鶏のから揚げ:ちょっと分類整理
鶏のから揚げは、アレンジが沢山あっていろいろ迷いますが、大きくは2つに分かれると思います。下味をしっかりつけて、揚げ衣となる片栗粉を混ぜ込んで揚げるタイプと。あっさりした下味をつけて、食べる時にソースをつけながら頂くタイプでしょうか。
前者は、味付けの変化を楽しめますね。一番多いのが、生姜とにんにくをベースにしょうゆ味ですか。私はほかに五香粉を効かせたり(☛参照)、キムチ風味にしたりします。実は、ケンタッキーのそっくりさんだって作ります(☛参照)。後者のソースをつけるタイプは、ケッチャップ系、マヨネーズ系、醤油系ソースなど、いくらでも思い浮かびますね。
昨夜は、どっちにしようか迷ったのですが、揚げる分量が少ないのでソースをつけて食べるにはちょっと持て余してしまう感じになるので、下味をしっかりつけて頂く時にレモン汁でもかけて頂こうと思いました。で、衣ですが、片栗粉にしっかりした味をつけるのが普通の方法ですが、ちょっとここに変化を持たせるために、
Yokiのキャッサバ芋(=マンジョーカ芋)の味付け粉、ファローファを衣に揚げてみる事にしました。結論から言うと、大正解だったのです。このファローファはブラジル人などは、バーベキューで牛肉を食べる時に、直につけて食べます。豚肉のベーべキューは聞いたことがないので、基本は牛肉向きなのかと思います。わずかな塩味とガーリックや胡椒が効いたこの顆粒状の粉を、下味をつけた鶏肉にまぶして揚げるという案です。
余談ですけど、数年前に中学生のバスケ部員と焼肉会をした時に、この粉を「魔法の粉」と称して塩コショウ味の焼肉に付けて食べさせたら、食べる食べる。随分だってから「何処で売ってます?」と数人の親から聞かれたくらいでした。
この粉をまぶして普通に揚げただけですが、香ばしくて粉自体の味が程よく絡んで、グッドでした。ちょっとした思い付きのこの方法は、鶏から揚げの三番目の方法にしようと思います。
使用した部位は胸肉(手羽)ですが、脂が多く細い繊維が沢山集まっているもも肉はから揚げの定番ですね。S&Bのガーリック(☛参照)とジンジャーパウダーは(☛参照)、混ざり気がなく、リアルな風味は期待を裏切らないと思います。このパウダーを少し多めに、塩と胡椒をしたら、肉を軟らかくするためにオリーブオイルを絡めて30分ほど寝かします。胸肉とはいえ、大変柔らかい食感を楽しめますよ。
- 鶏胸肉・・350g
- キャッサバ粉・・カップ1/2
- 揚げ油
- 付け合せの野菜・・適宜
下味付け調味料
- ガーリックパウダー・・小さじ1
- ジンジャーパウダー・・小さじ1
- 塩・・小さじ1/2
- 胡椒・・適宜
- オリーブオイル・・大さじ2
作り方
- 鶏肉は皮をつけたまま一口大に切る。
- 下味付け調味料を書いてある順に加えながら混ぜ、30分寝かす。
- 揚げ油を180どに予熱し、キャッサバ粉をまぶして揚げる。
- 付け合せの野菜と一緒に盛り付ける♪
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