2009-01-12

蛸(タコ)とじゃが芋のスターター(スペイン料理):父親自身の親離れ子離れに思う

 父親の息子に対する愛情として、ちょっと言いそびれてしまいました。
 友人夫婦の話からですが、奇怪な行動だと家族から非難されても、我関せずでいられる夫の態度が理解できない、と憤慨している話から始まったことです。
 夕食後の家族団欒の時に急にスッと姿を消して、どうしたかと思ったらお風呂にも入らずにそのままご就寝。家族は最近、少し心配になってきているのだという話。この行動の裏に何があったか、私を前に始めて明かされたその心境というのを知って、率直な感想は、なんてぎこちないく不器用な愛情表現なんだろうと思いました。ま、ここで私が友人夫婦の話を暴露するみたいで気が引けますが。どこにでも良くある話ですが、ちょっと触れておきます。
AmazonNetShop この問題の解決の糸口は、「男親の子離れ親離れのテーマ」だということなのでしょうか。息子の子どもに対するその扱いを見ていると、それに意見したくなるというのです。息子の親育ちのことだからと、できるだけ意見がましく口出ししないようにと思っても、そばにいるとどうしても何か言いたくなるそうです。自分が母親に言われて、嫌な思いをしたのを繰り返したくないというトラウマの存在も大きな理由だと思います。この話の途中で、母親の話が頻繁に出てくるのは、自分の親子関係に決着が付いていないからだとは思います。彼の心の中では、非常に痛い痛烈な思いなのかもしれません。母親としての自分の子離れと、自分自身の親離れは、私自身のことでもあるので納得できるものが沢山ありますが、同世代の父親のその苦悩というのは、身近では始めて知りました。ちょっと思い出した本ですが、平井信義(児童心理学者)の「孫育て保爺」は、お爺ちゃん目線で孫と接している自分自身の思いを楽しく語っているものでした。AmazonNetShopまた、山本七平の「父と息子の往復書簡」では、ニューヨークに暮らす息子に語りかけるようにいろいろな事を手紙を介して語っている父親の愛情の深さに触れました。
 父親からその子を思う辺りを書いた書籍も少ないのか、沢山は知りませんが、同じ立場の体験やその思いを書籍を通して知る時、気持ちがとても落ち着くものです。自分では語れない部分を代弁してくれているような、そんな感覚になるほど、その本にのめり込むような読み方をしたのを思い出します。何かの参考になるのかもと思いました。
 そう言えば、今日は成人の日ですね。15日がそうだったのはいつまでだったか、繰り上げてその週の最初の月曜日になったのでした。そうこう言っている間に、孫が成人式を迎えるまで、一足飛びに20年なんて過ぎ去りますね。

P1100003

 スペイン料理のスターターで「蛸のじゃが芋のっけ」。本式にはなんと呼ばれているのか良く分からん酒のつまみ系です。スペインのバル(バー)では、必ずメニューにあります。作るのも簡単ですからレシピを聞くまでもなく一度食べれば簡単に家庭で再現できます。日本では、年を越したじゃが芋は、甘味が乗って非常に美味しくなります。また、蛸もこの時期には北海道から水蛸がお目見えして、いよいよ旬を迎えます。
 水蛸は大小様々な大きさによって、その足も短く切って売っています。今日のは蒸した状態で、17~8cmの長さの直径5cmという部分買いでした。お刺身用でしたが、下味と香り付けの為にローズマリーとローリエ、塩を少し多めで、強火で一気に5分ほど茹でます。弱火でぐずぐず時間をかけて茹でると、蛸の旨味が茹で汁に溶け出し、硬くしまってしまうので、表面を素早く茹でます。笊に引き上げてから、塩がゆっくり冷めながら染み込むようにします。

Kik

 じゃが芋は、洗ったら皮のまま茹でて直ぐに皮を剥き、熱いうちに7~8mmの輪切りにして木のお皿に置きます(又は網の上など)。こうすることでじゃが芋から出る蒸気を逃がして、ホクホクのじゃが芋になります。冷めたじゃが芋に、同じくらいの厚さにそぎ切りした蛸を乗せて、塩、胡椒、パプリカ、オリーブオイルを回し掛けて頂きます。岐阜の友人が到着してから、まず始めにこの蛸とじゃが芋をつまみながら、真澄の「あらばしり」で乾杯。甘い日本酒にはなんとなく味が足りないというので塩を少し多めに振ってレモン汁をたっぷりと、ガーリックパウダーなどもかけながら好みの食べ方で頂きました。

材料

  • じゃが芋(北あかり)・・中3個
  • 蒸し水蛸刺身用(足)・・5cm直径で17~8cmの長さ
  • 塩・胡椒・・適宜
  • パプリカ・・適宜
  • オリーブオイル・・大さじ2

茹で汁

  • 水・・500cc
  • 塩・・大さじ1.5
  • ローリエ・・1枚
  • ローズマリー(枝)・・10cm1本

作り方

  1. じゃが芋を洗って皮を剥かずに茹で、熱いうちに皮を剥いて7~8mmの厚さに切ったら蒸気が飛ぶように木のお皿に並べる。
  2. 茹で汁に材料を入れて沸騰させ、強火で水蛸を5分茹で、笊に引き上げて冷ます。
  3. 2の蛸をじゃが芋と同じくらいの7~8mmの厚さに斜めそぎ切りにして、じゃが芋の上に乗せ、塩、胡椒、パプリカ、オリーブオイルを回し掛けて出来上がり♪

※現在の諏訪の国道20号の状況(雪のため)liveカメラ by LCV提供☛こっち 

|

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/516876/43713169

この記事へのトラックバック一覧です: 蛸(タコ)とじゃが芋のスターター(スペイン料理):父親自身の親離れ子離れに思う: