2008-09-25

隠元(モロッコインゲン)とスモークサーモン、イクラの前菜:姉弟の確執に思う

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 姉と弟という関係って、どうしても他人ごとのようになってしまうのかしら、血の繋がり云々について言うと、感じ方で言うならば、ひどく遠いです。外に嫁いでいる姉としての私は、別性になり、自分の半生を過ごしてしまっていますし、弟は、自分の巣作りをしながら、二度目の結婚です。姪っ子達は、私にとっては、我が子と同等くらいに近いものを感じています。ここで再婚した彼は、彼自身の為の結婚と言いますか、この先私の姪なり甥が生まれるのでしょうか。それこそさて置いて、ですが。
 結婚式当日が、花嫁の自己紹介というのも、弟と疎遠だった事を物語っています。結婚の馴れ初め辺りを結婚式の中で知って、「ひどくつんぼ桟敷だわ」と、ポツリと言った母の気持ちがわかる気もします。何も知らない、知らされないこの関係ってなんでしょう。そして、母の妹、つまり私の叔母が、披露宴で「貴方に対して○○は、いまだにシックリしないそうよ」と、弟から聞いた話を私に言ってきた時には、弟の思いを三者を通して知ったという事実の方が、私にはきつかった。進歩のない話をまたこともあろうか、このような席でなんとしたことかと嘆きました。ですが、姉弟間の確執については、「私の責任じゃーないでしょ。」と、言いたい気持ちもあります。P9240017_2
 私と弟との関係がこのようですから、せめて自分の子ども達にはこのような思いをさせたくないという私の親心も、当然、反面教師のように生涯つきまとってきています。自分の、弟に対する気持ちを伝える場があったらどんなにいいだろうかと、あらためて思いました。また、今更年老いた両親に訴えるでもないですし、聞いてもらって慰めてもらうものでもないと、変に抵抗する部分もあるのでしょうか、心苦しい事でもあります。ただね、やり場のない、どうしようもないこの気持ちは、どうしたものでしょうか。言っても解決しませんしね。でも、多分、これはきっと私が心を開いて、素直な気持ちで弟にいつか話をして、弟の持っている誤解や鬱憤(うっぷん)を聞いてあげて、私が「ごめんね」と言ってあげなくては納まらないのかもしれません。何故?どうして?の理屈ではないところなんのですね。かたくなになった人の気持ちをかち割って解かすのではなく、自分が解けていくしかないのだなと。時間をかけているのは、私なのですね。
 その弟がくれた、結婚式前夜に泊まったホテルからの絶景と、ティファニーのワイングラスは、むしろ弟からの私に対するいい意味でのメッセージだと受け取るべきでしょうか。

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 茹でたインゲン、スモークサーモンと醤油漬けのいくらを、ほんの少しのバルサミコ酢で頂きながらのワインは、こんな事を思う起爆剤になってしまったようです。

いくらの醤油漬け☛レシピ

手製のガリの即席漬け☛レシピ
 

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