、ポークビーンズを回し掛けて頂きます。これだけなのですが、黒酢が思いがけず香ばしく旨味があったので、ポークビーンズの甘酸っぱいトマトのソースとぴったり合っています。
もう一つ、旬の魚はやはり入荷量も多く、入手し易く安価なのが嬉しいです(おっと、あまり褒め称す(ほめそやす)と誰かが見ていて、値段が高くつり上がってしまうので、この辺で)。
ポークビーンズのレシピは、
当ブログでのレシピにありがちで、野蛮で原形的で簡単で、そしてまじうまいやつということで。(by 極東ブログ)
と、いうわけが分かり易いキャッチコピーで☛こちらにレシピの紹介があります
参考までに、息子の通った中学の給食メニューのポークビーンズ☛こちら
材料
- 真鱈の切り身・・4枚
- 黒酢・・大さじ1
- 塩・・小さじ1
- 胡椒・・適宜
- 小麦粉・・少々
- オリーブオイル・・大さじ1
- ポークビーンズ・・適宜
作り方
- バットに軽く塩を振り、鱈の切り身を並べ上からも塩を振って10分ほど置き、水がにじみ出たらキッチンペパーで水分を吸い取る。
- 黒酢をまぶしつけて胡椒を振り、小麦粉を茶漉しでかるく両面に振り掛ける。
- フライパンにオリーブオイルを引いて2の鱈を並べ、両面に焼き色がついたら皿に盛り付け、ポークビーンズを回し掛けて出来上がり♪
スロークッカー
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【参考までに】ポークビーンズのレシピが改良されているのに気づき、こちらに転載。
材料
- 大豆(乾燥したもの) 150g (300g単位でよく売っているやつ)
- 豚肉 100g~200g (部位はなんでもいい。脂肪が多いほうがよさげ)
- 砂糖 大さじ2
- 水 3カップ
- あく取り紙 (100円ショップとかに売ってる)
- ケチャップ 100g~220g (適量で)
- コンソメ 適量 (マギーだと1キューブくらい)
作り方
- 豚肉を軽く焦げ目がつく程度に炒める。
- 大豆をさっと水で洗って水を切る
- 水3カップに砂糖大さじ2と大豆150gをスロークッカーに入れかきまぜる
- あく取り紙を乗せる
- LOWにして6時間煮る
- 水気を調節し(多すぎたら少し減らす)、ケチャップとコンソメを入れて別鍋で3分くらい煮る
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