2008-08-24

貧乏くさくてアレな感じの:千切り豆腐とブナシメジのアレンジスープ

 涼しくて過ごしやすいのでありがたいのですけど、こんなに急に夏らしさが早く遠のいてしまうというのはどうした事でしょう。逆に気象が異常なのでしょうか。
 涼しくなったらやらなくちゃと思っていた換気扇の大掃除に取り掛かり、奮闘する事2時間。実は外側のシャッター部分に取り掛かったのですが、これを外して丸ごと掃除したのは初めてでした。内側の部分のフャンとその周辺の枠や、油を吸着させるネット状のフレームは、取り外しも簡単ですし、ちょくちょく掃除します。外側というのは、その汚れに気づいていてもどちらかというと、見て見ないふりをしていて、できれば「いつかアレは買い換える」くらいに思っていました。特にうちのキッチンは、二階部分に位置していて、簡単に取り外しできるとは思ってもいませんでしたし。この掃除の件は、夫に振って、いつかやってもらうか、買い換えて取り替えてもらうか、いずれにしても何らかの形で決着をつけてもらうつもりでした。私ではなく。そのことを話す前に、うっかり私が「取り外しは簡単ではない」というような事を漏らした為に、逆に夫の闘志に火をつけてしまう結果となってしまいました。なんだかいつもとは違って、軽い調子で手を伸ばして、取り外しの要領を説明したかと思うと、難なく外してしまったのです。しかも、今度は逆に私に「これ外したし、これから掃除するんでしょうね」と念を押されてしまいました。これって、陰謀だったのか。前振りが長くなってしまいますが、だって、真っ黒の油の塊が隅々までびっしりで、細部の掃除を想像すると、できればやりたくないし、やらずに済ませてしまいたくもなります。ね、分かるでしょう。
 ところが、このような姿になってしまった換気扇を何とか楽に掃除できる方法はないものかといろいろな洗剤や、通販の例の、面白いくらいにぺらっと剥がれるような魔法のような液体など、この歳になるまで何種類か購入して試しています。残念ながら、実に良く落ちると思ったものは無いです。宣伝が嘘を言っているという訳でもないのですが、汚れの度合いの違いかも知れませんが、マメに掃除するファンですら期待したようには落ちませんでしたね。その点、在来工法と言ってしまってもいいのかもしれませんが、石鹸由来の粉石けんで掃除するのが一番かな、です。換気扇にこびり付いた油は、料理によって舞い上がった油に酸素が結合した脂肪酸に変化しています。石鹸の成分は、簡単に言うとこの脂肪酸が原料になっているため、油と相性がよく、油を溶かしてしまいます(参照)。因みに廃油石鹸がダントツ。このことは昔何かで知って以来、ずっとこの方法でレンジ周りなども掃除してきました(参考)。ですが、この方法よりももっと素晴らしい方法があるのならと期待して、TVのコマーシャルに乗ってしまったりしたのです。ネットの知り合いの建築屋さんに、この手の雑学でも持ってはいないかと尋ねましたが、返事は「重曹かな」と。重曹も落ちますが、経験則では洗濯石鹸以下です。私の知る最強の方法は、顆粒状の洗濯石鹸をちょっと濡らした布に直につけて、汚れ部分を擦るだけです。細部は、使用済みの歯ブラシなどで擦ります。油が溶けて、粘りが出始めるまでは、これにしばらく時間を要しますが、溶け始めるとそれがどんどん連鎖して、水で洗い流せるまでになります。
 昨日の午前中は、このようないきさつで、2時間があっという間に楽しく過ぎてしまいました。でも、もっと楽をして、できれば1時間くらいの掃除作業にしたいです。ここをご覧の方で、私が試した方法よりも優れた方法をご存知でしたら是非、伝授してくださいませ。お知らせをお持ちしています。因みに私が使っている廃油石鹸を買うのは、ここです☛
 お掃除の様子を画像でお見せしたいくらいですが、これから温かい豆腐のスープのレシピを書く手前、やめておきますね。
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 話は飛びますが、寒いくらいの日には温かいスープが落ち着きます。と、言う事で、これもアレンジで、素早くできる美味しいスープです。
鶏の胸肉をビックル液に浸して、丸ごと蒸すとハムのようになるので、我が家ではめったにハムを買うという事はありません。その頻度で、副産物の「蒸し汁スープの素」も出来上がります(☛レシピ参照)。鶏を蒸した後、キッチンペパーを笊に敷いて、良く冷ましたスープをこれで綺麗に漉します。後は、少し水を足して丁度いい塩加減にするだけで美味しいスープが出来上がり、好みの具を入れるだけです。
 昨夜は、木綿の豆腐を千切って、長葱、ぶなシメジ、若布を散らしてとろみを付けました。

材料

  • 鶏の蒸し汁・・300cc
  • 水・・500cc
  • 木綿豆腐・・1丁(450g)
  • ブナシメジ・・1パック
  • 長葱・・適宜
  • 若布・・適宜
  • 水溶き片栗粉・・片栗粉大さじ2と同量の水

作り方

  1. 鍋に蒸し汁スープと水を入れて中火にかける。
  2. スープが温まるまでに、若布を戻して細かく切り、葱は小口に切る。
  3. ブナシメジは小房に切り離す。
  4. スープが煮立ったらブナジメジと豆腐を一口大に千切って加え、再度煮たってきたら片栗粉でとろみを付ける。 片栗粉を加える時は、スープを回して動いている状態で加え、お玉などで絶えず混ぜるとダマにならない。
  5. 続けて若布と葱を加え、2分間煮込んで出来上がり♪

 片栗粉を加えてから最低2分煮ると、片栗粉の分子が水を充分含んで、滑らかなとろみがつきます。(マメ知識)

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コメント

ねえさん、⊃`ノ二千ヮ...φ(´ー`*)。
高知もずいぶん涼しくなってきました。
ビックル液を作るときの大蒜2片は皮をはいでそのままですかな?つぶしたり、刻んだりはしなくていいですか?
そろそろ、スープが飲みたくなる季節に高知も突入しそうです。

投稿: まるちゃん | 2008-08-24 12:07

まるちゃん、こんちは。
これは失礼しました。「包丁の柄で潰す」と、追記しました。
昨日は寒いねっと言うほどでした。また、明日から少し暑さが戻るらしいけど、スープの塩分なども大変美味しいく感じるので、やっぱりそろそろいい時期ですね。
一石二鳥のこのスープはお勧めですよん♪

投稿: ゴッドマー | 2008-08-24 15:33

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