スルメ烏賊(イカ)の腸焼き:裁判員制度に賛成です
裁判員制度に関してのニュースでちょっと気になったことですが、
▪ 11月28日,裁判員候補者名簿に登録された方に名簿記載通知を発送しました。⇒裁判所ウエブサイト
裁判員制度がとても身近な事になってきたのは誰しもそうではないでしょうか。具体的になってきました。私は、この制度に賛成で、もしお呼びがかかったら是非とも参加させて頂きたいと思っています。
29日の長野県の弁護士会で、「県民にこの制度が受け入れられていないので、制度の見直しが必要」との意見が出たと報じていました。取り分け私が賛成だからというわけではないのですが、この報じ方というか、このような発言の内容に関して、このまま報じるというのはどうも納得がいかない部分です。県民の理解を得られていないという根拠がはっきりしていない上、「見直しが必要」という語彙から、制度を受容しないというようなニュアンスを持っているようです(参照)。 この一連で、裁判員制度の趣旨をもっとわかりやすく知らせる必要があるのではないかと思います。私の理解では、『裁判の審議の際、実情からかけ離れない為に、民間の意見を取り入れ、判決が偏らない為』のものだと理解しています。そのために自分の立場での見識が裁判に役立つということであれば、大いに参加すべきと思います。これが間違った解釈でなかったら、是非、簡単にこの趣旨をもっと知らせて、あの、最近のコマーシャルに連鎖できるようにイメージしたら如何かと思います。
▪ 【裁判員制度】通知問い合わせに4760件 「辞退」多く⇒MSN産経ニュース
最新のニュースでは、「辞退」が半数以上だそう。ね、なんだか関心の無さとか、厄介な事には関わらない風潮のようなものが精神性にあるのかと感じます。そして、守秘義務を怠るようなブログでの公表が相次いでいるそうです。何から構築すればいいのでしょうかね。
実は、私が10代の後半頃、深夜テレビで映画の時間がありました(無類の映画好きの私です、実は)。その時に見た、あの忘れもしないアメリカ映画『12人の怒れる男 12 Angry Men』(☛参照)の衝撃は、後に民主主義の醍醐味としてくっきり焼きつきました。もし、日本の裁判員制度で、徹底的に審議されて、誰にとっても公平な裁判となるのであれば、日本の民主主義は、研ぎ澄まされていくのではないかと、その基盤になるのではないかとさえ期待します。
このご時勢で、烏賊だけはなんだかとても新鮮で、安定価格のような気がします。スルメイカの腸焼き(わたやき)です。塩辛は塩と腸で作るのは誰でも知っていると思います。なかなかの珍味です。しっかり漬け込んであるので、生臭みも抜けて香ばしく焼きあがります。どちらかというと大人のお酒のお供ですが、ご飯が進むおかずでもあって、うちの子どもは良く食べます。
作り方は至って簡単で、ゲソを引き抜かずに根元で千切り取り、軟骨だけ引き抜いて胴体に包丁で切れ目を入れて、昆布醤油と酒に半日ほど漬け込んで、味を良くしみ込ませてからオーブンシートで包んでグリルで焼きます。最近は、アルミフォイルではなく、オーブンシートを頻繁に使用しますが、紙なのに丈夫で破れ難く、出来上がりに差を感じません。大変重宝しています。また、昆布醤油は、昆布の旨味が溶け出して醤油をまろやかにしてくれます。このようなシンプルな料理では、調味料の味がものをいいます。
- 烏賊・・2杯
- 昆布醤油・・大さじ2☛作り方
- 酒・・大さじ2
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