2009-01-11

南瓜とエリンギのバターソテー:解決できる問題とそうでない夫婦の問題

 同世代の夫婦が交わす会話として、ここまで突っ込んだ話は普通はしないのではないかと思うような、触るとタブーのような話題について、赤裸々に話が出来るのが岐阜の友人夫婦です。時には、鴨葱というような、私と彼女に都合よく話が展開する場でもあります。というか、女が二人寄ると、倍の数の男性相手でも黙らせてしまうのではないかと。改めて、男性にはフェミニストが多いことなのだと内心は理解しています。決して私達が強いのではないのです。逃げるが勝ちということでもあるのでしょう。女を相手に喧嘩するものじゃない、ということを確固として持ち合わせる知能犯なのかもです。
 昨夜の話題は、歳を重ねるごとに頑固になってくる夫は、夫自身が嫌う自分の親の姿そのもに近づいて来ている、というような話と、それに振り回されている妻が、家族(息子夫婦、孫、姑の四世代家族構成)との間を取り持つ事への限界を感じ、これ以上我慢を強いられても所詮、我慢は我慢、どこかでこの問題を断ち切りたいと、そう切望する。このような問題を解決しようとする時、誰かのせいになって、その人が全てをかぶった形になるのが一番円満ですが、誤魔化しが利かなくなっているのが、今の問題です。この夫婦の良いところは、最終的には「自分が何が出来るか」という思考を辿りながら自分が出来る解決策をそれぞれが見つけて結論付けるということが素晴らしいのです。こういうのを研鑽態度と呼ぶのだと思います。
 喧嘩を勧める訳ではありませんが、個人的な訴えとも聞こえるよな、価値観を思いっきり前面に出し合うと、まずは相手が持っている問題を知ることが出来ます。これは、相手の問題を知るために「聞くという態度」のことですが、これが難しい。誰しも「我」というものがありますから、文句を言われたぐらいにしか聞けないあんたが、本当にここでお利口さんにならないといけません。あんたって自分の事ですが。興奮度が高いと、売られた喧嘩を買うという状態になるので、こういう場面に第三者が一人でもいると、少し理性的に冷静に話が進むと思います。相手の「言う」という状態(=聞いて欲しい)がどれ程長く続いても、気を長く、じっと「相手の問題を知るために聞く」という態度だったら、いつかはこの話にも終息が訪れるはずです。ところが、ここをドンと構え切れずに右から左になったり、中座するようなことがあると、「あんたが観念するまで話をするよ」となるか、「聞く気がないならいいわ。じゃー私も止めた」となるのです。というか、ここまで来ないうちに話しにならないと結論してしまう夫婦が多いので、離婚は後を絶ちません。ここから先の話が出来たら、それこそ自分にはこの人しかいないのだと思える相手だったりします。きっと。たぶん。
 辛抱が足りないというのは、相手に対してではなく、話を諦めたり、途中嫌気が差して放り投げているのは自分かもしれないと気づくべきです。そして、それは幸せになる事を放棄しているのだと知るべきです。貪欲なまでに幸せになりたいと、自分がどこまでも願っていれば、それに近づこうとするものです。そうならないのは、なるように考えて行動しないからです。これは運命を変えるという話ではなく、かく言う私は、このような思考をする運命にあるのだということです。このことから逃げられないのですから、どうする事もできません。この運命を感じる相手かそうでない相手かということは、いつかその啓示を必ず知る事になるのでしょう。それがいつかは、誰も知る由もないことですが。

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 ものすごく嬉しそうな顔で帰宅した息子が、夕食はお肉だと思い込んだのも無理はありません。換気扇から外に漂っていたのはお肉の焼く匂いだと言い張ることに幼さを感じて笑えて、違うとわかってがっくりした、そのあどけなさのリアクションにも笑えたのが南瓜とエリンギのソテーです。南瓜だけでもバターでソテーするとホクホクで美味しいのに、エリンギを入れたらどうかって、食感は言わずもがなで、大変香ばしくなります。エリンギだけではこうはならないのが不思議です。南瓜の甘味(澱粉)と、バターが上手く絡まって、エリンギを香ばしくさせ、最後に振り掛けるパルメザンチーズがまろやかな風味を残します。お肉などの付け合せにと思ったのですが、単品のおかずとしても、お酒の友としても合います。息子が錯覚しただけのことはあるので、是非お試しを。

材料

  • 南瓜(種のない状態)・・1/4個(350g)
  • エリンギ・・1パック
  • バター・・15g(大さじ1)
  • 白ワイン・・大さじ2
  • 塩・胡椒・・適宜
  • パルメザンチーズ・・大さじ1

作り方

  1. 南瓜は放射線状に厚み1cmに切り揃える。
  2. エリンギは、長さ5cm、厚さ5mmに切り揃える。
  3. フライパンを中火にかけて、バターを溶かし南瓜を全体に並べて、焼き色をつける。
  4. 3を裏返して、エリンギを全体に散らして塩・胡椒を振り、ワインを鍋肌から注ぎ入れ、蓋をして中火で2分蒸し焼く。
  5. 蓋を外して水分をすっかり飛ばしたら皿に盛り付け、パルメザンチーズを振り掛けて出来上がり♪

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