ブロッコリーの茎と手製のベーコンのマヨネーズ醤油炒め:実はブロッコリーの一番美味しいところ
かなり寒くなりましたね。毎朝霜が降りるようになったので、そろそろ畑を片付けなくてはいけなくなりました。これ以上置くとダメになりそうなのは、ブロッコリーとレタスです。ただ、ご近所が言うには、葉物は全部11月23日には片付けるらしいのですが、見ていると、ほうれん草や小松菜などは、寒さと比例するように葉が頑丈になってきて、甘く感じます。どうなんでしょう?このまましばらく置いて様子を見るか、一度は自分の考えて失敗してもよろしいかと思ったりもします。もう少しすると何でも凍りつくので、その先が知りたいです。おー、そう言えば、昨年の寒波で、頂いた大根、数本を凍らしてしまって、大根餅を大量に作ったのを思い出しました(☛レシピへ)。冬のおやつに最高!だめだと言われた長葱は、結果的には正解だったし。ちょっと実験してみます。
さて、8月頃に植えたと思われるブロッコリー、実の詰まった青々としたのを友人から頂きました。家庭菜園でここまで育てられると大したものですね。夏のブロッコリーですら我慢できずにさっさと収穫してしまった私です。これを頂いた時には嬉しかったです。ブロッコリーの周りには、立派な葉とその茎が伸びて、中心の蕾を包み込むような感じになるのですが、何が嬉しいかって、この葉の茎がそれはそれは甘くて美味しいのですよ。市販品では、この葉は、全て落とされてしまいます。多分、かさばりすぎて体積が大きくなるので輸送上の効率が悪くなるからだと推測します。イギリスの八百屋さんでは、確か付いていました。多分、そこまで手間をかける必要性を思わないからだと思います。食べる為ではないですね。実際、切り落として捨てていましたし。これを食べる為に残して欲しいと思います。美味しいですから。
秋採りのブロッコリーは、表皮が硬くてしっかりとしているので、一度茹でて、粗熱が取れたら皮を剥きます。蕗の皮を剥くような要領です。適当な大きさに切って炒めたり、煮込んだり、そのままサラダにしてもいいです。今夜は、手製のベーコンをスライスして、軽く炒め合せてから、マヨネーズと醤油で味付けしました。私の作るベーコンには、ハーブや胡椒がついたまま残っていたりするので、炒め物などには適度な香りが楽しめます(☛作り方)。また、脂身は塩漬けと、その後の乾燥工程でゼラチン化していますので、炒めても油っぽくないです。油の多いマヨネーズで絡めてもさほどしつこさはありませんでした。ちょっと変わった味付けかもしれませんが、ブロッコリーやカリフラワーのように、もともとマヨネーズを付けて頂くような野菜の炒め物には隠し味程度に加えると、グッと旨味が増します。そうそう、マヨネーズは、グレープシードオイルで作ったあっさり系で、メタボにとっても多少は貢献するのではないかと思います(☛作り方)。これに醤油というのが、またいいのです。うちでは大好きな味付けで、炒め物はあという間になくなります。是非お試しください。お勧めです。
材料
- ブロッコリーの根元と葉の茎・・400g
- ベーコンスライス・80g
- マヨネーズ・・大さじ1
- 醤油・・大さじ1.5
作り方
- ブロッコリーの付け根の茎と葉を落とした茎の部分を熱湯で軽く塩茹でする。
- 冷めたら、茎は表面の硬い皮の部分を厚めに剥き、葉の茎は、付け根の方に包丁で薄く皮を摘むように引き下ろして周囲の硬い表面の皮だけ剥く。
- ベーコンを薄くスライスする。
- 鍋を中火にかけ、最初はベーコンだけ、脂身が透き通るまで炒めてから1の茎を加えてしばらく炒める。
- ベーコンの香りが充分茎と絡んだ頃、マヨネーズを加えて火から下ろし、醤油をサッと鍋肌に回し掛けて全体に絡めて出来上がり♪
| 固定リンク
コメント