2009-01-20

鱈と野菜の甘酢あん:御神渡りは恋の道しるべ:今日は大寒ですね

 昨日は、小春日和と呼ぶに相応しいぽかぽか陽気でした。一昨日から朝方にかけて降ったかに思われる雪は、この暖かさで雨に変わっていました。そして、昼頃には、屋根から雪解けの水が雫となって忙しく音を立てて、道路端に寄せられていた雪の小山は、ずっと小さくなってしまいました。
 家を出てすぐに角間川という川が流れています。この川沿いの道を200m程登って行くと、うちの畑があります。いつものようにこの道を歩いていましたら、川の水の音が、異常に大きな音を立てて激流と化していました。冬のこの時期ですと、山は雪に閉ざされて凍り付いていますから、本来なら、水量も大変少なく、川の音など全く無い、静かな通りなのです。河口近くの町でこれだけの水量は何を意味するかと言いますと、山の雪解けがかなりの速さで進んでいるという事です。源流の山は霧が峰高原で、標高1925mです。途中の山から一斉に集まった雪解け水が、川となって流れ降りてくる時のこの音は、紛れもなく春の知らせです。脇の山肌に、蕗の薹が現れてもよさそうなのどかな昼下がりでした。なんだか開高 健さんの世界のようです。(☛釣り人語らず
 慌ててカレンダーを確かめると、今日が大寒です。先日、全面結氷した諏訪湖の氷(☛参照)は、一部が解け始めていましたが、ここが凍らないと残念な事になるのです。この時期になると、町の人達も御神渡り(おみわたり)の事を気にし始めて会話します。この御神渡りが気がかりなのは、この土地の寒さのバロメーターでもありますが、伝説では諏訪神社上社の男神が下社の女神のもとへ通った道筋といわれているからです。七夕の織姫と彦星の、年に一回の逢瀬の天の川と同じような神話です。神事としては厳かな風景に映りますが、ロマンティックな神話の背景を思うと、ちょっと複雑です。この御神渡りの記録は500年以上も続いているというのですから、世界遺産級の記録簿です。☛諏訪湖の御神渡り 

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 さて、今日は鱈と野菜の甘酢あんです。50cm程の鱈を3枚卸しにして、そぎ切りにした身に片栗粉をまぶして両面を焼きます。鱈を一度引き上げて、炒めた野菜と一緒に片栗粉を溶かし混ぜた合わせ調味料で煮絡めます。鱈は身が崩れやすいので、野菜と炒め合わせるという感じではなく、甘酢の合わせ調味料を一気に加えて、味を馴染ませるような感じに扱います。片栗粉のとろみに充分粘りを出すために、3~4分弱い火加減でくつくつ煮ます。(☛ためしてガッテン:とろみワールド

材料

  • 鱈・・1尾
  • さやえんどう・・50g
  • 玉葱・・1/3(80g)
  • 乾燥木耳・・5~6枚
  • 片栗粉・・大さじ1

合わせ調味料

  • 水・・180cc
  • 酢・・大さじ3
  • 砂糖・・大さじ1.5
  • 醤油・・大さじ2
  • 塩・・小さじ1/3
  • 胡椒・・適宜

作り方

  1. 木耳をたっぷりの水で戻して、千切りにする。
  2. 鱈の鱗と頭を落として、三枚に卸し、3cmのそぎ切りにして軽く塩(分量外)を振っておく。
  3. さやえんどうは、両端の筋を取り除き、玉葱は1cmのくし切りにしてほぐしておく。
  4. ボールで合わせ調味料を混ぜ合わせておく。
  5. 鱈に刷毛で片栗粉を薄くまぶし、多めの油をフライパンに引いて皮目から焼き、焼き色がついたら裏返してカラッと揚げる。
  6. フライパンの油を払って、木耳、サヤエンドウ、玉葱をしんなりするまで炒め、軽く塩・胡椒(分量外)をする。
  7. 鱈を戻し入れ、合わせ調味料を加えてから2~3分中火より弱めの火加減で煮絡める。

片栗粉は弱火で長めに煮ると、粘りが出て良く絡む。時間が短いとサラッとしてしまうので要注意。

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コメント

こんばんは。博多も大寒の文字に相応しくなくポカポカ陽気で過ごしやすかったですよ!先日のブログの大根の料理を早速作ってみました。スライサーで切るというのが目からウロコでした。先日主人の実家から大きな冬大根が送られて来て、ナマスやしらすおろしとワンパターンな料理で下半分が残っていたので…。確かに水分が多いし、生でも充分甘いので砂糖を控えめにして作ってみました!美味しかった~。鰹節を切らしていたのでおぼろ昆布を乗せていただきました。うちはお出しは鯖節と昆布といりこで取っています。地方によってまた違うんでしょうね。またブログ楽しみにしています…☆

投稿: あこ | 2009-01-20 21:13

あこさん、こんばんは。
大根が沢山あると昔は私も困ったというような記憶があります。兎に角、畑を作る方は、沢山採れるので、もらう量もハンパないことが多いですし、気持ちも大変大らかですね。

レシピがお役に立ってよかったです。私の生まれも九州で、鯖とかアゴの出汁は好きです。あれを使うと、九州料理らしくなるのが不思議ですね。

大根でもしも、もてあましているなら、今の大根で美味しい鍋があります。これ☛ http://godmothers.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_f911.html

良かったら試してみてください。我が家ではかなりランキングの上の鍋料理なのです^^。

投稿: ゴッドマー | 2009-01-21 17:49

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