白菜と豚肉の蒸しスープ:履き違えている言論の自由、何をか言わんやですが
今日も白菜料理で、張り切っていますよー。小規模な家族や独り者で、一個の白菜を旬で食べきるというのは、努力でもなんでもないです。料理方法や献立がはっきりしていると、丸ごと買って来ることに躊躇しませんし、1個買いの方が経済的ですね。と、いうお話しは、毎年言っているような気がします。
白菜と豚肉を交互に挟んで、塩と胡椒だけの白菜の蒸しスープは最高に贅沢です。山のようにあるかと思う白菜が、じっくり蒸すことで、1/3程の嵩になってしまうほど水分が出てしまいます。これにじっくり時間をかけている間に、ほかのおかずを作ることもいいと思います。簡単ですし、手間はかかりませんので「短時間料理」のカテゴリーです。
かく言う私は、蒸している間に、他所様のブログへ徘徊していました。そこでちょっと気になったことです。ここで私が呟くような内容とは全く違う、学者や識者の方が話す様な、学術的な内容や社会派的なブログによく有りがちなことだと思います。内容は、難しくて私にはよくわからないのですが、ブロガーが自分のブログで私見を述べていて、コメント欄で、その内容に自論をぶつける馬鹿者がよくいます。(その馬鹿者にもの申したい私は大馬鹿者かもしれません。)それらの内容を要約すると、大概それは反対意見が多いです。私なんて、そのようなやり取りには関係ないですけど、コメント欄を読んでいて気分の良い事ではないです。ブログというのは一方通行的な行為ですから、仮に「いや、それは違う」と思ったとしたら、相手に対してそこからスタートするのではなく、もっと相手に寄っていくというか、どうしてそう思うのかもっと尋ねるというのが、人を理解するという事ではないですか。その上で、「違う」と認識した事は、それはそれ。違う意見を持つ人が世の中にいるという認識でピリオドですよ。ネット上でもリアルなシーンでも、これ以上言う行為は、戦争です。相手が降参するまで自分の意見を言いたいとでも思っているのでしょうか。又は自分が折れるとか。これ以上先のことをやりたいとあらば、自分のブログという庭で持論を説くべきですね。そのブログがなかったら、そのためのブログを開設しておやりなさい。あなたが自分の庭であなたの論説を説いて、初めて人に自分の話を聞いてもらえるという行為が始まるのです。他人の庭先で吠えるようなみっともないまねはしない事です。誰もがもう少し賢く、クールだとネットも楽しい世界になると思います。頭脳明晰な方が、なんて勿体無い事をするのでしょう。礼儀を知らない御馬鹿としかいいようがありません。と、思います。識者だったら、もう少し誇り高く、且つ謙虚で凛とした立ち居振る舞いというものがあると思うのですが。
イギリスのロンドンには誰もが知る、HydeParkがあります。ロンドンのど真ん中のこの広々とした緑の公園の一角で、日曜日になると「Speaker's corner」というものが開設され、話をしたい人がちょっとした踏み台に乗って、大きな声で演説をする場があります。誰でもいいのです。3~4人だったり、10人近くのSpeakerだったり、そのときによっていろいろです。このような場所では話し手は相手を選べません。日本の選挙演説にも似ています。関心のあるSpeakerの所へ寄って行って聴くのです。人の関心を買わずに人が少なくて、例えそれが一人でも、スピーチは続きます。また、反論があってもここでは誰も発言しません。何故って、話し手の為の場だからです。誰もが安心して話すための場だからです。発言するたびに、暴動が起こるような場にしないというマナーが、百年単位で維持されているからこそ、ここでスピーチできるのです。このコーナーを知らない人に、比喩しようがないのも虚しいですが。日本では、言論の自由が、その実、不自由になるのも国民性でしょうか。
こんな事を思いながら遊んでいるうちに、あっという間に40分くらいの時間は過ぎ去ってしまいます。そろそろ白菜が蒸し上がる頃です。
- 白菜の葉・・10枚
- 豚肩ローススライス・・250g(しゃぶしゃぶ用)
- 塩・・小さじ2
- 胡椒・・適宜
- オーブンシート・・33×33cm
- 蒸し器、蒸篭、ウー・ウェンパン。これもなければ鍋に小鉢でも置いて上げ底にした簡易蒸し器を工夫。
作り方
- 白菜の葉を揃えて、半分に切る。
- 蒸気の上がった蒸し器に白い芯の方を2分蒸す。続けて葉の方を重ね入れて2分蒸して取り出す。
- 葉を広げて粗熱を取ったら、白い芯、肉、葉、塩、胡椒の順にどんどん積み重ねて、最後にしっかりと押さえる。
- 蒸し器にたっぷりのお湯を沸かし、充分蒸気が上がったら、オーブンシートに乗せた3を乗せて40分蒸す。
- 取り出して人数分に切り分けて、そのままか、好みで醤油、練りからし、柚子胡椒などを添えて召し上がれ♪
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