雛豆(ひよこまめ)のトマトスープ:スロークッカー編:マジ美味しい!
先日、スロークッカーの注文をすると呟いて、もう届いたのですよ。最近のAmazonのサービスは充実してきたと思います。勿論、仁義として最初に紹介してもらったところのアフィリで購入しています。そうそう、ここでアフィリについて言及しておきます。 アフィリエイト【affiliate】☛参照
Webサイトやメールマガジンなどが企業サイトへリンクを貼り、閲覧者がそのリンクを経由して当該企業のサイトで会員登録したり商品を購入したりすると、リンク元サイトの主催者に報酬が支払われるという広告手法。
のことで、私もGoogleとAmazonの広告をこのブログにも目立たないように張っています(沢山張るとウザイので)。商品紹介のブログエントリーを通して商品を知り、購入する場合は、その方に広告マージンが入るように、その方のリンク先から商品を買うのが筋だと思っています。その後、私も自分のエントリーで紹介する事があれば、その時は自分のアフィリエイトとしてリンクを張ります。これでマナー違反していないと思うのですが。一応、今までもそのようにしています。
で、何度となくスロークッカーの威力の程を見せ付けられていましたので、昨年から、いえ、もっと前からかもしれません、欲しいと思っていました。あ、ブログでは、2007年の12月に、牛すね肉のポトフのレシピ(☛参照)で少し触れていますから、その頃、意識の中には既にあったもようです。それよりも、20歳代の頃、知り合いのアメリカ人が持っていたのを見ていますし。ま、2年以上の歳月迷っていたわけではないのですが、「スロークッカー」の文字を見る度に、物欲が盛り上がり、ここでピークを迎えたということでしょうか。
私のことですが、書籍と料理関連の物以外で欲しい物が殆どありません。私の年代の女性なら少しゆとりが出てきて、ブランド物の貴金属やバッグなどの小物。化粧品、香水、車などに興味をもつ人が多いと思います。私は、殆どそういった物には興味無しです。かといってボロを着ているというわけでもありませんが、洋服を買っても、買ったことを忘れて、着ないで仕舞い込んであることが多く、いつだったかそういう自分に呆れたことがあって、必要性で買うようになったのです。
話を戻して、前宣伝効果もあって、届いたらすぐに何でも作れるような気になっていたので、特別なものを何か作ろうと思っていましたが、最初はこのお鍋の力を見るのに、比べやすい自分のレシピ(☛参照)を試しました。
材料
- 雛豆・・カップ2杯弱
- 缶詰のカットトマト・・300cc
- ベーコンブロック・・100g(1cm角のサイコロ)
- 玉ねぎ・・1/2個(粗微塵・あらみじん)
- にんにく・・1片(微塵切り)
- 塩・・大さじ1
- 胡椒・・適宜
- ローリエ・・1枚
- セロリ・・1本(1cmの小口切り)
- 水・・カップ6杯
作り方
- 豆をよく洗い、野菜を切ったら材料を全てクッカーに入れ、タイマーを8時間、火加減は「弱」でスイッチON。
- できた!
