空芯菜と海老のタイ風炒め:炒め物の勘所
画像の葡萄は、今が旬のロザリオ・ビアンコ
すっかり夜は秋めいてきました。こちらの気温は、朝方は14度ほど、日中は26度くらいです。この気温だと、寝るときは窓を閉めるのが普通ですが、私は夜風を入れながら毛布にすっかり包まって寝るのが好きなんですよ。そして、虫の声を聞きながら心地よくスーと寝てしまっています。この感じが大好きで、この季節がずっと長く続かないものかと思います。
早朝の畑にほうれん草と小松菜の種を蒔いてきました。上手くいくと、冬の訪れまで食べられそうですが、さてどうなるものか。特にほうれん草は甘味を増しますし、小松菜は茎にとろっと粘りが出て美味しくなるはずです。うーん、だんだん無欲ではなくなって、貪欲に食い意地が張ってきたようです。そして、嬉しい事に3度目のヘチマが収穫できました。
こうしてみると、平々凡々な生活とは、動きがあって、それと共に喜びや感激が程々にあることかなと思います。昔はこの感じを嫌って、新しい事に挑戦したりする事で刺激を得て、それに一喜一憂しながらドキドキするような活気を持っていました。文字に乗せている表現よりも、もっと激しかったように思います。今は、できることをできる範囲で着実にこなしていく事に満足で、やり切れた事が嬉しいのですね。これも寄る年波、相応な暮らし方というのでしょうか。友人は、私にいつも健康的でエネルギッシュだと言いますが、昔の私はこんなじゃなかったので、やっと標準的に見られる範囲に入ったのでしょうか。これを読んで苦笑している友人の顔が浮かびます。
昨日は買い物と水泳の順番を間違えて、先にいつもの野菜屋さんで買い物を済ませてしまいました。水泳の帰り道だと、野菜が少なくなってしまって、欲しい野菜が手に入りません。それだけ人気のあるお店なのですが、涼しくなった事も手伝って、水泳の間くらい、車に置きっ放しでも大丈夫だろうと思ったのでした。ですが、空芯菜などは一気にバテ気味で家に帰るや否や、水に浸すのですが、あれも考え物です。茎は空洞ですから水を吸うといっても何処から吸うのでしょうか。たっぷりの水に丸ごとしばらく浸けて置きました。なんですかしら、このもたもたした動きと、このトロさは前代未聞の私という感じの一日でした。
空芯菜の元気が戻ったところで炒め物にします。そうそう、今まで言い続けてきたことですが、野菜は料理する前に水に浸してシャキッとさせると出来上がりの食感に違いが出ます。大概は、洗うのでそれでいいのですが、葉物は少し長く水に浸しておきます。無頭のブラックタイガーの殻を取り除いて背腸を取ります。もし臭みが気になるようでしたら、塩を振ってしばらく置いてから洗い流します。酒と片栗粉をまぶして油で軽く炒めて海老の旨味を閉じ込めてから空芯菜と一緒に強火で手早く炒めます。手順は簡単ですが、空芯菜がシャキッとしていて、海老に旨味が閉じ込めてあったら言う事無しです。味付けは、和風なら醤油、中華なら胡麻油を加える、タイ風ならナンプラーで炒める。洋風なら塩・胡椒でソテーする。と、こんな感じに変化を楽しめます。
余談ですが、今日は、この炒め物にセンレック(タイの麺)と一緒に炒めてパッタイ(焼きそば)にしようとしたのですが、
タイのビーフンに高濃度のアンモニウムミョウバン☛NewsClip
あと、大きいのはこの不祥事ですか
【事故米不正転売】当初から食用に転売目的か 三笠フーズ、採算割れ価格で汚染米を集中購入 ☛MSN産経ニュース
の記事を読んで、しばらく使用を控えます。最近食品関係の不祥事が続いてとても嫌ですね。ここでも大事な事は、わかる範囲でお知らせしていこうかと思います。
材料
- 無頭ブラックガイガー・・中6尾
- 空芯菜・・100g
- にんにく・・1片
- 塩・胡椒・・少々
- ナンプラー・・大さじ1
海老の下味調味料
- 酒・・小さじ2
- 塩・・小さじ1/4
- 片栗粉・・小さじ2
作り方
- 空芯菜は水に浸してシャキッとさせ、5cm幅にざっくり切る。
- 海老は殻を剥いて、背腸を取り除き、下味付けの調味料にしばらく浸ける。
- フライパンで炒め油を熱し、潰したにんにくから香りを出し、海老を炒めて8割方火を通し一度引き上げる。
- 続けて空芯菜を強火で炒め、油が回ったら海老を戻して塩・胡椒を軽く振って炒め合せる。
- 全体が混ざり合ったらナンプラーを加えて、炒め合せて出来上がり♪
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