きんきんに冷やした冬瓜ととうもろこしのスープ
今年始めての冬瓜のスープです。名前の通り、これから冬まで大事に取っておいて、冬に冬瓜スープにしたって全然いいわけですよ。そう思って取っておこうとは思うのですけど、今まで一度も実現させたことが無いです。なんとなく夏だけで満足してしまうのですが、冬に食べたくなった時にちょっと後悔します。
きんきんに冷やしてつるっと頂くと、体が冷やされてしばらく気持ちが良いものですからつい食べてしまいます。ちょっと意外かも知れませんが、とうもろこしが冬瓜のスープに大変合います。そして、皮を剥いた時に出てくる髭の緑色の部分を取っておいて、みじん切りにしたものを香り付けに加えるのをお勧めします。ほんの少しでいいのですが、驚く程とうもろこしの香りが強くなるんですよ。夏の真っ盛りに冬瓜ととうもろこしの冷たいスープは最高です。
時間さえあれば短時間の加熱でゆっくり冷ますというだけで軟らかく、しっかり味がしみ込んだ冷たい冬瓜スープが出来上がります。そして、肝心なことは、表面の皮をもったいないと言わずにしっかり剥くことです。この皮むき如何で、喉越しのよい冬瓜になるかどうかが決まってしまいます。ピーラーなら同じ場所を2回から3回剥くとほぼきれいに剥けます。下茹では2リットルの水に対して大さじ1程の塩を加えて水から茹で始め、5分したら火を止めて、後はゆっくり冷まします。冬瓜が透き通ってから好みのスープに加えて一煮立ちしたあとゆっくり冷まします。
とうもろこしは蒸して火を通してから、粒をきれいに取ってしまいます。粗く刻んでから加えます。昨日は今年始めてのとうもろこしの味はどうかな?と、剥きながらお味見をしたら、それが甘くて美味しくてつい食べ過ぎるところでした。また、このとうもろこしの実を取るのが面白くて夢中になります。昔のことでもないのですが、何故かとうもろこしの実を取る時は、懐かしい気持ちになります。こんな風に思うのは私だけじゃないと思いますよ。
それから、スープはやはり癖のない鶏ガラがお勧めです。ローレルを一枚入れて塩と胡椒だけのシンプルなスープが冬瓜ととうもろこしには一番合うような気がします。
材料
作り方
- 下処理しやすいように冬瓜を適当な大きさに切って、縦に二つ割にする。
- スプーンで種をえぐり出し、筋が無くなるまで表面の皮を剥く。
- 水1リットルに塩大さじ1を加えて冬瓜を水から茹で始める。沸騰後5分で火を止めてそのまま自然に冷ます。
- その間に、とうもろこしの皮を剥いて蒸す。髭はとって置く。
- はじめ、2~3列実を取り除いて、その後は親指の腹を当てて一列ごとに実を剥ぎ取る。
- 鶏がらスープに髭のみじん切りと、粗く刻んだとうもろこし、下茹でした3の冬瓜を加えて一煮立ちさせ塩、胡椒で味を整える。
- 火を止めてそのままゆっくり冷まし、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷たくして出来上がり♪
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コメント
こんにちは、ねえさん。喉越しも良い、すずしやかな一品ですね。とうもろこしの髭を入れるのも初めて知りました。最近はゴールドラッシュという品種が人気らしいです。まる
投稿: まるちゃん | 2008-08-05 12:17
まるちゃん、こんにちは。な、なに!ゴールドラッシュですとっ!またすんごい名前をつけたものですねー。人が沢山集まるのでしょうか?
髭は一番とうもろこしの香りが強くて香り付けには最高です。
来年はとうもろこしを作るのもいいかなとか思いました。畑が狭いのでどうかなとは思いますけど。
ま、冬瓜頑張ってください!
投稿: ゴッドマー | 2008-08-05 12:48
冬瓜ですか。あの喉越しや歯ごたえがとても好きなお野菜の一つなのですが、なかなかおうちではしないんですよね。
和食を食べに行って冬瓜が供されると、あぁ、夏なんだなと季節をとても感じます。
投稿: tomo | 2008-08-06 16:28
tomoちゃん、冬瓜は夏ですよね!一皿冷たい冬瓜を食べるとほんとうにしばらく体が涼しくなりますよね。冬瓜にはよく鶏の挽肉やらであんかけにしますが、とうもろこしもさっぱり 美味しかったです。私は好きかな。
投稿: ゴッドマー | 2008-08-06 17:28