スパゲッティー・アーリオ(にんにく)・オーリオ(オリーブオイル)・ペペロンチーノ(唐辛子)と海老のサラダ
昨日は、同級生に誘われて山梨県の勝沼まで足を伸ばしてきました。川釣りの下見とかいう話で、私の実家のある市から遠征してきた同級生と、中央高速のサービスエリアで落ち合ってから市内をうろうろ。富士山を眺められる見晴らしの素晴らしい露天風呂、「ほったらかしの湯」というアルカリ成分の多い温泉につかって、お肌つるつるのすべすべで、気分は最高でした。このお風呂、名前の通り正にほったらかしって感じ。野原に突然湯気がくゆくゆの♨マークそのものです。
親同士が仲が良く、彼の母上が脳梗塞で倒れるまで、私の母と一緒に二人でサイクリングを楽しんでいたようなわけで、母から彼のことを間接的に聞くこともありました。近年の同窓会でも、一緒に連れ立って飲み歩くのですが、やはり卒業してから何十年ぶりに再会すると、それまでの空白はいくら話しても埋まらないものです。かつて知っていたと思うその相手とはまるで違う人物が目の前にいるわけです。だからと言って、それを埋めたいというものでもなく、なんとも不思議な感じです。会話は、馴れ合った昔の話し方なのに、全く話が繋がらない。なんとも変な感じでした。あ、こういうのを「浦島太郎」というのですね、きっと。
夕方遅くなったのもあって、と書いてみて、そうでもない時間でしたがちょっと一休みしていたら時間が押してきてしまい、短時間にできる献立ということでスパゲッティー・アーリオ(にんにく)・オーリオ(オリーブオイル)・ペペロンチーノ(唐辛子)と海老のサラダです。このスパゲティーは、ガーリックオイル(又はオリーブオイル)で潰したにんにくを炒めて、鷹の爪でピリ辛に仕上げるだけの簡単な料理です。
和食なら味付けご飯という感覚の主食です。牡蠣のオリーブオイルコンフィで、牡蠣を漬け込んでいたオリーブオイルをそのまま炒油に使いました。海老のサラダは、細葱意外は全てオリーブオイルでソテーしています。野菜を焼くのは旨味を引き出すためですが、焼く順番を大いに迷ってしまいました。素材の個性を嗅ぎ分けられていないと、いつもこうなります。一々フライパンを洗うのではなく、焼き繋ぐ面
白さなので、味が次のものに移る事で、もっと美味しくしようという狙いです。
今回は、こう。最初に南瓜と椎茸を蒸し焼きにし、オイルを足して海老をソテーして取り出し、最後にトマトを焼きました。最後のトマトに全ての香りと味が馴染んで、海老や他の野菜のソースとして美味しくできました。焼くことで酸味がまろやかになって、甘味が増したトマトがよく合います。蒸し焼きにした南瓜や椎茸の甘味は、他とは変え難い美味しさでした。それに、細葱は全く違う性質の味なので、アクセントとしていい感じでした。調理時間は、下記の作り方で、パスタのお湯の沸かし始めから30分掛かりませんでした。
材料(一人分)
- スパゲティー(1.6mm)・・90~100g
- ガーリックオイル・・大さじ1
- にんにく・・10g(1~~2片)
- 鷹の爪・・1本
- ローレル・1枚
- ピンクペッパー・・小さじ1/2
- 塩・・小さじ1/2
- パセリ・・みじん切り大さじ1/2
サラダ(一人分)
- 海老・・1尾
- 南瓜スライス・・2枚
- どんこ椎茸・・1個
- 細葱・・1本(7cmの長さに切る)
- トマト・・輪切り1枚(1cm厚み)
- 白ワイン・・大さじ1
- オリーブオイル・・適宜
- 塩・胡椒・・適宜
作り方
- パスタ用のお湯2リットルを沸かす。
- その間にサラダを作る。椎茸を切り離さないように十文字に包丁を入れ、軽く塩・胡椒(分量外)して南瓜と一緒にオリーブオイルを引いたフライパンで焼き、白ワインを掛けたら蓋をして蒸し焼き、途中裏返して両面を焼く。
- 1を皿に盛り、次に殻と背腸を取り除いた海老に塩・胡椒して、オリーブオイルを足してソテーする。
- 海老を横に寄せてソテーしながら、空いてる場所でトマトの輪切りを両面焼き付けたら南瓜の上に置き、海老を乗せる。
- お湯が沸いたらパスタを茹でる(この場合は6分)。
- 4分くらいたったらパスタに塩大さじ1(分量外)を加える。
- フライパンでガーリックオイルと潰したにんにくを火にかけ、ゆっくり弱火でローストして香りを油に移す。
- 種を出した鷹の爪とローレルを加えて、焦がさないようにローストする。
- にんにくが透き通ってきたら塩小さじ1を加え、パスタの茹で汁をカップ1/2加えてのばすし、パセリを散らす。
- 茹で上がったパスタを引き上げ、水分を切ったら9に加えて手早く絡めて出来上がり♪
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