2008-12-07

南瓜(かぼちゃ)の早煮:ウー・ウェンの「台所革命」:“When I'm sixty-four”

 ビートルズを語るのは野暮というか、どれほど多くのファンがいるかと思うのと、けっと、まったく関心の無い人と、見回すと両極端かもしれません。そもそも、昔のビートルズファンは、あまり語りませんね。もうそんな歳でもないというか、静かに聞きながら、感慨にひたるような年齢になってしまっているのかもしれません。
 今聴くとしんみりする曲が一曲、“When I'm Sixty-Four”という曲があります(ヒットチャートに上がったことなんてない曲かな)。話は少しさかのぼって、ロンドンで生活していた頃ですが、あちらでも学校の授業でビートルズの曲を取り上げて講義が進む時がありました。忘れもしない、Peterという教授が、将来の老人介護問題をどう捉えてたか、という自論をこの曲を通して話してくれました。その話が興味深かったのもさることながら、このような表現を使って曲にするビートルズの知性と、先見の明を称えていました。当時は、漠然と聞いていたこの曲も、今聴くと64歳という歳は、私にとってはそう先の話でもないわけで、正にこの歌に向かう歳です。老老介護な時代に現実になっている現代から、あと10年から15年先の頃はなんとなく想像できるほど近い歳になったものです。

If I'd been out till quarter to three. Would you lock the door,will you still need me,will you still feed me,when I'm sixty-four.

64歳になって、帰宅が3時15分前でも(午前様)ドアに鍵をかけてくれてるかな。って歌っていますね、当時22歳だった私にはここの意味がさっぱり分かりませんでした(マジで)。意味がわかった頃には、笑えちゃうんですけどね。ココログ提供のお題に、『あなたが好きな「ビートルズ」の曲は?』とあって、これに乗るというわけでもなく、これの実験も兼ねてこっそりとここに書いておこうと思いました。因みにこのPeter教授は、singer-songwriterで、後に歌手デヴューしちゃいましたけどね。それと、もう一箇所、ブログでの同級生にもトラックバックしておきますか、同じ話題だし・・・それ行けーっ☆彡。フランスの65歳から70歳の幸せって、このように若い時に歌にするくらい画ける土壌を持っているのかもですね。文化が違うし。イギリスでも、犬を連れたお年寄りが、パブで幸せそうでしたよ。

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AmazonNetshopへ 昨日は、冷たい風と一緒に雪が舞って、師走の町のあちらこちらでタイヤの履き替えの姿が多く、いよいよ冬将軍のお出ましです。夏場では考えたくもない煮物が、冬は嬉しいですね。
 うちで収穫した最後の南瓜を飾るのは、ウーさんのシンプルな煮物です。南瓜の味を存分に味わうには、南瓜だけを煮るのが一番です。そして、甘味のある南瓜には甘い味付けをしないのも中国の料理法だそうです。もう一つ、中国では全て皮を剥いて料理すると紹介されています。こうすると口当たりが良くなり、火の通りも良くなるので、味がしみ込みやすくなるということです。でも、私の知る上海の料理で、皮を剥かないものもあるので、一概に全ての料理で皮を剥くというのは違うと思います(☛参照)。日本では、すっかり剥きとってしまう事はないですが、この際ですから、その通りに作ってみました。確かに、非常に短時間で煮上げてしまいますし、日本の含め煮と違って、表面に味付けする感じです。ところが、出来上がって直ぐは確かに表面だけですが、時間が経つと味が染みこんで、丁度良くなります。それに、胡麻油と細葱のバランスが南瓜とすっかり仲良しです。胡麻油は、中華料理の香り付けとして重宝な反面、インパクトが強過ぎて、素材の味を消してしまうので、私はあまり好んで使いませんが、シンプルな南瓜だけの煮物には、その甘味に胡麻の風味が大変お似合いです。こんな風に使うと吉です。Pc040009

 南瓜は硬いですから、まな板に置いて、南瓜が接している所を目掛けて垂直に包丁を降ろすようにして皮を剥きます。果物を剥くような手つきでは危ないので、くれぐれも気をつけて。一口大に切ったら多めの胡麻油でゆっくり炒めて、醤油を最初に絡めます。続けて酒を多めに加えて5分ほど蒸し煮するだけです。最初に2分ほどゆっくり炒めてとありますが、南瓜の大きさにもよります。感じとしては、南瓜に半分ほど火が通ったくらいでしょうか、表面がうっすら色が変わっています。油で炒めるというよりは、南瓜に油をまわすというニュアンス通りに、コーティングすることで荷崩れを起こさないのだと思います。

材料

  • 南瓜・・1/4(400g)
  • 細葱・・適宜
  • 醤油・・大さじ1強
  • 酒・・1/4カップ
  • 胡麻油・・大さじ2

作り方

  1. 南瓜の皮をそぎ取り、種を除いて一口大(3~4cm角)に切る。
  2. 葱は細かい小口に切る。
  3. ウー・ウェンパンに胡麻油を熱し、中火で南瓜に油が馴染むようにゆったり2分ほど炒める。
  4. 醤油を回しいれ、煮立たせて全体に味を絡ませたら酒も加える。
  5. 蓋をして弱火で4~5分蒸し煮する。
  6. 仕上げに細葱を散らして出来上がり♪

 

<これは、ちょっと実験です>

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