2009-01-24

菜の花とボロニアソーセージのキッシュ風:じゃが芋を敷き詰めた方法で

P1230003

 この三四日、雨がふるほどの暖かい陽気で、春になってしまうのかと思うほどです。寒さはぶり返すというのですが、九州の方からどんどんやってくる春の野菜を見ると、つい手が出てしまいます。
 ここだけの内緒の話ですが、この歳にして初めて「しもやけ」というものが足に1個できました。これって、1個2個って数えるものなのかどうかしりませんが。12月から1月にかけて夏仕様のジョギングシューズでは寒くて、足が痺れるような感覚がありましたが、なんとなく痒い感じがあの後あって、しもやけになる下地があったのですね。痒みに痛みを伴うって、複雑ですが本当なのです。
 娘が小学生の頃、しもやけができて痛いと訴えてきた時に、「それは冬の元気な子どもだけがもらえる勲章よ」と、慰めた事があります。ですが、私にその経験がなかったので、重みのない言葉でした。しもやけは、摩擦するのがよいと口コミで聞いていたので、撫でたり、寝る前に唐辛子をガーゼに包んで靴下に入れたのを履かせたりして、民間療法を使いました。何をやっても、とても痛がるので困惑した記憶が蘇ってきました。確かに、ちょっと触れるだけで痛いです。そりゃーもう。勲章なんてすっ飛んでしまいます。この上、唐辛子なんてどれ程痛いか想像がつくので、私はこのままそっとしておきます。

Kio

 ちょっと早いかなと思いつつも、菜花のほろ苦さと青菜の香りは、春の訪れを感じます。菜花は、単品ならお浸しや胡麻和えが美味しいく、卵や乳製品、ソーセージ、ハムなどとも抜群に相性が良いと思います。
 今日は、ボロニアソーセージと一緒にキッシュ風に焼いてみました。越冬して甘味が乗ったじゃが芋をスライサーで薄く切って、オリーブオイルを薄く塗った型に敷き詰めて、タルト生地代わりにします。混ぜ合わせた材料を流し込んでオーブンで焼くだけの簡単さです。キッシュというのは、材料を準備して放り込んでおくだけで出来上がるので、材料の組み合わせさえ間違わなければ、いろいろな種類が楽しめます。 本来は、タルト生地を最初に焼いて、その上に具材を入れて焼くのが正式なフランスのキッシュの作り方ですが、私は、カロリーを控える上でもタルト生地は使いません。長島亜希子さんがImpossible Quishe(まさか!のキッシュ)として紹介されたキッシュでは、Bisquick(ビスケットのプレミックス粉)を直接具材に混ぜ込んで焼く方法をここでも紹介しまたね(☛参照)。あれも正に驚きのキッシュで、南瓜などの甘い具にとても良くあいます。

P1230006

 今日のは、じゃが芋を火の通りが良くなるようにフライスして、キッシュ型に敷き詰めました。隙間に溶き卵が染みこんで、これもい感じです。
 菜花は、蕾だけの部分と茎と葉の部分と二種類売っています。蕾だけのは苦味がやや強く、菜の花の醍醐味を味わえますので和え物やお浸しに良いと思います。茎と葉だけのは、キッシュや炒め物、味噌汁の具などが良いかなと、個人的には思います。

材料

  • 菜花・・1袋
  • ボロニアソーセージ・・3cm
  • じゃが芋・・180g(大1個)
  • 卵・・2個
  • 牛乳・・150cc
  • 塩・・小さじ1/2
  • 胡椒・・適宜
  • サボリー(又はナツメグ)・・適宜
  • ピザ用チーズ・・80g

作り方

  1. 菜花はたっぷりのお湯で硬めに塩茹でして水気を絞り、3cmにざく切りする。
  2. ボロニアソーセージは5mmの輪切りにして更に短冊に切り揃える。
  3. じゃが芋は、皮を剥いてスライサーでスライスしながらオリーブオイルを塗った型に敷き詰める。
  4. ボールで卵を溶き、牛乳を混ぜ合わせてから他の具材を混ぜ込んで、3の型に流し込む。
  5. オーブンを200度に予熱して、15分から20分焼いて出来上がり♪

|

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 菜の花とボロニアソーセージのキッシュ風:じゃが芋を敷き詰めた方法で: