2008-11-06

山栗おこわ:栗の意外な下処理法:温泉料理教室より

Pb050008  朝の4時半というとまだ真っ暗ですが、この時簡に40分程のジョギングは、とうとう「朝の心境調整」として欠かせない日課となってしまいました。ジョギングに出た後の温泉がまた、この上もない至福の時間です。(だからか、午前中眠いのは・・・(-_-)z )昨日は、、温泉料理教室の先生(地区のおば様)と一緒になって、また、食べ物の話で盛り上がったのです。今日のお話しは、山栗の簡単な剥き方と、その下処理でした。せっかくいいお話しを聞いたのに、残念ながら山栗は今年はもう終わっています。来年のお楽しみということで、しっかりメモにとっておきました。約束を忘れないうちに畑の春菊と小松菜を採って届けたら、なんと、温泉で話してくれた例の山栗を頂いたのです。行いがよかったのですね。
 小学生の頃の父との楽しい思い出といったら、秋の山歩きでの山栗拾いと山芋堀りです。母の作ってくれたお弁当を持って、朝から夕方暗くなる頃まで一日中夢中になって山栗拾いをしたものです。その栗の甘さといい、おいしさと言ったら右に出るものはありませんよ。山栗の美味しさを知ったら、栽培物は食べなくなります。そんな事を思い出しながら嬉しい気持ちで夕食の準備に取り掛かりました。
Rgt
 頂いた山栗は、温泉で話してくれた通り、茹でて硬い皮を剥いて冷凍してあったものです。拾ってきた山栗は、直ぐに軽く茹でて、皮を剥きます。と、同時に虫が入っている場合がよくあるので、そこを取り除きながら丁寧な作業をします。渋皮はこの時は剥きません。というか、綺麗に剥けないそうです。その後、冷凍保存しておいたのが画像の栗です。もち米を洗って、調味料を加えるまでの準備を済ませたら、ここに渋皮を剥いた山栗を乗せて炊飯器の指示通りに炊くだけです。大小さまざまな形が多く、虫食いの多い山栗の渋皮をこのように簡単に剥く方法があるとは考えも及びませんでした。言われたように、室温で10分も放置すると直ぐに表面の渋皮が面白いように、簡単に綺麗に剥く事ができました。あ、剥くと言う表現よりは、「剥がれる」という感じです。包丁の先で引っ掛けると、大きな断片として面白いように剥がれてきます。
 来年は、山栗の時期を逃すことのないように心します。ご馳走様でした。
 おこわの大好きな人!参考までにチェックを入れておいてくださいね。
 中華粽(ちまき)☛こっち
▪ ささげの炊きおこわ☛こっち
▪ ワラビの炊きおこわ☛こっち

▪ 桜・さつま芋・里芋の炊きおこわ☛こっち

材料

  • もち米・・3合
  • 皮剥き山栗・・200g
  • 黒胡麻塩・・適宜
  • 味醂・・大さじ1
  • 塩・・こさじ1

作り方

  1. 拾ってきた山栗は洗って、たっぷりの沸騰したお湯に入れ、再沸騰してから5分ほど、軽く茹でる。
  2. 粗熱が取れたら表面の硬い皮を包丁を使って剥く。渋皮は残して、虫が入っているような部分を取り除いて冷凍庫に保管する。
  3. もち米は炊く30分前に洗って笊で水を切っておく。
  4. その間に山栗の渋皮を剥く。
  5. 味醂を加えて、合計で分量の水にしてもち米をセットし、栗を平らに並べて炊く。
  6. 炊き上がったら濡れた布巾に広げて蒸らす。
  7. 煎った黒胡麻と塩を振りかけて出来上がり♪

|

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 山栗おこわ:栗の意外な下処理法:温泉料理教室より: