2008-10-26

クルトンのトッピングでカリフラワーのクリーム和え:カロリー控えめで良質のたんぱく質たっぷり

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 今年、畑を始めなかったらこんなに野菜のことを調べる事もなかったでしょう、と思うほど良く調べます。調べて何かがわかったからと言って、どうなるものでもないのに、調べて知るということが単純に楽しいのです。
 例えばキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの不思議です。何を隠そう、カリフラワーだけ育てなかったので、今晩はそのカリフラワーのお料理をエントリーしています。
AmazonNetShop で、5月の初旬(だったか?)、キャベツとブロッコリーの種を蒔いて、意外にも芽が出たのが早く、移植後はすくすくと育ってくれたのです。ところが、ブロッコリーなどは、軸がどんどん太く長く大きく育ってきているのに、あの緑色の大きな蕾がなかなかつきません。キャベツに至ってはもっとひどくて、何処にあの葉っぱが巻いた蕾(?)のようなものがつくのやら。虫の館と化してしまって、夏場の畑で、キャベツのところだけその異様な光景として、浮いて存在していました。P6260001_2ブロッコリーにとっては、虫の人気がキャベツの方に向いていたので、それが理由だったのか、全くの無傷でした。そのうちブロッコリーらしき蕾をつけ、虫にやられる前にさっさと収穫してしまったら、隣のおばちゃんに「おめさん、そりゃーまだ早いってもんだぞ」ときたもんだぃ。もう、この辺で辟易(へきえき)してしまったのは、かなり新鮮に残っています、お陰様で。但し、その早摘みが幸いして、周囲に沢山枝分かれしてくれたので、後から後から9月中旬頃まで、小さな蕾が収穫できました。さて、キャベツはというと、他の野菜に虫が寄り付かないように、キャベツを虫寄せとして、このまま放置と決め込み、大変失礼を申し上げたと、今は後悔しているよ。9月に差し掛かる頃、穴あきの透け透けの葉っぱの中央に、キャベツらしき小さな葉の重ね合わせのような形態を発見したのです。もしや、これは蕾?と、そのまま放置して二週間もしたら、大きいもので10cmの直径くらいにまで成長をしていました。そして、あれだけの虫の館になっていたにもかかわらず、中心の柔らかい葉には一匹もいません。て、どういうこと?本当に不思議です。その後、雨に当たったりしてバリッと真っ二つに割れてしまったりさんざんでしたが、食卓のキャベツは、全部自家製です。なんだか、小学生の観察日記のようになってきましたので、そろそろこの辺でお終いにします。

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 いろいろと変化を感じ取る度に、野菜図鑑やネットで調べてきた中で、カリフラワーもキャベツやブロッコリーの仲間だという事がわかって、しかも加熱調理してもビタミンCの損失が少ないそうです。それがわかったらなんだか茹でたり、その後オーブンで焼いたりの調理が楽しみになりました。その時は気づかないのですが、栄養の損失やカロリー、コレステロールに気を使うのが染み付いてるようです。気にしなくても良いというのは、グッと気を楽にしてくれるものだと痛感します。で、ありがちなのが、グラタンとかチーズ焼きのようなものでしょうか。あまりカロリーを多くしないで、あっさりな感じに仕上げるにはと、いろいろ考えているうちに作ったのがこれです。生クリームは一切使わずに、牛乳のみでクリームソースを作ります。ちょっとコクに物足りなさがあると思ったので、パンの耳の部分でクルトンを作って、牛乳にマッチPa250009するナツメグ風味にしました。茹でたカリフラワーは、牛乳とパルメザンチーズにコーンスターチでとろみを付けたクリームで和えることで、食べやすくなります。 塩茹でしたカリフラワーを付け合せにするだけよりも、一手間かかりますが、このように調理してみると食べっぷりが良くなります。あっという間に完売でした。付け合せのワンランク上の、ともすると一品料理にもなります。Pa250011

 メインは、久しぶりに鯖のレモン焼きです。我が家の5本の指に入る人気料理です。作り方はこっち☛

参考までに、ガーリッククルトンの作り方はこっち☛
 

材料

  • カリフラワー・・1株
  • 熱湯・・3%の食塩を加える
  • 牛乳・・180cc
  • パルメザンチーズ・・大さじ2
  • コーンスターチ・・小さじ1
  • 塩・・小さじ1/4
  • 胡椒・・適宜

クルトン

  • 食パンの耳・・1枚
  • バター・・大さじ1
  • ナツメグ・・適宜
  • 刻みパセリ・・大さじ1
  • 塩・・少々

作り方

  1. お湯を沸かして3%の食塩を加え、カリフラワーを好みの加減に茹でて、笊に上げておく。
  2. パンの耳を5mm角に切り、バターを溶かしたフライパンで焦がさないようにローストする。
  3. 2がカリカリになったらナツメグと刻みパセリを加えて混ぜ合わせ、火を止めたらそのまま冷ます。
  4. 鍋で牛乳を火にかけ、沸騰前にパルメザンチーズを加えて溶かし塩と胡椒で味を整えたらコーンスターチでとろみをつけ
  5. 1のカリフラワーを和える。
  6. 器に盛り付け、クルトンを散らして温かいうちに召し上がれ♪

 クルトンは半分ほど残りましたので、コーンスープや温かいビシソワーズ用にしようと思います。2~3日中ならそのままで、長期に保存でしたら、使用したバターの風味が劣化しないように冷凍庫で保存です。 

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コメント

こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
実は、もしかしたら以前にもお願いしたことがあるかと思うのですが、記事の表示を1日分のみにされるのは、何が特別な理由がおありなのでしょうか? 見る者にとっては、せめて2日、3日分が一度に表示されているほうが何度もクリックをする必要なく快適かと考えているのですが、なんとかその方向でご一考願えないでしょうか。
事情があって3ヶ月ほどネットを使えず、久しぶりにお邪魔したら1ページに一日分記事のみの表示で、ちょっと気になってしまいましたので。
勝手なことを申しましてお詫びいたします。

投稿: Mel | 2008-10-26 05:27

Melさん、おはようございます。
特別な理由はあります。私のページには画像が多く、PCの環境によっては、トップページが重たいと、それだけで時間がかかるという、別の意味で不親切もあるんです。それと、携帯で見られる方も、結構多く、できるだけトップページを軽くという配慮のつもりです。とはいえ、1ページじゃけち臭いので、ここは太っ腹で2ページということでどうでしょうか。先ほど実験済みです。ご了解くださいね。

今後の取り組みとしては、クリックで何度ページャライズしても苦にならない、もっとwktkの内容を満載するとします。

ご指摘ありがとうございました。


投稿: ゴッドマー | 2008-10-26 09:46

今晩は。やっと戻りました。
このところ出張が続いて、料理どころではなかったです。
毎日本当においしそうな料理が続いていますね。
なんだか、今夜は、ゆっくり寝て、明日から通常に戻るといったペースですから、来週こそはまともに料理したいです。
おやすみなさい。

投稿: るる | 2008-10-26 20:56

るるさん、おはよう。

あぁ、ずっとお留守でしたか。

季節は秋から冬へとどんどん進んでいっています。寒暖の差が激しくなると疲労したからだの一番弱い部分に何かしら起こります。喉が痛くなったりお腹を壊したりとか。
気をつけましょうね。

いつものペースに戻ると自然にやりたいことが浮かんできて取り掛かれるものですよね。

投稿: ゴッドマー | 2008-10-27 04:19

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