2008-08-21

春雨の中華風和え物:懐かしいトマトとの再会

 長い間のささやかな夢が遂に昨日叶いました。言うのが恥ずかしいくらい些細な事なのですが、畑で熟したトマトを丸かじりしたことです。
 私の記憶では、私が小学生の低学年の頃が最後に丸かじりをした記憶の最後だったと思います。私の生まれは長崎で、父の仕事の関係で現在の実家のある埼玉県に引っ越してきたのですが、その当時は借家で住まいで、大家さんが広大な土地を持つ農家でした。住んでいた家というのも、畑が家の直ぐ裏に広がっていて、防風林のように植えられたヒバの木がその境にありました。この裏の畑に植えられる作物はいろいろだったのですが、中でもトマトが忘れられません。最盛期を過ぎてしまうと木に生ったトマトがほったらかしになっているのが不思議だったのを覚えています。この時期です、「食べてもいいよー」と、大家さんから声がかかるのです。片付けられてしまうまでのつかの間でしたが、そのトマトが生温くて、甘く酸っぱく、美味しいのです。本当に忘れられない美味しさでした。当時の畑で、どのようにトマトが実っていたかは、この懐かしい味と共に脳裏に焼きついています。
P8200004_2
 このトマトの懐かしさが、今年私が畑を始めた機動力と化したのも事実です。あ、and食いしん坊根性ですけどね。何とかあの懐かしいトマトを畑で食べたいものだと、トマトの苗木を買う時も、流行りの甘いトマトではなく、在来種を買い求めたのです。今のトマトと違って、形は大小さまざまで、大きな実の傍ではそっちに栄養を取られてしまうからか、小さな実がひしめき合って生っていますし、調整をするために花を摘んだりしませんので、ばらつきはあります。でも、でも立派な私のトマトちゃん、チュ!っというくらい、その実がついた時は嬉しくて、赤く色づくのを今か今かと待っていました。最初に赤く熟した実は、実はカラスに食べられてしまったのです。食べ散らかした残骸にがっかりして、早速ネットを張り巡らしたのですが、ほんとうは、多少あげてしまってもいいと思ったのですよ。鳥に一粒、大地に一粒、人間に一粒の気持ちだとお隣のおばさんに話したら、「そんな事をお宅だけがやったら、お宅のトマトは全滅しちゃうよ」と。ふーん、然りなことです。周囲はどこもネットをかけていました。うちだけネットを掛けないと、うちのトマトは全部カラスの餌になります。ここでアドバイス通りにネットを掛けたのが正解でした。それが7月の終わりでした。
 昨日畑で赤く染まったトマトを見るなり、「もういいよ」という声がしたようでした。ああ、こんな日が本当に来るなんて!と、感激でした。記念に一番大きなトマトの写真を撮りました。大きいだけが自慢と思ったらとんでもない。食べてみたら小さなトマトと変わらない美味しさで、夫も驚いていました。
 なんですか、こういう感激的なことを味わうと、「冥土の土産」とか言いますよね。正にそのような感じです。至福の喜びです。市内の友人が、このブログを読んでいて、楽しみにしているのはわかっていますから、もう少し収穫できたら届けようかと思います。待っていてね、冥土の土産を届けますよ。
P8200014
 トマトと合わせて食卓に一品、夏野菜の中華サラダです。キューリと中国春雨の量が同じくらいだと食感としてもいいバランスだと思います。それに錦糸卵、ハム、ザーサイをキューリと春雨の半分量で混ぜ合わせるというように覚えておくと言いと思います。キューリはなます切りにしたら塩水にさらしてよく絞ってから最後に和えます。こうする事で、時間が経っても味が薄まらないようにします。薄焼き卵も、薄く均一な厚さに作るには、中華鍋を熱して油を塗る程度に伸ばして、溶き卵を一気に流し込んで鍋をグルグル回します。鍋に貼り付けるように回すうちに直ぐに火が通り、大きく薄い卵が焼けます。ザーサイは、塩辛くつけた本格的なザーサイを使用しますので、薄くスライスして水に1時間ほど浸して塩抜きします。抜き過ぎないように、ほんのり塩味が残っているくらいの程度で引き上げます。

材料20080112041541

  • 中国春雨・・50g
  • キューリ・・1本(100g)
  • 卵・・1個
  • ロースハム・・5枚(50g)
  • ザーサイ・・50g

合わせ調味料20080112035817

  • 米酢・・50cc
  • 砂糖・・大さじ1(15g)
  • 塩・・小さじ1(5g)
  • 醤油・・大さじ1(15g)
  • 胡麻油・・大さじ1(15g)

ザーサイの購入先☛参照

作り方

  1. 一時間前にザーサイをスライスして水に浸して、塩抜きをしておく。
  2. 中国春雨をボールで熱湯をかけまわした後、蓋をして5分蒸らし笊にとる。
  3. キューリは斜めに薄くスライスして寝かし、更に細く千切りにし(なます切り)、水200ccと塩小さじ2の塩水に5分さらして、固く絞る。
  4. 卵を良く解きほぐし、熱した中華鍋に油を薄く塗って一気に流し込み、鍋を回して薄い卵焼きを作る。
  5. 1のザーサイとハムを千切りにする。
  6. 冷めた卵焼きは半分に切って、三日月型にしたら長い方向を丸めて端から細く千切りにする。
  7. 合わせ調味料を小さなボールで合わせてる。
  8. 刻んだ材料を全て一緒にして、合わせ調味料を加えて味を馴染ませて出来上がり♪

|

コメント

美味しそうなトマトちゃん!うちのトマトはもう無いので、無くなったらよけいに食べたくなってしまいますね。一番乗りのカラスくん、お腹に「まるちゃん」と書いてませんでした?www。春雨でチュルチュルっといいですな~。我が家でも中華鍋やウーさんの鍋、活躍しております。( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!BYまる

投稿: まるちゃん | 2008-08-21 10:22

まるちゃん、おはよう。
トマトの大御所から、嬉しいコメントです。畑を作ってみて思うけど、いろいろな虫とか鳥の事を憎めないのですよ。おかしなもので。なんかうちに来る奴、おいで~。見たいな感覚ってあるんだけどね。まるちゃんちのトマトと入れ替わりに、ちゃんと実る頃まるちゃんのところのトマトが終わるように帳尻が合っていますね^^

ウーさんの鍋ができない事は、長時間空焚きです。ウーさんのお鍋はなくてもいいけど、あると殆どの料理が出来てしまうし・・・。なんとなく両方捨てがたいですよね。最近のまるちゃんのご飯は大変美味しそうに盛り付けてあるし、とうちゃまからの点数も稼いでいるでしょう?

お道具もバッチリ増やして、せいぜい楽しまなくては!!ね(^^)v

投稿: ゴッドマー | 2008-08-21 10:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/516876/42227427

この記事へのトラックバック一覧です: 春雨の中華風和え物:懐かしいトマトとの再会: