2009-01-10

広島の老舗「ひろ柿」:ウェッジウッド再建を願う

 1月6日ウェッジウッドが破綻したというニュースが流れた時は、驚きとがっかりな気持ちでしたが、先ほどネットのニュースで、米投資ファンド「KPSキャピタル・パートナーズ」が買収する方向になったそうで、一安心というものです(☛毎日JP)。と、思ったら、日本の会社にもこんなに大きな影響があったらしい(☛産経ニュース)。

ウェッジウッド破綻で大損失か 石川の陶磁器会社
石川県白山市の陶磁器メーカー、ニッコーは6日、英国の高級洋食器メーカー、ウォーターフォード・ウェッジウッド(本社アイルランド)の経営破綻(はたん)に伴い、同社グループへの売掛債権2億8800万円に回収不能の恐れが生じたと発表した。 

 ウェッジウッドには少し思い入れがあって、言うまでもなく、イギリスにしばらく住んでいれば分かる事ですが、アンティークの革張りの置物用のテーブルに、小さなコレクションを飾って部屋の隅などに置いて眺めるような暮らしが普通にあります。そこに、さりげなく置いてある小物の中に、ターコイズブルーやブラックの絵皿などが似合うのです。これは、ジャスパーウェアという陶器と磁器の中間的な焼き物で、ウェッジウッドを代表する技法です(☛Wikipedia)。一つだけ10cm程の長方形のブルーのボックスを持っていますが、いろいろな思い出があって大事に仕舞い込んでいます。
 創業250年の歴史を持つウェッジウッドでも本当にどうにもならなかったのかと、残念で仕方がありません。100年に一度の大恐慌ではなく、250年に記録されるのです。これは、ヨーロッパで老舗ブランドが破綻するという口火を切ったわけです。ウェッジウッドだから売却の見通しがつくのであって、例えば、日本の銀座に店を構えたばかりのファッションブランドだって、本店様が今後どうなるか分かりません。
 私は、煌びやかなファッションや、高価な物に対する物欲的なものはありませんが、歴史を持つものには、紐を解いて覗きたくなるような魅力を感じます。ですから、それそのものが目に触れる必要があります(極、個人的ですが)。ロンドンに住んだ頃、The British Museum(大英博物館)のレクチャーに、多い時は週に2回ほど通った時期もあります。歴史的な美術品を目の前にその背景の説明を聞きながら、いろいろな感慨に浸ることが豊かなことなのだと、体感した感覚として身についたのは大きかったです。
 個人的に残念なのは勿論ですが、今後、ヨーロッパの老舗ブランドが消えて行かないことを切に望みます。

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P1030001 お正月のお節料理の後にどうぞと、送ってもらった「ひろ柿」。こういう気遣いがとても嬉しく、歳のせいかほろっときます。
 広島のお茶うけの求肥飴(ぎゅうひあめ)ですが、こちらも明治からの創業で、老舗の風格を感じるお菓子です。かめばかむほど柿らしい甘味が味わえて、コシのあるしっかりした求肥です。息子にお抹茶を立ててあげたのは初めてでしたが、美味しいと喜んでいました。

B462651a58d2b6cd14d486ef061e4365 久しぶりの雪で、昨日はなんとなく嬉しい気分でした。沢山振ると嫌気も差しますが、こうも降らないと寂しいものです。 この雪が解けるまで、ジョギングはお休みになりますが、市内の高島城の御堀も氷が張って、354bb1b86c0347cab64a1cb64d8475be住み着く鴨は、凍っていない場所で雪に降られてご覧の通り。





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