2008-09-09

自家製の鰯(いわし)のみりん干し:これで地球規模の省エネが担えるのか

 午前中の早めの時間に魚屋さんに行くと、ご商売されている方の仕入れとかち合い、会話を聞いているだけでいろいろな情報を耳にする事ができます。最近の魚は高くて仕入れできないと嘆けば、これでも最近にしては安価な方だとか。やっと魚らしい魚が入ったとか。ふーん、そうなのね。と密かに相槌など打ってよくよく見るに、然り。本当に魚の価格が大きな魚になるほど上乗せ分が200円~400円単位で高騰している感じです。上乗せというと聞こえもよくないし、第一不当な価格と言う感じがするかもしれませんね。すみません、つい正直な気持ちが出てしまって。結局、燃料費が高騰したあおりで、新潟の漁協でもその価格の見直しを余儀なくされての結果だそうです。いくら立ち話でも最後まで聞かないといけませんね。ガソリンならなるべく消耗しないように、できるときは公共の交通機関を利用したり、自転車に切り替えたりと、少し方法を変えることもできますが、食べ物となるとどうなんでしょう?明日安価になる見込みはないですし、食べないわけにも行かないしと、なんだか何処に線を引いて、「今日は食べてもいいよ」の判断をしたらいいのでしょうか。買える買えないの世界ではなく、周囲が買い控えている時は、やはり買えても買い控える自分と言うのが、周囲と歩調を合わせて生きるということでしょうか。最近、このようなことを「社会運動」としてではなく身近な「当たり前」の行動と、感じるようになりました。

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 エネルギーには限界があるという事や、世界レベルで自然破壊現象を食い止め、自分達の住む地球を守るのだと言う事が、少し他人事じゃなくなったくらいの私なのですね。正直な話、今でも何処かで他人事になっています。いつかここでも言いましたけど。主婦の立場でできることは、作り過ぎないことと、余すことなく程よく食べられる量を作ることくらいですか。そこに、贅沢はしないと言う事も付け足すのがいいのでしょうか。何を基準に贅沢とするかも判りませんけどね、最近は。
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 ずらりと並んだ魚のどれをとっても手が出せないのですよ、実際。で、15cmの小さな鰯(いわし)が12尾で150円。これならいいんじゃない?と。こんなに小さな鰯を買ってどうするのよ!と。一瞬迷いましたが、つみれにするか、みりん干しにするかなどと思いながら2山購入しました。300円で2kは有にあるこのいわしは、ロングランで食べられるように、甘醤油に漬けて干す事にしました。なんですかしら、これで少しは省エネを担っていると言えるのでしょうか。
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 みりん干しというのは、味醂だけではなくて、用は甘い味付けの醤油ダレに手開きした鰯を漬け込んで、胡麻を振って干したものです。静岡や千葉に行くとお土産屋さんには必ず置いてあるアレです。市販のものはかなり小さな鰯で、焼いて食べるのには、丁度良い大きさだと思いますが、それよりもちょっとだけ大き目の鰯です。私は、あまり甘い味付けを好まないので、味醂と醤油を半々にしています。
 いわしの胸びれの付け根に親指の先を引っ掛けて千切り取るように一気に内臓も一緒に引っ張りだします。塩水で腹の中を洗って、中骨の上に親指を当てながら尻尾の方に向かって身を剥がしてから開きます。このままですと骨が残ったままになりますから、尻尾の近くで中骨を折って、頭の方向に剥がし取ります。これだけです。もし、小さい鰯を見つけたらやってみてください。手開きの良い練習になります。そして、時間の経つのも忘れるくらい面白くなりますよ。

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 開いた鰯を醤油ダレに5~6時間浸け込んで笊に上げながら胡麻を振っていきます。さーて、干し方です。昔は専用に三角の木の枠に釘を刺したものを自分で作っていましたが、釘がさびてしまうので却下しました。今は洗濯物を干すピンチで尻尾の部分を挟んで、ベランダの物干しに吊るします。カラスの襲撃に合わないような工夫が必要になります。あと猫の被害です。宙吊りだと猫の害には合いませんが、カラスは危ないので傘を開いて引っ掛けておくとこれで効果があります。そうそう、大事な事ですが、干す時は、くれぐれも湿気の少ない日を選ぶ事です。仮に湿気が合ったら扇風機で風を当てると良いのですが、更なる無駄遣いと言われそうですね。多分、涼しい秋口のひんやりした日などは絶好の干物日和です。

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 たかがみりん干し、されどみりん干し、嗚呼みりん干しです。痛み入りますでしょう?美味しいみりん干しを食べられるなら、苦労も厭い(いとい)はしません。
 今回は24尾ですから、取り込んだら一部は冷凍で保存します。そのうち娘のところにでも送ってあげようと思います。
今、丁度宙吊り状態ですから、夜が明けたら画像を撮ろうと思います。

材料

  • 鰯・・24尾(2kg)
  • 醤油・・120cc
  • 味醂・・120cc
  • 白胡麻・・適宜
  • 塩水(水400ccに塩大さじ2)

作り方

  1. 鰯の頭を親指で挟んで内臓と一緒に引っ張り取り、塩水で洗った後手開きして骨を取り除く。
  2. 醤油ダレに5~6時間浸け込む。
  3. 笊にあげながら胡麻を振ってしばらく置いてタレの水気を切る。
  4. 夕方陽が落ちる頃洗濯物干し用のピンチに挟んで吊るして夜風に一晩当てる。

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コメント

 みりん干し・・・((* ・・*) スキスキィです。
 最近、スーパーで魚を買うことが減りました。この夏、父ちゃんが「スーパーの刺身はどの魚でも同じ味がする。」といったことがきっかけでした。次の日に魚屋さんまで行って刺身を買ってきたら「これは美味しい。」と言いました。まるも少し、感じていたのですが・・・
スーパーの何かかけてる?食中毒の予防かなんかで?
 以前、ねえさんのブログで干物の記事を見て、干物を作ってみたいな~と思いながらもそのままになっております。小さい鰯をみつけたらチャレンジしま~す。(*^-^)ゞ 敬礼♪

投稿: まるちゃん | 2008-09-10 11:32

まるちゃん、スーパーのお刺身がどうして同じような味がするのか知りませんけど、時期や、種類や時間にもよるかもです。開店時間後に行くと、粗とかもあって、お刺身の出所がわかるけど。海の近くなのに、そういうこともあるんですね。流通経路ってよくわかりません。
私は、鯵、ホッケ、鰯、はたはたなどを干物にします。なんか、その度にエントリーした気がしますよ。(検索で「干物」と入力すると出てきます^^;)

投稿: ゴッドマー | 2008-09-10 15:29

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