大袋で購入した雛豆(ひよこまめ)の残り300g弱は、いつ買ったのだったか、多分3年は既に経っています。そう、古いお豆は二晩かけて戻してもよいくらいなのですが、この超乾燥古ヒヨコマメを8時間、「弱」(110w)の火加減でセットして作ったトマトスープです。
結論から言いますと、あっさりクリヤーです。鍋の様子を時折見ていたのですが、沸騰したりコトコトするでもなく、静かに静かに熱い温度をキープしているのみです。3時間後くらいからとてもいい香りが広がってきたのですが、刻んだ野菜は浮いてまだ生の状態でした。ヒヨコマメは芯が少しある程度で生の味がしました。こうしてゆっくり時間をかけて、素材の旨味を引き出しながら調理してくれる優れものです。
付属しているのは、タイマーと調理の温度加減が3段階で、複雑な調整がないのは、この手の調理に大げさな温度差の必要がないからなのか、とてもシンプルです。また、代表的な料理レシピが数点掲載された冊子が付属しています。
作った実際の分量は、以前圧力鍋で作った時のレシピの2/3で、画像のように調理できる限度量に調整しました。大人がたっぷり食べる一回分のスープで5~6杯分は出来ました。
息子が今春から本格的な自炊生活を始めるので、まずは私が使ってみてからという親馬鹿ちゃんりんしゃんだったりします。実際は息子が作るのかどうか半信半疑ですが、どうしても手作りに拘ってしまう私です。
野菜や豆のスープがこんなに簡単に美味しく出来るとあれば、一つ備えたいと思うのではないかと期待しています。
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追記
インゲン豆についての毒性の件で、コメント欄にご連絡頂きましたので追記します。今のところインゲン豆についての情報ですが、今後もこの関連の情報には気を置きます。
インゲン豆の系統はスロークッカーの弱が80℃だと毒性が残る可能性があり、100℃の10分の継続過熱が必要になります。
⇒厚生労働省:白インゲン豆の摂取による健康被害事例について(参照)
⇒Disadvantages : Slow cooker - Wikipedia, the free encyclopedia(参照)
⇒Slow cooking red kidney beans : Cooking safely with slow cookers and crock pots(参照)
追記
加熱による毒性に関する新たな考察(参照)
結論から言うと、同研究での実験では、保熱性のよい魔法瓶で沸騰後3時間経過すると、毒性は「特段の問題はない」となるらしい。
注意したいのは、この結論は、この研究の結果であって、総合的な指針とはならないことだ。実験に使った魔法瓶の状況が、この本の状況と完全に一致しているとも断言できない。
でも、概ね、本書の指示どおりに使えば問題はなさそうだなという印象はもった。なかでも、この本の指針で面白いなと思ったのは、豆を入れて魔法瓶に入れるというのではなく、豆を最初沸騰した熱湯で洗う点だ。これで豆の温度が上がる。
私としては実は、豆を茹でるのに魔法瓶は使わない。スロークッカーを使うのだが、それでも豆の毒性が消えるか不安だったので、白インゲン豆や同系の金時豆を使うときは、水でふやかして10分沸騰させてから使っていた。が、以上の経緯をみると、どうもそのままスロークッカーに入れて、6時間もすれば問題なさそうだなと思い、やってみると、まあ、問題ないです。もっとも、自分の使っているスロークッカーはAL Colle(参照)。なお、このスロークッカーベースの「スロークッカーでつくるはじめてレシピ」(参照)にも、白インゲン豆の調理が掲載されている。
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コメント
インゲン豆の調理についての注意事項を、http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/01/post-db75.html に追記しました。できたら見ておいてください。
投稿: finalvent | 2009-01-22 18:51
finalventさん、こんばんは。
重要なご連絡ありがとうございます。インゲン豆については、特に今後は注意して調理すると共に、レシピの掲載にも細心の注意を払います。
それにしても、意外な情報でした。こんな事があるものなのかと、少し愕然とします。
投稿: ゴッドマー | 2009-01-22 19:25
こんばんは。
ふーっと、ため息が出るような。なんともいつもおいしそうです。いくつか試みて、少しずつ上達してきたかに思いますが、このクッカーは自分向きのように思います。材料を切って放り込むだけですものね。正直、嬉しいですよ。
たぶん購入すると思います。
それにしても、いつも丁寧なレシピでありがたいです。楽しく通わせてもらっています。
投稿: 食いしん坊 | 2009-01-23 17:39
食いしん坊さん、おはようござます。
それはよかったです。このクッカー専用のレシピ本が出ていますよ。私はまだ買っていませんが、如何かと思います。
http://astore.amazon.co.jp/godmothernryo-22/detail/4141870250
投稿: ゴッドマー | 2009-01-24 04:03